『劇場版 ハイスクール・フリート』キャストリレーインタビューVol.2 黒瀬ゆうこさん|『はいふり』は私の人生を変えた感謝してもしきれない作品
ココちゃんとミーちゃんがまた仁義なき映画を撮っています!
──劇場版をやると聞いた当時の感想はいかがでしたか?
黒瀬:聞いたと言うか、横須賀のイベントに出ますよってなった時に台本をいただいたんですけれど、台本を読み進めていったら最後に”劇場版製作発表”って書いてあって……。
すごいびっくりしました。でもようやく続編が決まって嬉しいなっていう気持ちもありましたね。
私はOVAで主役をさせていただいたのもあって『はいふり』のアニメシリーズが終わった後もイベントに参加させていただいていたんです。そのたびにお客さんの目が”新展開くれ!”って言っていて、それがずっと分かってるけど「私たちもわかりません……!」みたいな感じで何も言えないのがただ申し訳なくて。
それもあったので「劇場版ができる」ってなった時にファンのみなさんに報告することがやっとできてよかったってなりました。
──今作では文化祭と体育祭を行う「競闘遊戯会」が開催されますが、見どころやお気に入りポイントなどありますか?
黒瀬:いろんなメンバーがいろんな場所でいろんなことをしているので、ココちゃん(黒瀬さん演じる納沙幸子のあだ名)中心で言わせていただくと、ココちゃんとミーちゃん(「アドミラルシュペー」副長・ヴィルヘルミーナのあだ名)が映画を撮っています。
ミーちゃんの初監督作品らしいんですけれど、仁義ない映画を二人で撮っていて……。前回の赤道祭(TVシリーズ第10話に登場したお祭り)だとココちゃんが無理やり艦橋メンバーに仁義のないお芝居をさせていたんですが、今回はクラスのメンバーを引っ張っていて、受け入れられてて嬉しいなってなりました 。
──「競闘遊戯会」にちなみ、黒瀬さんご自身の文化祭・体育祭の思い出はなにかありますか?
黒瀬:真面目な感じの女子校だったので、出し物とかも結構真面目な感じだったんですよね。
ただ、文化祭で怖い話を作って上映しました(笑)。音声だけだったんですけど、怖い話を教室で流すというのをやりましたね。
──まだ発表されてない部分も含めて、映画全体のみどころや個人的な見どころやおすすめポイントなどはいかがでしょうか?
黒瀬:やっぱり可愛い女の子がわいわいして楽しい前半と、キリッとしまる後半の一粒で二度おいしいみたいのが今作の魅力ですかね。
ココちゃんとしては、艦橋メンバー以外と絡んでいるのは、OVAではもちろんあったんですけれど改めて新鮮だと思いました。