『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season:スバル役 小林裕介さん×ペトラ役 高野麻里佳さん、スバルの二股疑惑でトークが白熱!?|インタビュー前編
高野さんのスバル評はまさかの……?
――高野さんが感じるスバルの印象もお聞かせください。
高野:ペトラや村の子供たちと接する場面もそうですが、とてもいいお父さんになりそうだなと。
小林:本当に!?
高野:OVA『Memory Snow』でスバルがペトラに雪ウサギを作ってあげるシーンがあるんですけど、その雪ウサギが全然かわいくなくて。でもそれは彼のユーモアかなって。それとどんなに小さな子供でも子ども扱いせず、信頼しているので、スバルの子供はのびのび育つのだろうなと思って見ていました。
――ネット上ではウザいとか距離が近づきすぎという意見が多かったし、女性キャストからは好意的に思われていましたが、この意見は初めてで驚いています。
高野:本当ですか?
小林:ペトラを演じているからこその感情なのかも。他のキャストさんは自分と同じ目線で見てくれる方が多いけど、年下だからかな。ギリギリお兄さんはあるかなと思うけど、お父さんレベルまで格上げしてくれて。すごく嬉しいです。
高野:ペトラからすれば恋愛対象なんでしょうけど、私から見れば「お父さんと結婚するんだ!」みたいな感覚で。寄り添いつつも、子供が自立するように支えている距離感がお父さんみたいだなと思っていました。
小林:2nd seasonではスバルとお父さんとのエピソードもありましたが、もしかしたらお父さんのマネをして接しているところはあるのかもしれませんね。アーラム村で子供たちと遊んでいる時が一番何も考えなくていいし、常に王選のことがまとわりついてくるし、つらい想いをしたり、絶えず気が抜けない状況が続いているからこそ、ペトラをはじめ、子供たちの存在はありがたいです。
高野:それならよかったです(笑)。
――スバルの周りの人たちは年齢が近いか、上の人ばかりですからね。
小林:それにペトラと同世代の子と比べても本当にしっかりしていると思うんです。親元を1人離れて、働くこと自体が大変なことだし、いろいろな人たちと接してきたスバルだからこそ、すごいなと思っているし、子供扱いしつつも1人の人間として接しているんでしょうね。