この記事をかいた人
- 小澤めぐみ
- 営業職を経験後、記者業務に携わりフリーへ。主に男性声優、漫画、アニメなど浅く広く…今はもっぱら藤沢朗読劇中毒
――作品にちなんで、ご自身がキングやディアンヌのように、過去に戻って選択を迫られた場合、お二人ならどうしますか?
福山:今の記憶を持ったままなら違う選択をすると思いますが、記憶を持たない、人間性が変わらないなら100回やっても100回同じ選択をするかなと思います。
――選択を迫られるシーンと聞いて、どんな場面を思い出しますか。
福山:それはもう言えないことだらけですよ! 察してください(笑)。
――(笑)。一番最近で戻れるポイントだったらどうですか。
福山:難しいですね。僕は現在肯定派というか、過去に戻って人生やり直したいみたいな考えが少しもなくて。
鈴木:僕もそうですね。
福山:本当に小さいことなら「あの時ちゃんと寝てれば」みたいのはありますね。主に風邪ひいた時ですけど(笑)。
鈴木:「あの時ちゃんと温かくしておけば」みたいな(笑)。
福山:「漢方飲んでおけば良かった」、「酒飲まなきゃよかった」とかね。「ゲームの新作買わなきゃ……」とか。
鈴木:我々、人間が小さすぎますね(笑)。
――鈴木さんも福山さんの意見に賛同されていましたが、もし強制的に過去に戻されたとしたらどうしますか。
鈴木:記憶が引き継げるなら、2~3歳児になって「天才」ともてはやされたいです(笑)。
福山:むしろ逆に、しゃべれなくても、文字で「アメリカンスクールに通いたい」とかアピールして、必死に勉強すると思う。英語身に着けるよね!
鈴木:確かに。子供なら勉強内容も、きっと頭に入るしね。
福山:絶対、英語と中国語身に着けるね。で、灘(高校)入るよね!
鈴木:おおー。
福山:……なんで灘限定なんだよ(笑)。
鈴木:(笑)。でも、そういう風に違う人生歩んでみたいですね。
今、自分がやっていることは全部肯定しているので。一つ一つ楽しんで、その結果の今があるので、どうせなら全く違うところに行ってみたいなというか。
両親が引っ越していることもあって、小さい頃に引っ越さないという選択をしていたらどうなっていたかなと考えたことがあるので、最初から全く違う選択からスタートしてみたいという思いはあります。
――最後に、作品を楽しみにしている方へのメッセージをお願いします。
福山:原作、アニメともにクライマックスに向け、ハードに描かれていきます。
原作を読んでいる方は、どのように映像化されるのか楽しみになると思いますし、アニメからご覧になっている方は、今までの謎が明かされていく頃合いになっているかと思います。
ハードな展開に少し疲れたら、楽しかったあの頃(これまでのシリーズ)を見返していただけると幸いです……ということで、「あら、そろそろ年末じゃございませんか」(笑)。
ストーリーはまだ続きますので、皆さんには、ぜひ今シリーズを見届けて、またその先を願っていただけたらうれしいです。
鈴木:『七つの大罪』に携わらせていただき年月も経ちましたが、変わらぬ応援をいただけて本当にうれしく思います。皆さんに一つ一つを楽しみにしていただけることが、自分たちの原動力にもなっています。
この先、ハードな展開が続きますが、それは彼らが乗り越えなきゃいけない壁であり、人間誰しも持っているものでもあります。それを乗り越えるのは簡単にはいかないという、彼らがその先を示してくれるようにも見えます。
苦々しいストーリーもあると思いますが、一つ残らず見ていただいた時に、『七つの大罪』が皆さんの中のより大きな存在に、または違った存在として残ると思いますので、ぜひ最後まで楽しんでいただけたら幸いです。
原作を知っている方も、この後どうなるのかという思いを、我々に届けていただけたらと思いますので、これからも『七つの大罪』をよろしくお願いします。
福山:はい、今のは僕が言ったということにしておいてください。
鈴木:ちょっと!
