オンライン謎解きイベント「駒田航 VOICE Re:CORD 〜失われた記憶〜」インタビュー|駒田航さんにフォーカスされた謎解き。あなたは“コマダワタル”の記憶を取り戻せるか!?
オンラインならではの楽しみ方も!
――「喜怒哀楽」それぞれのキャラクターを演じていらっしゃいますが、ストーリー上におけるそれぞれのポイントを教えてください。
駒田:4つの宝箱がありまして、その宝箱を開けることで僕の感情が1つずつ戻るという演出になっています。その宝箱を開けて出てくるものなので、とても価値があるもの・大事なものなんです。
そういう意味で、人が持つ喜怒哀楽というものを取り返すことの重要性というか、取り戻してあげないと本来のその人でなくなってしまうという良い意味での喪失感を与える演出になっています。
“宝箱を開ける”というところにフィーチャーして、喜怒哀楽を使っているのはとても面白いです。
また、それを服装でも表しているので、見た目や色合い、雰囲気でも「画」として楽しめるようになっています。
――1番の楽しみどころは何でしょう?
駒田:やっぱり「喜怒哀楽」が宝箱になっていて、その宝箱が開くたびに謎を解いた見返りがちゃんとあるところだと思います。
子供でも大人でも宝箱を開ける感覚は楽しいものですし、“宝箱”とわかりやすい形にしている良さがあるので、そこが1番の楽しみどころです。
――宝箱を1つずつ開けるたびに、感情のレベルが上がったり豊かになったりするのでしょうか?
駒田:完全に「喜怒哀楽」として別れているので、どの感情のほうがというよりも、それぞれの良さというか、その感情に振り切ったものになっていて、「情緒不安定な駒田だな~」と感じてもらえると思います(笑)。
――さらに、今回はオンラインでの謎解き開催となります。
駒田:実際に自分が動いて謎解きをしていく場合だと、固定してあるものが動く表現は難しいと思います。
今回のオンラインでは、基本的に僕がいるところは変わりませんし、その中(世界)での微妙な変化が生まれてくることになっているので、タイムラプスのような自分の目で変化を追っていけるという意味ではオンラインだからこそできる方法かもしれません。
――もし、駒田さん自身が何も知らない状態でこの謎解きをすることになったら、解けると思いますか?
駒田:無理です(笑)。
一同:(笑)。
駒田:そんなに頭が柔軟なほうではないので(笑)。物理的な問題を解くのは得意なんですけど、なぞなぞはすごく時間がかかっちゃうタイプなんです。謎解きは機転がきかないといけないので、自分も鍛えなきゃな、と思いました。
――過去に謎解きに参加されたことがあるそうですが、そのときは無事に解けました?
駒田:そのときは、意外と30%ぐらいは役に立ちました(笑)。得意なものと得意じゃないものがどうやらあるみたいで、物理的に計算するものはマシですが、発想力が試されるものはちょっと苦手なようです。
――駒田さんと同じように謎解きが少し得意じゃなかったり、初めて挑戦したりする方に何かアドバイスやヒントをお願いします。
駒田:見ている画面や送られてくる文章にヒントが隠されているので、流し見や流し読みをしないこと。常に、どこに何が隠されているんだろうという疑いの気持ちを持ってやってもらいたいと思います。
僕も先ほど撮影を終えましたが、本当に自分でも今回の謎解きに挑戦したいです! 自分で挑戦して自分の感情を取り戻せなかったら、ちょっと複雑な心境になっちゃいますけど(笑)。
一同:(笑)。
駒田:そんなことにならないように、ぜひ参加者の皆さんには僕の記憶を取り戻していただきたいです(笑)。クリアしたらご褒美がありますので、何回でも参加してもらえたらと思います。
――また、今回発売されるグッズに関しても、駒田さんの意見が取り入れられているとお伺いしました。
駒田:そうなんです。グッズに関しては自分でアイテムを選ばせてもらったり、結構ディスカッションをさせていただきました。
今までグッズの制作に携わったこともありましたが、今回は手探り状態でしたので、ドキドキすることが多かったです。
皆さんが「欲しい」と思えてもらえるようなものに仕上がっているので、ぜひグッズにも注目してもらえたらと思います。