アニメ化&ゲーム化決定!DJをテーマにしたメディアミックスプロジェクト「D4DJ」のライブの盛り上がりとは!? 西尾夕香さん×高木美佑さん×紡木吏佐さん座談会
個人的には「Dig Delight!」は「D4DJ」の表題曲だと思う
――ありがとうございます。ゲリラDJライブ果たして実現するのか楽しみですね。「D4DJ」は2020年1月29日(水)にD4DJ初のCD『D4DJ Departure Disc「Dig Delight!」』が発売されるということで、こちらはどんな仕上がりになっているのでしょうか。
▲1月29日(水)発売のプロジェクト初のCD、D4DJ Departure Disc「Dig Delight!」「D4DJ D4 FES. -Departure-」。
西尾:今回はAVer.、BVer.2形態での発売となります。表題曲となる私たちハピアラ(Happy Around!)の「Dig Delight!」はどちらにも収録されていますね。そのほかの4ユニットはAVer.・BVer.に分かれて収録されています。各ユニットの代表曲が収録されていますので、これを聴けば今の「D4DJ」は大丈夫!という作品になっています。
――では、3ユニットの楽曲についてそれぞれ聞かせてください。
西尾:「Dig Delight!」はですね、ライブでは“ディグる(※8)”というポーズが印象的な振り付けになっていて。皆で楽しく、ぶち上げましょう! という楽曲になっています。
※8:“ディグる”
DJにはディグる(Digる)という文化があります。“Dig”とは文字通り“掘る”ということ。
DJの黎明期は、今とは違って音楽データではなくレコードで曲をかけていました。
当時のDJたちはレコード屋に足繁く通い、山のように積まれたレコードの塊からまだ誰も見つけたことがない名曲を探していました。
その様から、新たな名曲などを探す作業を“Dig”と呼びます。
音楽もサブスクリプションが主流になりつつありますが、膨大な楽曲たちの中から光る原石を見つけ出す“Dig”の精神は、今のDJの心にも残っています。
高木:結構ラップ入ってたりするよね?
西尾:そうそう! ラップ多いの。
高木:(取材陣を見ながら)可愛い子が可愛い声でラップしてるんですよ?……よくないですか?
――それは素晴らしいですね(笑)。
紡木:かなりキャラクターに寄せてますよね?
西尾:そうそう。とんでもなく高いキーのパートとかもあったりするので(笑)。
高木:志崎樺音ちゃん(渡月 麗役)はクールビューティーな感じだよね。
西尾:うん、大人っぽい感じだよね〜。それぞれの個性が出てるというか。
そう、「Dig Delight!」は“ハピアラ(Happy Around!)”の曲ではあるんだけど、「Dではじまる新世界」というフレーズがあったり、個人的にはこれが「D4DJ」です! よろしくお願いします! という楽曲でもあると思いますね。“ピキピキ(Peaky P-key)”は?
高木:“ピキピキ(Peaky P-key)”は「電乱★カウントダウン」。
マイナートーンな感じで盛り上がる楽曲になっていて。イントロからカウントダウンが入るんだけど、そこがすごくキャッチーなんだよね。
紡木:カウントダウンして「Peaky P-key」ってやつね。あれ最高!!
高木:そうなの! 本当にユニットを紹介する楽曲になっていて。4つ打ちのダンスミュージックなんだけど、アニソンの王道な作り方もカバーしているというか。王道ですごくカッコいい曲に仕上っています。
西尾:“ハピアラ(Happy Around!)”が憧れてるユニットだもんね。
高木:愛美さん(山手響子役)のメインヴォーカルが本当にカッコよくて。メチャクチャカッコいい魅力が詰まっております……!
紡木:「Photon Maiden」は「Photon Melodies」という楽曲なのですが、ほぼ英詞なんですよ。
エレクトリックなフューチャーベースのアレンジに仕上っていて。そうですね。そうですね…。そうですね……(考え込む)。
一同:(爆笑)。
高木:間奏の尺が長くってダンスができるようなパートがあるみたいな。本格的なクラブでも流れてるような今どきのフューチャーベースみたいな楽曲だよね?
紡木:ありがとう! そうなの!「Photon Melodies」は私たちを代表する曲なので、ぜひ聴いて欲しいですね。「Photon Maiden」のコンセプトを打ち出した一曲に仕上がっています。