一同:(笑)。
――ありがとうございました(笑)。
[取材・文/小澤めぐみ]
営業職を経験後、記者・編集業務に携わりフリーへ。男性声優を中心に、漫画、アニメ、外ドラ、BLなど浅く広く好奇心は一人前。飲食、旅行、音楽、(ヘタだが)写真撮影、話を聞くことも好きで、近年の自粛生活は苦痛。最近のお気に入りは『薬屋のひとりごと』『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』。王道モノから西東問わず歴史モノなど“ファンタジー”や“ミステリー”が好物。今はもっぱら藤沢朗読劇中毒
いまだ人と、人ならざるものの世界が、分かたれてはいなかった古の物語。
三千年の時を経て復活した、魔神族の精鋭〈十戒〉との戦いに〈七つの大罪〉は敗れ、メリオダスは死んだ。そして、ブリタニアには暗黒の時代が訪れる。
ディアンヌ、キング、ゴウセルも行方不明の中、リオネス王国に迫る〈十戒〉の魔の手。エスカノールがエスタロッサを退けるも劣勢は続く。
そして、エリザベスが窮地に陥ったその時、圧倒的な力を取り戻したメリオダスが煉獄より復活を果たす。〈十戒〉のグレイロードとフラウドリンは討たれリオネス王国は守られた。
復旧する建物。しかし、人々の恐怖に傷ついた心は癒えない。そして、力を取り戻した事でメリオダスは最凶の魔神と呼ばれた時代に逆行しつつあった。
キャメロット王国を根城にする〈十戒〉の脅威は続く。ブリタニアを魔神族から解放する為、〈七つの大罪〉は再集結に向けて動き出すー。
テレビ東京:2019年10月9日(水)17:55~
テレビ大阪:2019年10月9日(水)17:55~
テレビ愛知:2019年10月9日(水)17:55~
テレビせとうち:2019年10月9日(水)17:55~
テレビ北海道:2019年10月9日(水)17:55~
TVQ九州放送:2019年10月9日(水)17:55~
dTV:2019年10月9日(水)22:00~
dアニメストア:2019年10月9日(水)22:00~
TSUTAYA TV:2019年10月9日(水)22:00~
ひかりTV:2019年10月9日(水)22:00~
楽天TV:2019年10月9日(水)22:00~
HAPPY!動画:2019年10月9日(水)22:00~
ムービーフルPlus:2019年10月9日(水)22:00~
あにてれ:2019年10月14日(月)22:00~
Netflix:2019年10月14日(月)22:00~
バンダイチャンネル:2019年10月14日(月)22:00~
Hulu:2019年10月14日(月)22:00~
ビデオパス:2019年10月14日(月)22:00~
J:COMオンデマンド:2019年10月14日(月)22:00~
GYAO!:2019年10月14日(月)22:00~
原作:鈴木 央 (講談社「週刊少年マガジン」連載)
監督:西澤 晋
シリーズ構成:池田臨太郎
アニメーションキャラクター設定:西野理惠
サブアニメーションキャラクター設定:あおきまほ
プロップ設定:安食 圭
色彩設計:のぼりはるこ
美術監督:河合泰利
撮影監督:青木孝司
編集:内田 恵
音響監督:横田知加子
音楽:澤野弘之 KOHTA YAMAMOTO 和田貴史
※2020年1月より
オープニングテーマ:シド「delete」
エンディングテーマ:足立佳奈「Good day」
制作:スタジオディーン
制作協力:マーヴィージャック
製作:「七つの大罪 神々の逆鱗」製作委員会 テレビ東京
メリオダス:梶 裕貴
エリザベス:雨宮 天
ホーク:久野美咲
ディアンヌ:悠木 碧
バン:鈴木達央
キング:福山 潤
ゴウセル:髙木裕平
マーリン:坂本真綾
エスカノール:杉田智和
ギルサンダー:宮野真守
ハウザー:木村良平
グリアモール:櫻井孝宏
ヘンドリクセン:内田夕夜
ドレファス:小西克幸
マトローナ:佐藤 利奈
ゼルドリス:梶 裕貴
エスタロッサ:東地宏樹
ガラン:岩崎ひろし
メラスキュラ:M・A・O
ドロール:小野大輔
グロキシニア:小林裕介
モンスピート:津田健次郎
デリエリ:高垣彩陽
フラウドリン:小西克幸
魔術士ゴウセル:藤原啓治
チャンドラー:藤 真秀
キューザック:中田譲治
リュドシエル:石田 彰
サリエル:堀江 瞬
タルミエル:鶴岡 聡
公式サイト
公式Twitter(@7_taizai)