アニメ化&ゲーム化決定!DJをテーマにしたメディアミックスプロジェクト「D4DJ」のライブの盛り上がりとは!? 西尾夕香さん×高木美佑さん×紡木吏佐さん座談会
個性的なキャラと作品を彩る楽曲群が魅力
――ここからは「D4DJ」の魅力についてもお聞かせいただきたいと思います。
高木:まず最初に押していきたいのは曲が良いということですね。
西尾:ですね!
高木:やっぱりDJがメインの物語なのでダンスミュージック的な楽曲が多くて。はじめてDJライブに来ていただいた方でもノリやすいと思います。
西尾:友だちと一緒に来ても楽しみやすいよね?
高木:そうそう。
西尾:オリジナル曲もありつつ、カバー曲も結構たくさんあって。それこそ世間でも有名な楽曲もたくさんあります。男女も年齢も問わず色んな方が「D4DJ」の音楽で楽しんでいただけるんじゃないかな。
紡木:たくさんキャラクターがいるじゃないですか? ということはたくさんの組み合わせが生まれるということなのですよ。推しと推しの“推し推し”みたいな。
西尾&高木:(笑)。
紡木:可愛い、クール、はっちゃけた……。色んなタイプのキャラクターが居る中で、中性的な子もいたりするのですよ。
高木:「燐舞曲」の三宅葵依(CV.つんこさん)ですね。
▲「燐舞曲」のキャラクターイラスト
左から、矢野緋彩(CV.もものはるな)、月見山 渚(CV.大塚紗英)、青柳 椿(CV.加藤里保菜)、三宅葵依(CV.つんこ)。三宅葵依は中性的な見た目が魅力的な女性のキャラクター。
紡木:そうなのです! その他にも私のユニット「Photon Maiden」には新島衣舞紀ちゃん(CV.前島亜美さん)というセクシーなお姉さんがいまして。これがまたまぁ〜素敵なんです。それぞれの趣味嗜好に合った推しキャラを探してただければと思います。
西尾:ビジュアルは本当にユニットごとに色分けされてますよね?
紡木:ユニットのジャンルが全く被ってないですよね。一度のライブで5倍美味しいみたいな。それぞれのユニットが全然違ったパフォーマンスをしていますので。ライブ中、見ていて飽きる瞬間が無いのではないかと。
西尾:そうですよね! 飽きないなぁ。
紡木:「D4DJ」というコンテンツとしては一つのまとまりになっていながら、ユニット毎の個性が全く違う。ここが「D4DJ」の魅力なのではないかと思いまする。
高木:私はDJについて知ってもらえるような作品になったらいいなって思ってて。
西尾&紡木:分かる!
高木:DJって何やってる人なんだろう? って。今、「D4DJ」のDJライブに来てくださってる人の中にも多いと思っていて。DJの魅力をアニメやゲーム、ライブを通じて色んな方に伝えていきたいなって思いますね。
紡木:どうしてもイメージがね。「クラブで兄ちゃん&姉ちゃんがウェーイwww」ってやってるような感じがあってね。
高木:テキーラ♪ イエーガー! みたいなね(笑)。でも、そんなこと無いよ! って私は声を大にして言いたい!
紡木:そうなのです!
高木:「D4DJ」的に言えば活動を続ければ続けるだけ楽曲が増えていくじゃないですか? そうなってくると、更にDJライブが面白くなっていくんじゃないかなって。私は、クラブDJってつなぎ(※3)が一番の見せどころだと思うので。そういった見せ場が増えていけばいいなって。
※3:つなぎ
DJは様々な曲を音楽を止めずにかけ続けていきます。その際の曲と曲つなげる作業のことを「つなぎ」といいます。曲をつなぐのは、DJのセンスやテクニックに左右されるため、DJプレイの見どころのひとつです!
西尾:「D4DJ」のDJライブって一般的なライブとは少し違っていて。ライブに行ったりすると、次にどんな曲が来るんだろうって考えたりするじゃない? それが、DJの場合はつなぎだから徐々に変わっていくんだよね。そのつなぎを聴いて、あの曲が来るぞ! っていうワクワク感を楽しんで欲しいなって私は思うの。
高木:それはDJイベントならではだよね。
西尾:後はユニットによって編成が違うところもポイントじゃない?
高木:そうだね〜。
西尾:4人一組ではあるんだけど、「Happy Around!」はDJが入れ替わったりします。
紡木:入れ替わる!?
