夏アニメ『ド級編隊エグゼロス』松岡禎丞さん&加隈亜衣さんインタビュー|二人の思うエグゼロスとは? 閉じてた◯◯が開いちゃう!?
キセイ蟲の流れを作ったのはあの人!
ーーアフレコ時の印象的なエピソードはありましたか?
松岡:印象的なことしかなかった気がするんですけど……(笑)。その中で言えば、必殺技がやっぱり一番「えっ」ってなった瞬間だったんですよね。
Hネルギー(エネルギー)を溜めて放つ、攻撃シーンがあるんですが、「実は攻撃すると同時に気持ち良くなっちゃいます」って話を聞いたんですね。
……はい? みたいな(笑)。
一同:(笑)。
松岡:「何を言ってるんですか?」みたいな。だから、攻撃する中にも気持ち良さをちょっと出しました。
何回やっても「もうちょっと攻撃の方が足りない」って言われてしまって、線引がものすごく難しかったですね。
加隈:雲母と烈人はそれを掛け声でやったんですけど、松岡さんはトップバッターとしてやらなきゃいけなかったから、元を作ってくださった感じです(笑)。私も最初は答えが分からなかったんです。
松岡:僕も分からなかった。
加隈:お手本もなかったし。
松岡:想定外過ぎたんですよ。そんな設定あったの!? っていう。
加隈:原作では描いてなかったよね? っていう。アニメで知った事実です(笑)。
ーー他のキャストの方とはそれについて何かお話されましたか?
加隈:みなさん「どうする……?」って、その時なったみたいで。それぞれあるのは分かっていたので、みんなソワソワソワソワしてた感じがありました。
松岡:あと、現場でいうとキセイ蟲がですね……中々にベテラン揃いなんですよ。なので、後々に系譜を作った最初の伊藤静さんが、静さん節を発揮した結果、それがどんどん受け継がれていくっていう(笑)。先輩たちも「あ、静がやったの!?」みたいな感じで。
一同:(笑)。
松岡:『エグゼロス』は、はだけるのがどうしても多いんですけど、音響監督さんに「これは真面目に戦ってます。バラエティ要素はあんまりやらないでください」って言われたんです。
本人たちは至って真面目に戦ってるんですよ。エロはまぁ……副産物というか(笑)。
ーーあくまでも真っ当なヒーロー物ですからね。
松岡:結果、服がはだけるだけなんですよ。