アニメ『おねがいっパトロンさま!』継木葉役・朝霧友陽さん&継木伊鳴役・坂上晶さんインタビュー|ココロで繋がっている兄弟。江口拓也さんが担当する変身ボイスにも注目してほしい!?
キャラクターと共感する部分、似ている部分は?
――ご自身とキャラクターで共感する部分はありますか?
坂上:伊鳴は、最初に落とし穴に引っかかるタイプというか、運が悪いタイプなんですけど、僕も結構幸運ではないなぁと感じることがあります。
たとえば、ここでもうワンステップ自分の中で成長できる!というチャンスがやってきたとき、僕以外の外からの影響によってそのチャンスがなくなったり……。
朝霧:マジな話やないかい!
一同:(笑)
坂上:もうちょっとソフトな話が良かったかな?(笑) でも運が悪いという面では共感ができる感じがします。
朝霧:(伊鳴の設定資料を見ながら)“独占欲が強い”って書いてあるよ。
坂上:あ~!そっちだ! 独占欲が強いですね~!
朝霧:えっどっち!? 自分なのかキャラクターなのか、どっちが独占欲が強いの!?(笑)
坂上:あっ自分のほうです!(笑)
一同:(笑)
坂上:1個のものにハマったりすると、ひたすらそれしか見えなくなることがあります。
普段はそうでもなくて落ち着いて一歩引いたところから見れると思いますが、1つのことにハマってしまうとすごいんです、僕。
先ほどからお伝えしていますけど、僕は今、朝霧さんしか見えていないので、そこを何とか(朝霧さんに)分からせたいな、と……。
朝霧:独占欲強い人はちょっと……放任主義がいい!
坂上:束縛してくるタイプは嫌ですか?
朝霧:ちょっとね……風のように生きたいですし、僕はワガママなタイプなので。
坂上:じゃあ1日1回のLINEで我慢します!
朝霧:あぁ~……通知オフにします(笑)。
一同:(笑)
【キャラクター紹介?】
— おねがいっパトロンさま!【公式】 (@onepato_PR) September 23, 2020
継木 葉(つぎき よう)CV.朝霧 友陽
漫画家。週刊少年バンジーで「ヴァン陽師」を連載中。キザで自信家のように振る舞っているが、実際は心配性で気が小さい。アイドル好きで、ファンからよく現場で目撃されている
葉の詳細はこちらっ❗️https://t.co/zwO4zhBxRZ#おねパト pic.twitter.com/OV4M7Rma4s
――お二人の会話が漫才のようでハマりそうです……(笑)。朝霧さんは葉くんと共感する部分はありますか?
朝霧:やっぱりサボリ魔なところが似ていますね。僕自身、すごくワガママで、自由に好きなことをさせておいてほしいタイプなので。だからこそ、やりたいことをやっていた結果、危機が迫るという(笑)。
坂上:あはははは(笑)。
朝霧:あとは、すぐ誘惑されちゃう。
――というと?
朝霧:たとえば、今週は炭水化物を食べない!と決めていても、ラーメンの美味しそうな匂いがするとふら~っとお店に入って、気づいたときにはお皿が空になってしまっていた、ということが良くあります。
坂上:あ~誘惑に負けてしまうんですね。
朝霧:負けちゃう。メンタルが弱いんです。甘いものを食べないぞっと思っていても、気づいたらケーキがなくなっていたり。買った記憶もないんです(笑)。
坂上:記憶がないのはちょっと怖いですね(笑)。
朝霧:僕、すごく嫌なことがあっても寝たら忘れるタイプでもあるので、立ち直りが早いところも似ているかもしれません。
【キャラクター紹介?】
— おねがいっパトロンさま!【公式】 (@onepato_PR) September 23, 2020
継木 伊鳴(つぎき いなり)CV. 坂上 晶
「ヴァン陽師」の担当編集。几帳面で仕事はそつなくこなすが、いまいちツキのない苦労人。葉と二人暮らしで、サボリがちな葉の監視をしつつ、家事もこなしている。
伊鳴の詳細はこちらっ❗️https://t.co/zwO4zhT8Jx#おねパト pic.twitter.com/kBwcQugBe1
坂上さんの想いは一方通行!?
