アニメ『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』の世界に帰ってくることができた喜び――ムヒョ役・村瀬歩さん&ロージー役・林勇さんがこれまでの話を振り返り! 第2期のキーは“ロージーの成長”
ゴリョーとエビスの登場で奥行きが広がった第2期。ロージーの成長もキーワードに
――第2期を演じてみての印象は?
林:ゴリョーとエビスの登場で、物語がより広がりを見せたかなと思います。
村瀬:こういうグループもあったのかって。1期の時の放送されていたローチューブでも少し紹介されてはいたけど。
林:そういうギミックも多いよね。
村瀬:スタッフさんたちが、ファンの方がニヤっとできるように気持ちよく仕掛けてくれているなと感じます。
林:あとロージーの成長がキーワードになっていて、ムヒョがいない中で、いかに自分で道を切り開いていくのかというシーンは演じていても熱が入ったところでもあり、その後どう変わったのか、感じてもらえたなら嬉しいです。
印象に残ったのはムヒョ、ロージーそれぞれの重要な戦い
――現在、第二十一条(第2期9話)までオンエアされていますが、ここまで第2期を演じた中で印象的なシーンを教えてください。
村瀬:ムヒョが使者の幽李と共に冥王 ルアラリエと戦ったエピソードですね。絵もきれいで、愛情と熱意を持って描いてくださっていることを感じて、感激しました。
林:第1期よりも更にパワーアップしている気がするよね。印象的なのは僕もバトルシーンで、ブイヨセンと戦ったエピソードですね。ただでさえ敵は強いのに、ムヒョがいない時によりによって霧吹き山のブイヨセンと戦うことになるなんて、絶体絶命のピンチでした。
原作を読んだ時からハラハラしていて、その臨場感がアニメでも伝わればいいなと思いながら演じました。またヨイチ(火向洋一)が活躍したり、第1期のキャラとの再会はファンの方にとっても嬉しかったと思います。
――ナナ(竹乃内菜々)もムヒョとロージーをサポートしようとする決意が見えるエピソードもあり、チームが1つにまとまった感じもしました。その裏で、エンチューが魔法律教会本部から禁書を強奪して、目的へ向けて一歩ずつ近付いている様子も感じられました。
林:エンチュー側も水面下でいろいろ動いていますね。この先に大きな戦いが待っていることを匂わせていて、恐怖でもあり、楽しみでもあり、という感じです。
収録現場は相変わらず居心地のいい場所
――久しぶりの収録現場の雰囲気はいかがでしたか?
村瀬:新しいキャストも加わりましたが雰囲気自体は第1期と変わらなかったですね。
林:アットホームな現場なので、入りやすかったんじゃないかなと思います。印象的だったのはキャストやスタッフの皆さんとバーベキューしたこと。
村瀬:そうだね。実は去年中に収録自体は終わっていたのですが、打ち上げで僕がワインをいっぱい飲んで、ヘロヘロになって寝てしまったなんてことも(笑)。楽しかったな。
林:キャストみんな、仲が良かったので、収録が終わってからご飯を食べに行ったり、お酒を飲みに行くことも多くて。居心地がいい現場でした。