『「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!』白血球(好中球)役・前野智昭さんインタビュー|がん細胞演じる石田彰さんと肩を並べて表現できることが嬉しかった
カルピス系飲料をたくさん飲むようになりました(笑)
――もし前野さんが『はたらく細胞』の世界に入るとしたら、どんな細胞になって活躍したいです?
前野:過去にアニサキスで苦しめられたことがあるとお話しましたが、あの時、好酸球に助けられたと思うので、好酸球には惹かれるところがあります。
普段はそんなに活躍しないけど、対寄生虫の時は効果を発揮するようなピンポイントの役割がすごくカッコ良いなと思いますし、そういう役割を担いたいです。
あとは、アルコールを取り込んだら、それをたんぱく質に変えてくれるような魔法な細胞がいてくれたら素敵だなと思います(笑)。
――それは最高ですね(笑)。そういえば、特別上映版ではアルコール飲料に含まれている“プリン体”も出てきました。
前野:出てきましたね~!あれは嫌です(笑)。でも、乳酸菌がプリン体を食べてくれるシーンもあったので、乳酸菌を積極的に摂取すれば大丈夫だと思います(笑)。体に良いと証明されているので、乳酸菌ブームがやってくるかもしれません。
――確かに!
前野:僕、特別上映版を観てからカルピス系飲料をたくさん飲むようになりました(笑)。
一同:(笑)。
――めちゃくちゃ影響されているじゃないですか(笑)。
前野:影響は受けていますね。積極的に良い菌を摂取していこう!と。
――ちなみに、健康のために何かやられていることはありますか?
前野:もちろんです! できるだけ運動するようにしていますし、食べ物に関しても年齢が40近いので気をつけるようにしています。お酒好きなんですけど、飲まない日を週に1~2回設けてみるなど、ミクロな努力をしています(笑)。
――努力も積み重ねが大切ですから。上映版では腸内環境が舞台でもありますが、腸に異変を感じた時、何か対処されたりしていますか?
前野:そんなに対処という対処はしていませんが、野菜を含めた食物繊維は普段から多めに摂るようにしています。体に関しては、特に食事の面で気をつけるようにしています。
(お酒を)飲むとちょっと心配だな……と思う時はそんなに飲まないようにしていますし、次の朝が早い時は深酒をしないなど調整はしていますが、人並みに以上に飲みます(笑)。
良い筋肉痛が感じられるオリジナル体操動画!
――前野さんと長縄まりあさんが踊るオリジナル体操動画を拝見しましたが、全て覚えて踊られたんですよね。すごく大変でしたでしょう。
前野:その通り、本当に大変でした(笑)。簡単なラジオ体操だと聞いていましたが、実際に自分で踊るとなるとすごく大変で。でも、良い運動になりました!
意外とラジオ体操って全力でやると疲れるんです。というのは、実は僕、自粛期間中もラジオ体操を毎日やっていたんですけど、結構運動になるなと実感していたところがあって。
『はたらく細胞』の曲に合わせて踊らせていただくということで、普段使っていないところに力が入ったみたいで、しばらく筋肉痛でした。
――でも、良い筋肉痛ですよね。
前野:はい。太ももの裏側がすごい筋肉痛になりました。結構、意外な筋肉を使うんです。動画をご覧になった皆さんは、1回しか踊っていないと思われるかもしれませんが、あれは何回も踊って練習して、何回か録った中の1回なんです(笑)。
――前野さんの努力の賜物とも言える体操は必ず見てほしいですね!また、格好も白血球(好中球)の格好をしていて素敵なんですが、何か周囲から反響はありましたか?
前野:「血小板ちゃん(長縄さん)かわいいな」という反響がありました(笑)。あと、意外とやってみたら疲れるね、というご意見もいただきました。ご盛況いただいているみたいで、頑張った甲斐がありました。