秋アニメ『おねがいっパトロンさま!』由賀旭役・今村真也さん&猫屋敷良夜役・豊島聖人さんインタビュー|イケメン揃いの“パトレイサー”たちの活躍が楽しめる!まっすぐな旭とクールな良夜、真逆な性格の2人に注目☆
お芝居で難しかったところとは……?
――ちなみに、アフレコはご一緒にされたのでしょうか?
今村:はい。豊島さんとは事務所が一緒なのでお会いしたことはありましたが、一緒にアフレコ収録をするのは初めてでした。
――そうなんですね! 一緒での初収録はいかがでしたか?
豊島:今村さんが結構旭なので……。
(思わず笑ってしまう今村さん)
豊島:そのままの旭を演じてくださっているので、それに対して自分が思っている良夜を演じています。個人的にはすごくやりやすかったです。
今村:最初にアフレコ収録で旭を演じたとき、「明る過ぎる」とスタッフさんからディレクションをいただいて、旭を出し過ぎてしまいました。
だから、そういう部分を抑えつつ、割と素に近い感じで演じさせていただいているので、良夜との距離感もアフレコの回数を増やしていくたびに徐々に縮まったり、本当にリアルな距離感で演じることができています。
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――演じる面で悩んだり難しかったりしたところはありましたか?
今村:人の止まった心を再び震わすために、人の心にダイブしてその人の思い出を演じる“再現劇”というものがあります。
人それぞれの性別や喋り方が毎回違うので、その“再現劇”をするときに、旭感を残したままどのように表現するのかはいつも試行錯誤しています。
豊島:その人の役としてその人の記憶を演じることになるので、二重でお芝居することになるというか、旭や良夜がやっているように、演じなければならないんです。
――それは確かに難しそうですね……豊島さんは良夜を演じて難しかったところはありますか?
豊島:僕自身、お芝居を作ってしまう節があるので、最初は音響監督さんに「お芝居が硬い」と指摘されてしまいまして。
最初の収録で、自分の中で良夜のキャラクター像を作り過ぎてしまっていたので、今の自分が演じている良夜に戻していくまで時間がかかったところは難しかったです。
今村さんがおっしゃっていたように、二重でお芝居するところは、僕はもう諦めました(笑)。
――(笑)。逆に頑張ろうとせずに、良い意味で肩の力を抜いたんですね。
豊島:逆に、良夜を意識しながらほかの人の思い出を演じるのではなく、その人になりきるように演じています。これが正しいかどうかはわかりませんが(笑)。
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— おねがいっパトロンさま!【公式】 (@onepato_PR) September 29, 2020
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2人の関係性と急に“韻”を踏み出す良夜に注目!
――人の心に“ダイブ”するシーンももちろん、注目してほしいシーンはたくさんあると思いますが、お二人が特に注目してほしいシーンがあれば教えてください。
今村:僕は旭と良夜の関係性に注目していただきたいです。
真逆な性格の2人でもうまくバランスを取っていたり、旭の情に厚い部分や良夜の合理性な考え方で意見が対立したり言い合いになったりするところもあります。
仲が良いときや言い合ったりしているときの落差、振り幅を皆さんに見ていただきたいと思います。
豊島:僕は、良夜が韻を踏み出すところです。
――そうでした! 良夜はラップが好きなんですよね。
豊島:はい。良夜は旭が言ったことに対してちょっとイラッとしたり、反抗したりするシーンが多いので、怖いキャラクターだと感じられるところがあります。でも、突然“韻”を踏み出すんです(笑)。
一同:(笑)。
豊島:突然、韻を踏み出して塔斗に呆れられているような目で見られるシーンもあって。そのシーンは良夜の抜けている部分が見えるシーンというか、天然で可愛らしいシーンだと思います。
そこで、旭に対して強く当たるだけじゃないキャラクター性も見えてきますし、少しずつ旭と仲良くなっていくのかな?と思えるシーンです。なので、韻を踏み出したら“来たな”と思っていただければ(笑)。
――クールなキャラクターが急に韻を踏み出すのって、面白いですよね(笑)。
豊島:また、韻を踏んでそれをツイッチャー(※おねパト世界でのツイッター)に投稿します。
――ツイッターに投稿するんですね!
豊島:さらに、それが『おねパト』の世界ではバズっているようでして(笑)。良夜のツイッチャーアカウントのフォロワーは5万人います。
――それはすごい! 急に韻を踏むパトロンがそばにいると、旭もびっくりするのでは……
今村:旭は最初、良夜がラップをしたり韻を踏んだりしていること自体がわからないので、「なぜか急にオヤジギャグを言い始めたぞ」という空気感になっています。そこに関しては理解しきれていないかな、と(笑)。
豊島:旭は音楽をしているキャラクターなので、もしかしたら音楽経験者からすると良夜のラップはラップになっていないのかもしれません(笑)。
今村:(笑)。
――ほかのパトレイサーと比べて、旭と良夜はどのような“パトレイサー”だと思いますか?
今村:日球磨塔斗(CV:星乃圭吾)と胡桃 峯(CV:前内孝文)という先輩のパトレイサーがいますが、その2人はすごく仲が良くて相性が良く、2人で一緒にやってどんどん良くなっていくタイプだと思います。
でも、旭と良夜は2人で相性を合わせるというよりは、各々がやっていることがうまくハマるという感じです。お互いの要素がうまく融合している感じがします。