『劇場版 ハイスクール・フリート』キャストリレーインタビューVol.5 Lynnさん|アニメ本編ではなかったましろと明乃の距離感に注目
アニメ本編ではなかった二人の距離感が新鮮でした
──今作では文化祭と体育祭を行う「競闘遊戯会」が開催されますが、見どころやお気に入りポイントなどありますか?
Lynn:それぞれのキャラクターの得意なところだったり、こういうのが好きなんだっていうアニメ本編では描かれていなかった深掘りがされているんです。それぞれのキャラクターファンの皆さんに楽しんでもらえると思います。
個人的にはメイタマ※の漫才が(笑)。アフレコでも息が合っていて、この二人のコンビは本当にすごかったですね。テストも良かったんですけれど本番はさらに良くなっていたので「おー!」と(笑)。
──ましろ的にはいかがですか?
Lynn:ましろは明乃と一緒に晴風クラスの出し物を見て回るのですが、それを回っている時の二人が夫婦みたいでした。
家族を一つ一つ目で確認していくところが、アニメ本編ではなかった二人の距離感になっていたので、演じててすごく新鮮でしたね。
あと、今回も仁義ない感じの小芝居があるのですが、そこでちょっとだけましろも参加しているので……お楽しみに(笑)。
──「競闘遊戯会」にちなみ、Lynnさんご自身の文化祭・体育祭の思い出はなにかありますか?
Lynn:高校の文化祭でクラスごとに演劇をやったんですけれど、そこでヒロイン役みたいなことやりまして。
──おお! すごいですね!
Lynn:脚本係がいて、原作があるお話をアレンジしていました。
私が演じたのは歌手を目指す女性の役なんですが、最後に歌を歌うシーンがあって。それまではスーツを着ているんですが、歌うシーンで黒いドレスに着替えました。
そのドレスは同級生のおばあちゃんが作ってくれたもの。みんなで一丸となって協力しあって本格的に挑んだ演劇だったので、歌うシーンもすごく気持ちよくて、楽しかった思い出がありますね。
最終的には最優秀賞とかそういった表彰もされました。そこで改めてお芝居や歌うことが楽しいなって思いまして、それが今のお仕事につながっている、影響を大きく受けた出来事でもありますね。