高木:真秀ちゃん(明石 真秀 CV.各務 華梨さん)だけじゃなくて、むにちゃん(大鳴門 むに CV.三村 遙佳さん)もDJやってた!
西尾:そう!
紡木:あっ! だから2人でDJブース(※4)に乗ってたりしてたんだ!
※4:DJブース
ターンテーブルをはじめとした機材がセットされた場所でもあり、DJの舞台でもあります。DJはブースから見えるお客さんの顔や盛り上がりを察知して次にかける曲を考えたりもします。
「D4DJ」ではさらにダンスを踊ったりもするので、単純にスゴイの一言。
西尾:代わる代わるDJをやってるんですよ。
紡木:本当に全然編成が違うのです。「Photon Maiden」は私の演じる出雲咲姫ちゃんがDJ兼リードヴォーカルで、他のメンバーはフロントのステージに立つパフォーマーなんですよ。
高木:「Peaky P-key」は私の演じる犬寄しのぶちゃんがDJで、山手 響子ちゃん(CV.愛美さん)がメインヴォーカル。笹子・ジェニファー・由香ちゃん(CV.小泉萌香さん)がVJ(※5)兼パフォーマー。清水 絵空ちゃん(倉知玲鳳さん)がパフォーマーです。
※5:VJ
ディスクジョッキー(DJ)と双璧をなすビデオジョッキー(VJ)のこと。VJは端的に言えば映像担当です。DJと同じように、その場で音楽に合わせた(または音楽とともに)映像をスクリーンに映し出します。より総合的なクリエイティブ面が重要になってくるため、個人的にはVJをやっている人はセンスのいい印象です。
紡木:そうそう、「D4DJ」ってステージの構成が面白いんですよね? まず、ステージがあってその後ろにメチャメチャドデカい液晶パネルがドッカ~ンってあって。その並びにDJブースがあるみたいな。面白いですよね。
高木:私、いつかね、「B2B(バック・トゥ・バック)(※6)」できたらいいなぁって思ってるの。
※6:B2B
二人(もしくはそれ以上)のDJが交互に曲をかけ合うプレイのこと。相手がかけた曲に対しての返答の意味合いもあるため、音楽を通したキャッチボールが最大の見どころです。「その曲にその曲合わせてきたか!」といった、音楽好きにはたまらない展開が盛りだくさんなのです!
例えるなら、ライブの曲順の並び解釈がわかったあの感動が次から次に行われる感じ。
紡木:よきでございますなぁ〜。
――取材前に「D4DJ」のYou Tubeチャンネルを拝見していたのですが、「D4DJ LIVE」の前身となる「ブシロード DJ LIVE」で「BanG Dream!(バンドリ!)」、「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」の楽曲を披露しているのを見たんです。こういった知っている曲を新たなリミックスで聞けることこそ、DJカルチャーが根幹にある「D4DJ」の魅力であり、強みだなって思ったのですが、いかがでしょう?
西尾:自由度はすごく高いよね。「D4DJ」主催のライブイベント以外にも、それぞれのユニットが外部の音楽イベントに出演して布教していくみたいな活動をちょっとずつやっていて。その活動も通じて「D4DJ」がもっと大きく育っていけばいいなって思います。
高木:今日のインタビューメンバーにはいないんですけど、「Merm4id」はアイドル畑のキャストさんが多いよね。そういった背景を持っているキャストだから出演できるイベントもあると思うし。色んなところからファンを広げていきたいですよね。
▲「Merm4id」のキャラクターイラスト
左から、水島茉莉花(CV.岡田夢以)、瀬戸リカ(CV.平嶋夏海)、日高さおり(CV.葉月ひまり)、松山ダリア(CV.根岸 愛)。
▼このほかにも2nd LIVEにて追加発表された第6のユニット「Lyrical Lily」が存在。
キャラクター左から白鳥胡桃、桜田美夢、春日春奈(CV.進藤あまね)、竹下みいこ。春日春奈以外のキャストは現在選考中のオーディションで決定する予定。
――ちなみに、「D4DJ」のライブってどんな雰囲気なんですか?
高木:アニソンライブに近い感じですよ。会場に来たら絶対楽しいと思います。
西尾:本当にフラっと来てもらって大丈夫な感じだと思います。各ユニットがとにかく盛り上げてますので。