TVアニメ『七つの大罪 神々の逆鱗』キャストインタビュー第3弾 雨宮天さん&悠木碧さん&久野美咲さん|最後まで続く怒涛のシリアスな物語は見逃せない!
テレビ東京系列で放送中のTVアニメ『七つの大罪 神々の逆鱗』。いよいよクライマックスへ向けて物語が急展開中です。
アニメイトタイムズでは、本シリーズでの見どころや、放送を振り返っての感想などを伺ったキャストインタビューを連載!
第3弾では、エリザベス役・雨宮天さん、ディアンヌ役・悠木碧さん、ホーク役・久野美咲さんに、などを語っていただいた模様をお届けします。
これまでのインタビュー
●インタビュー第1弾【福山潤&鈴木達央】
●インタビュー第第2弾【梶裕貴&髙木裕平】
今シリーズで感じた、それぞれのキャラクターの変化
――これまでの放送を振り返っての感想をお聞かせください。
ディアンヌ役・悠木碧さん(以降、悠木):私、今シリーズは体が入れ替わりましたね(笑)。
エリザベス役・雨宮天さん(以降、雨宮):しばらくずっとドロールだった(笑)。
悠木:前のシリーズの時は、ドロール役の小野大輔さんがそのまま演じるのか、私が演じるのかがわからなかったんです。どちらが演じるかによってキャラクターの印象が変わってくるので、現場でも話題になっていました。
結果、私が演じることになったのですが、今まで私が声を当てた中でも、一番ムキムキな、腕の数も一番多いキャラクターだったなと思います(笑)。
楽しく演じていましたが、キングとディアンヌのコンビはあのエピソードが終わっちゃうと、あとは次から次へと登場する強力な敵に対して、「大変だ、なんとかしなきゃ」と延々とアタフタし続けていました。
でも、ひと回り強くなれたし、キングとの距離も縮まって、〈七つの大罪〉らしくワチャワチャできたかなとも思っています。
それこそ、この世界の真実みたいなところにも、面白くやりつつ触れられたエピソードだったので、『神々の逆鱗』をやれたことで広がったことが多かったかなと思います。
雨宮:『神々の逆鱗』でのエリザベスは、とても強くなったと思います。
“3日で死ぬ”ことについては、たぶん見ている人はビックリしたと思うんですけど、そこからのエリザベスは悲しんで落ち込むとかじゃなく、ひたすら強くて。
記憶が戻ってきているからという要因ももちろんあると思うんですけど、「エリザベスって、こんなに強くなったんだな」と実感するくらい、すごく強いエリザベスが描かれているなと思いますね。
だからこそ、ここまでやってしまったらエリザベスの範囲を超えないのかとか、迷ったり悩んだりしながら演じました。
ホーク役・久野美咲さん(以降、久野):今回『神々の逆鱗』でのホークは、みんながお互いのことを思って頑張って戦っていて、それを見守る立場だったなと思います。
一緒に戦ったり、たまに「トランスポーク(変身)」したりとかもありますが、〈七つの大罪〉の仲間たちをそばで見守るお話が多かったので、私自身もみんなの戦いを応援するような心持ちで、いつもアフレコをしていました。
「エリザベスちゃんのことは俺が守る」と、第1シリーズの時からずっと言っていたんですけど、エリザベスはどんどん強く、たくましくなっていて。
ホーク的には「頼もしくて、成長してくれてうれしいな」とも思っていると思うんですけど、今までのエリザベスちゃんはもういないんだという、寂しさやいろいろな気持ちもあって、それでも仲間思いなところがホークらしいなと思いました。
あと、ホークの“目”の秘密についても、ホーク本人は無自覚だったみたいですが、今回のシリーズで明かされて。
実は、シリーズのアフレコが一番最初に始まった時に、鈴木央先生と音響監督さんから、目が魔界とつながっていることを私だけ伝えられていたんです。
今まで知っていたけど誰にも言わなかったことだったので、ここでやっと明かされて、ついにみんなと共有できたのがうれしかったです。
――久野さんだけご存知だったんですね!?
久野:そうなんです。お芝居に影響はないけど、実際はそういうことなんだよと伝えていただいた上で、演じていました。