『劇場版 ハイスクール・フリート』キャストリレーインタビューVol.2 黒瀬ゆうこさん|『はいふり』は私の人生を変えた感謝してもしきれない作品
「信濃では何が起きてるんだ!?」
──新キャラクターも多数登場しますがまずは大和・信濃・紀伊の艦長・副長について、気になったキャラクターはいますか?
黒瀬:私は広島出身なので呉の大和は「ようこそ呉から」っていう感じはありますね。
あと信濃の2人(「信濃」艦長・阿部亜澄、「信濃」副長・河野燕)がブラック企業ばりにクラスメイトを働かせているっていう設定があって、あだ名も「あず社長」とかなんですよ。
ブラック企業とかブラックバイトとかってここ2~3年で聞くようにになった言葉じゃないですか。時事を反映していて面白いなって思いました。船の中にもブラックとかあるんだな~って。
船乗りって24時間体制で、高校生が働くにはそもそもブラックすぎる環境なのに、その中でさらに”ブラック”で言われるって事は「信濃では何が起きてるんだ!?」ってすごい思いました。
──本作のキーパーソンであるスーちゃんについてはいかがでしょうか。
黒瀬:みんな船で一緒に同い年の子達といる中で、年下っていうのが不思議な存在感がありますね。キャラ的にはすごい素直で純粋で真っ直ぐで、だからゆえに大人が気づかないドキッとしたことを言う子だな……と。とにかく不思議な存在感ある子というイメージです。
──『はいふり』は横須賀の街でたくさんイベントやコラボを行っていますし、今回は作品内でもお祭りをやっていますが、次コラボやお祭りするとしたらどんなことをしてみたい、もしくは見てみたいですか?
黒瀬:映画で言うと前売り券の手売りがしたいです(笑)。ファンの方すごいアツい方が多くて、イベントとかでよく来てくださる方だと「いつもの人だ」みたいなのを私はなんとなくですが覚えているんですよね。
せっかくなので一人一人とお話する機会が欲しいなーって思っていて、お渡し会とかやってみたいですね。あとは、呉に横須賀女子海洋学校のモチーフになった場所があるんですよ。そこでイベントとかもやってみるのも面白そうだなって思いますね。