――キャラクターもそうですけど、キャストさん同士の関係性も何だか良い雰囲気で素敵ですね。
坂上:ありがとうございます。(朝霧さんと)幸せになります。
朝霧:僕の見ていないところで幸せになってください。
――(笑)。ほかにもシュガーとパトロンの2人で1つのパトレイサーがいますが、ほかのペアと比べて自分たちのペアはどんな特徴や魅力があると思いますか?
坂上:伊鳴はちょっと遠慮している部分があるかもしれません。
朝霧:僕は早く変身したいです。
――あぁ! あのパトレイサーとして変身するシーンがありますからね!
朝霧:変身自体はしましたが、まだ変身して事件を解決するところをやっていないので、早く変身して事件を解決したいです。
坂上:確かに! 僕としては、1番ココロの距離が近づけるポテンシャルを持っている2人だと思います。
朝霧:それはキャラクター同士のことだよね?
坂上:そうです!
朝霧:ちょこちょこリアルを混ぜてくるので、どっちか分からなくなっちゃう(笑)。
坂上:(笑)。やっぱり今はお互いに思うところがあって兄弟になったとはいえ、ちょっと心の距離もあるかもしれませんが、ストーリーが進むにつれて成長を見ることができますし、最終的な意味では本当の兄弟になれるんじゃないかな、と。今から楽しみです。
朝霧:あとは、ほかのペアよりも身長が高い。
坂上:そう! すごく高いですよね!
朝霧:2人とも180cm超えているもんね。あと、ほかのペアは真面目な話が多いですが、僕らは割とコミカルです。結構ふざけてます。
――へぇ! 個人的に、見た目から少し大人びていて、お堅い感じがしていました。
朝霧:実は1番のふざけポジションです。
坂上:主に葉さんがふざけています。
朝霧:それをいさめるのが伊鳴です。
坂上:良い塩梅ですよね!
朝霧:そうそう! そこが1番笑えますし、葉さんと伊鳴の売りだと思います。
――そうなると、ボケとツッコミ的にはキャラクターとキャストの立ち位置が真逆になるんですね。
坂上:確かに! 僕はボケてるというよりも愛を語っているだけですが(笑)。
朝霧:僕はそれをいなしているだけで、本当はボケたい人なんです。
――ちなみに、先ほどから坂上さんは朝霧さんが大好きとおっしゃっていましたが、何かきっかけがあったのでしょうか?
坂上:同じ事務所ではありますが、現場などでなかなかお会いする機会がなくて。僕の中ではずっと「仲良くなりたいな」という想いがありました。
朝霧:そうなんだ!
坂上:特に、朝霧さんとは接点がなかったので、仲良くなりたい気持ちが強くて。何かきっかけがないかなぁと思っていたら今回の『おねパト』出演が決まりまして、マネージャーさんに「朝霧さんと会えるんですね!」と1番に言いました(笑)。
朝霧:僕、現場でもスッと帰るタイプなので、なかなか会うことができなかったんだよね。
坂上:そうなんです。その辺は朝霧さんはきちんとオンとオフを切り替えられていて、「朝霧さん、朝霧さん~!」と言うんですけど、「あっお疲れ!」とササッと行かれてしまうという(笑)。
朝霧:あはははは(笑)。
坂上:でも、この前、やっとご飯に誘うことに成功しました! なので、僕はちょっと一歩進んだかな、と思っています♩
――お~! おめでとうございます……!
朝霧:「おめでとうございます」もおかしいと思うんだよなぁ(笑)。
一同:(笑)
朝霧:確かに、事務所の人でご飯に行ったのは、(坂上さん)唯一です。
坂上:本当ですか!? (嬉しそうな表情を見せる坂上さん)