この記事をかいた人
- 福室美綺
- 福岡出身。触れた作品にすぐハマる、ちょろさNo.1ライター。親友であり敵のような複雑な関係性が大好物です。
――本日のイベントの感想をお願いします。
下野:もともと予定していた内容と大きく変わったプログラムになりましたが、なかなかない経験でしたし、それこそ“ほぼはじめて”の無観客という形でやらせていただきました。
中止という話も出ましたが、中止にするよりかは何らかの形にしたいという想いがあったので、イベントができたことが嬉しかったですし本当に楽しかったです。
林:下野さんがおっしゃったように無観客の状態ではありましたが、せっかくの機会をいただいて本当にありがたかったです。無観客でも届けようという気持ちの中で全員の結束力が強くなったと思いますし、僕自身の思い出にも強く残りました。下野さんと児嶋さんの2人とご一緒できて本当に嬉しかったです。
児嶋:お客さんがすごく少ない前でやったことはありますが、一体感が出たり結束力を感じたり、“意外と逆に盛り上がっているんじゃ?”と思うことがあります。
まさに、今日のイベントは同じようなものを感じましたし、まず3人で乗り切らなきゃ!と(笑)。
下野:あはははは(笑)。
児嶋:おふたりとは初対面でしたが、“チームで頑張っていきましょう!”という空気を感じましたし、コーナーに入ってからは緊張感もなく、ただただ楽しかったです。
下野:楽しんでいただけて本当によかったです。
――イベント内で印象に残っているシーンは?
児嶋:鬼ごっこです。いろいろなライブに出させていただきましたけど、広い会場を使った贅沢な鬼ごっこはやったことなかったです。一瞬で捕まってしまいましたが(笑)。
下野・林:(笑)。
児嶋:後は、モルックも楽しかったですし、ガチャガチャの雑さも面白くて。
下野:あれはびっくりしましたね(笑)。
林:本当はガチャガチャの台があったんですよね?
下野:そうそう。今までは正常に稼働していました。
児嶋:あのガチャはおかしかったですよね。
下野:最初に児嶋さんに回してくださいとお願いしたときに、“あれ?こんな感じだったっけ?”と思っていたら案の定、違う感じでしたので、児嶋さんに担いでもらってカプセルを出してもらいました(笑)。
林:僕は生で「児嶋だよ!」のツッコミを見させていただいたことです。みんな“本物だ~!”って感激しました。
下野:確かに!
児嶋:そんなに大したものじゃないです(笑)。
下野:まさか出演者の中に“~嶋”という人がいないか確認していたなんて知らなかったですからね。
林:そういう裏話が聞けたのはすごく良かったです。(児嶋さんを見ながら)今日は本当にありがとうございました、オオシマさん。
児嶋:児嶋だよ!
一同:(笑)。
下野:個人的には、思ったよりもモルックが楽しかったです。説明を口頭で聞いているだけだと“何それ?”と思っていましたが、意外と白熱しました。
前半は何も考えずにプレイしましたが、後半になってから点数を覚えなきゃいけないですし、あと何点取らなきゃいけないことも考えないといけないところが楽しかったです。
児嶋:最後は下野さん惜しかったですよね。
下野:ちょうどかすってスキットルが揺れたんですけど、倒すことはできませんでした。ただ、成功しても会場からは何の歓声もなかったので(笑)。
――皆さん、初めてとは思えないほどお上手でした。
児嶋:僕はあまり活躍できませんでしたが(笑)。
下野:いやいやいや!児嶋さんの最後のショットはナイスでした。
――次回にやってみたいことは?
児嶋:次は砂の上でモルックをやりたいです。どれだけ違いがあるのか気になります(笑)。
下野:砂の上でやってみたいですね!
林:またできるのであれば、今回できなかったいろんな運動をやりたいです。
下野:個人的には、毎回「ほぼはじ」ではマンツーマンでゲストの方々とトークをするコーナーがありましたが、今回は残念ながらできませんでした。トークとモルックのおかげでかなり距離が縮まったので、そのタイミングでまたトークをしてみたかった思いはあります。
――次回にぜひ期待したいと思います。最後に、DVDを楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
林:改めて声優の先輩である下野さんと、なかなかお会いできない児嶋さんと舞台でご一緒することができて本当に幸せでした。決められた状況の中でできなかった部分はありましたが、その部分でも全力で楽しませていただいたので、そのエネルギーが皆さんに届けば良いなと思っております。
児嶋:いろいろとおふたりにご迷惑をおかけしたかもしれませんが、なかなかお会いできる機会がないのですごく新鮮で楽しかったです。個人的に足腰を鍛えておかないと、モルックも体幹がしっかりしていなかったのでブレたり、鬼ごっこも第一歩が踏み出せなかったりと体力面での反省点がありますが……。
下野・林:(笑)。
下野:これはたくさんヨガをやるしかないですね。
児嶋:体力をつけるためによりヨガに励みたいと思います。そして、皆さんにはぜひDVDで今回のイベントを楽しんでいただけたら幸いです。
下野:おふたりのお力を借りつつ、個人的には児嶋さんイジリをやらせてもらえたのは嬉しかったですし、改めて洗練された芸なんだと感じました。
児嶋:いえいえ(笑)。
下野:僕に芸を振られたときは何も反応できなかったので(笑)。
一同:(笑)。
下野:これがずっと芸をやり続けている人とまったくやってこなかった人の違いなんだと実感しましたし、本当に2人に協力していただいて、DVDという形ではありますけど楽しい「ほぼはじ」になったと思います。
過去に番外編としてもう1回トークをする回を設けたことがあるので、また機会があれば2人に参加していただきたいですし、また皆さんに楽しんでもらえるように頑張りたいと思います。
ぜひDVD「下野紘のほぼはじめまして6」をよろしくお願いいたします!
[取材・文/福室美綺]
福岡出身。触れた作品にすぐハマる、ちょろさNo.1ライター。好きな作品は『Free!』『NO.6』『十二国記』『ギヴン』『新世界より』など。好きな声優さんは保志総一朗さんと坂本真綾さん。ハッピーエンドよりも意義のあるトゥルーエンドや両片想いが大好物な関係性オタクで、主にイベントレポートやインタビューを担当しています。最近はVTuberがマイブーム。