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冬アニメ『へやキャン△』花守ゆみり×原紗友里×豊崎愛生 鼎談

冬アニメ『へやキャン△』花守ゆみり×原紗友里×豊崎愛生 鼎談|モデル地巡り推進!今度はお散歩感覚で行けるところも!

2018年の冬にスタートし大ヒットとなったTVアニメ『ゆるキャン△』(原作:あfろ)。冬のキャンプがテーマなので、大自然の美しい景色が描かれた映像からは寒さも感じられましたが、焚き火の音や流れるBGMからは暖かさも伝わり、心にジーンとくる作品に仕上がっていました。

そして、そんなアニメ本編のED曲(「ふゆびより」佐々木恵梨)と切ないBGM(「ゆるキャン△のテーマ」)が流れる予告の間に挟まった、付録アニメだった『へやキャン△』が、ショートアニメとして2019年1月より新たにスタート!

今回は、『へやキャン△』の魅力を、野クル(野外活動サークル)のメンバー、各務原なでしこ役・花守ゆみりさん、大垣千明役・原紗友里さんと犬山あおい役・豊崎愛生さんの3人に語っていただきました。

予想していなかった第2期と劇場版、そして、想像もしていなかった『へやキャン△』開始

――『へやキャン△』がスタートすると聞いたときはいかがでしたか?

原紗友里さん(以下、原):最初に知ったのは一昨年の10月にあった『ゆるキャン△』のイベントだったんですけど(※2018年10月7日『ゆるキャン△ 秘密結社ブランケット入団説明会 2018 Autumn』にて、TVアニメ第2期&ショートアニメ&映画版の公開が発表された。)、その時はびっくりしたし嬉しかったです。

しかも隣で花守ゆみりちゃんが感動して涙を流していて、それに感動して、絶対に『ゆるキャン△』の2期は成功する!と確信しました。

第2期と映画版はすごい!と思ったけど、『へやキャン△』に関しては、正直まったく予想していなかったので、『へやキャン△』?って少し思いました(笑)。

花守ゆみりさん(以下、花守):原作を読んだりアフレコをしているときから、なんていい雰囲気の作品だろうと思っていて、録っている間も自分が一番癒やされていると思っていたので、アニメが終わったときはすごく寂しかったです。

そんな素敵な作品に携わらせていただいた感動を胸に大団円を迎えるべく開催されたイベントだったので、続編が発表されたときは、本当にいろいろな人に届いたのだなって実感しました。

そして「へやキャン△」が放送開始するタイミングで実写ドラマの『ゆるキャン△』も始まるんですよね。個人的にはリンちゃんを福原遥さんが演じるのがとても楽しみなので、いろんな『ゆるキャン△』を届けられてすごく嬉しいです。

豊崎愛生さん(以下、豊崎):私もイベントのときサプライズで発表されてびっくりしました。

アニメをやっているときは続編があるというのも決まっていなかったので、放送後の反応だったり、皆さんが実際にキャンプ場に遊びに行ってくれたり、舞台になった街を盛り上げてくれたり、いろんな力が加わっての決定だと思いました。

キャストとしても思いが通じたという気持ちで、すごく驚いたんですけど、まずは感謝だなと。

私自身も大好きな作品で、もともとキャンプが趣味だったので、関西弁だし絶対に犬山あおいちゃんをやりたい!と思ってオーディションを受けました。終わっちゃうときは寂しかったんですけど、まだまだあおいを演じられるのだと思うと嬉しいです。

――こちらとしては、当然次はあるだろうというくらい盛り上がっていましたが、それはあまり感じていなかった?

豊崎:いいねとは言ってくれていたのですが、『ゆるキャン△』ってストーリーの中にドラマがすごくあるわけではないじゃないですか。クライマックスがここ!みたいなことがいい意味でないので……。

花守:それでいてキャンプに対して専門的に扱っている作品だったので、見る人を選んでしまうのではないかという勝手な印象もありました。だからこんなに幅広い人が楽しんでくれて、なおかつキャンプの入り口にもなっていると聞いたときは驚きました。こんなに反響をいただいているんだって。

豊崎:私のアニメ好きの友達が、『ゆるキャン△』すごくいいねって言ってきて、歴代のパッケージ売上枚数を見せてくれたんです。それを見て、そうなの!って思ったくらいで。ヒットしていることを周りの友達から聞いて知りました。

原:アフレコの段階では、その反響も私たちの元には届いていなかったんですよ。

豊崎:ある意味我が道を行く作品だったからね。

原:だから知らなかったんです。流行ってることを(笑)。

花守:深夜アニメだけど、その時間帯の作品はあまり見ないだろうなってファンの方からもお手紙をもらったりもしました。我が子と一緒に観ていますとか、(志摩)リンちゃんとなでしこごっこをしていますとか。その時、子供にも観て頂ける作品になったんだなぁって嬉しかった思い出があります。

豊崎:『ゆるキャン△』が始まった年って、空前の猫ブームとキャンプブームと言われていました。

その中で『ゆるキャン△』って、これまでなかったキャンプを題材にした女子たちの青春物語という感じだったので、そういうタイミングもあっただろうし、原作の力もすごく強かったですし、アニメスタッフのみなさんのとんでもない情熱……実際にロケハンという名のキャンプをして、いつの間にかプロキャンパーになっていたという情熱(笑)、そしてゆみりちゃんが座長として引っ張った音響チームの力が合わさった作品だったなと思います。

それがアニメ・キャンプ・飯テロが好きな方々のわかる!わかる!という共感力、“わかりみ”に繋がったというか。私、結構いろんなジャンルのオタクだと自分で思っているので、その気持ちがすごくわかったんですよね。

(C)あfろ・芳文社/野外活動委員会
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