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冬アニメ『ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。』福山潤&櫻井孝宏ロングインタビュー

冬アニメ『ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。』福山潤さん×櫻井孝宏さんロングインタビュー|キャスティングが意外だった!? 想像できないオチがかなり面白いドタバタコメディ作品

TVアニメ『ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。』(通称:ぼくはか)がTOKYO MXほかで2020年1月12日(日)より放送がスタート!

本作は、超ツッコミ気質のためツッコミ待ちな人間が大嫌いな高校生・小雪芹と、全てがツッコミ待ち要素でできている最強中二高校生・花鳥兜を中心に繰り広げられる男子高校生コメディです。

これまでに単行本(現在11巻まで発売中)やドラマCDが発売され、ドラマCDのキャストが続投することが決定しています。

そこで、小雪芹役の福山潤さんと花鳥兜役の櫻井孝宏さんにインタビューを実施! キャスティングに意外性を感じたという2人のキャラクターに対する見方や、同じ業界で長い付き合いのある2人ならではのエピソードまで、たっぷりと語っていただきました。

キャスティングに意外性を感じた

——ドラマCDからのキャスト続投ということで、TVアニメ化が決定したときの感想をお聞かせください。

福山:最初は嘘だな、と思いました。

櫻井:(笑)。

福山:ドラマCDからアニメ化するときは、キャストが変わるのが僕らの業界では当たり前になっていて、ドラマCDの収録も4年ぐらい前ということもあり、アニメ化になってそのままキャスト続投ということに正直びっくりしました。

櫻井:僕も同じです。やっぱりアニメ化は作品が人気だからこそ実現できるものなので、気持ちを新たに頑張ろうと思いました。このノリはなかなか久しぶりですし(笑)。

一同:(笑)。

福山:若手の頃から小雪や花鳥のようなキャラクター性のものを僕も櫻井さんもやってきましたが、4年前のドラマCD収録時は、ポジション的にだいぶズレてきた時期だったんです。

僕だったらもうちょっと大きめの男の子の役を演じることが多くて、小雪のような小ぶりでツッコミ気質の子をあまり演じなくなってきた時期で。

櫻井さんも少年よりも青年役としてご一緒することが多い時期でしたので、今の時期にこういうキャスティングでドラマCDをやるんだな、と意外性を感じたのを当時覚えています。

櫻井:うんうん。

福山:当時は“(小雪のような役を)僕に任せていただけるんだな”という印象を強く感じていたので、TVアニメ化になって続投になることが意外で。

今、才能を持っている若手がたくさんいるので、僕じゃなくて若手に任せるという話も出るだろうになぁ、と結構クレバーに考えていたところもありました。

——キャスティングに意外性を感じたとのことですが、なぜキャスティングされたと思いますか?

福山:そこはもうプロデューサーや原作の先生に聞かないと分からないです。でも、僕の場合、ツッコミキャラを若手の頃にやっていたので、それが理由なのかもしれません。

ただ、どちらかというと、僕はスパッと鋭角にツッコンでいくキャラクターを演じることが多くて、心の中でつっこむ小雪の場合、相手にぶつけているようでぶつけていない間接的な部分がミソになっていると思います。

それも含めて、キャラクター性というよりもスピード感やテンポ感のほうを買われてキャスティングされたのかな、と。

——櫻井さんはどうでしょう?

櫻井:僕は福山くんのバーターです。

福山:(笑)。

櫻井:ご相伴にあずかりました(笑)。

——ドラマCDとTVアニメで何か演技に変化はありましたか?

福山:ツッコミだったらボケの言葉尻を取ってかぶせるようにセリフを言うやり方がドラマCDではスムーズにいけますが、僕はモノローグツッコミをする側なので、加工を入れたり、実際にダイアログでかけ合っているわけではないので、絶対にセリフはかぶってはいけないという大前提があります。

ちゃんとしっかりと相手のセリフが終わってから出なきゃいけないということが何気に難しいことなんだとドラマCDの収録時に感じました。

そこはアニメーションでも変わりませんが、今回ほぼ100%絵を作ってくれた状態でやらせていただいているので、ドタバタコメディとしては大変ありがたい環境を整えていただいています。

絵のタイミングがしっかりあるので、ドラマCDのときよりもとてもやりやすいです。

櫻井:映像ができあがっていたのは本当にありがたかったです。想像で埋めるには難しい部分があるので、僕らにしてみればすごくやりやすいですし、楽しむ余地も出てきます。

福山:出来上がりを自分たちの中で共有しながらできるのは、本当に助かることなんです。ある程度できていないと“結果こうなります”という部分を情報で補完して自分たちでやっていくことになるので、絵が100%できていると、なかなかノリだけでいけない部分の差し引きが肌感覚でできますし。

また、演出の差し引きも加味されて確信を持ってできるので、制作環境においてはありえないぐらい良い環境にしていただいています。

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