『ブラッククローバー』ED曲「A Walk」発売記念 梶原岳人さんインタビュー|デビューシングルタイトルの「A」にかけた想い、そして自身作詞のカップリングのイメージとは?
梶原岳人さんのデビューシングル「A Walk(エー・ウォーク)」が11月25日に発売されます! こちらの楽曲は、自身が主人公のアスタを演じる『ブラッククローバー』のED曲として現在オンエア中。
バンドサウンドのロックチューンで、アスタや作品とリンクした内容になっています。梶原さん自身がこだわったタイトルには熱い想いも! またカップリング曲「橙(だいだい)」は自身が作詞したミドルテンポのバンドサウンドで、この曲のタイトルにも大きな意味が!?
このインタビューでは梶原さんに4年目に突入した『ブラッククローバー』を振り返ってもらいつつ、注目シングルについてたっぷり語っていただきました。
アーティストデビューは自分にとって身近な音楽を仕事にできる喜び。アニメのED映像は嬉しさと懐かしさが!
――アーティストデビューが決まった時、どう思われましたか?
梶原岳人さん(以下、梶原):元々、子供の頃から歌やピアノを習ったり、何気なく歌を聴いたり、口ずさんだり、音楽がいつもそばにある環境で育ってきました。そんな大好きな音楽が自分のお仕事の1つになると決まった時はとても嬉しかったです。
また『ブラッククローバー』(以下、『ブラクロ』)のED曲として流れているので、「聴きました!」という声をたくさんいただいて。『ブラクロ』という作品の人気とED曲の影響力の大きさを改めて感じて、ありがたいなと思いました。
『ブラクロ』をご覧の方、特にお子さんはアスタを演じている僕が歌っていると気づかないかも(笑)。
――ご自身の曲が流れるED映像をご覧になった感想は?
梶原:終盤の「呼ぶ声だ」のフレーズでアスタとリップシンクを合わせてくださったり、歌詞の言葉が画面上に現れたり、アニメに寄り添いつつ、曲にも合わせてくださって。僕の想いを汲んでくださったのかなと感じて、嬉しかったです。
また第1クール目のED映像とどこか似ているところがあって、アスタと『ブラクロ』が重ねてきた歴史を思い起こさせてくれたり、懐かしさも感じました。
――『ブラクロ』のアニメがスタートしてから3周年、4年目に突入した感想はいかがですか?
梶原:デビューしたての頃からアスタを演じているので、自分の声優歴とほぼ同じで、一緒に歩いてきたようなキャラであり、作品です。
これだけ長く同じ役を演じさせていただけることはめったにないし、学んだことや得るものもたくさんあって。今もたまに1話の映像を見たりすると、「今の自分にはこういう表現はできないな」とか「ここはもっとうまくできるようになったかも」と思ったりして。
アスタが作中で成長しているように、僕も少しずつでも成長していければいいなと思っています。
――『ブラクロ』がここまで長く、たくさんの人に愛される理由はどこにあると思いますか?
梶原:アスタの成長や仲間たちとの絆が深まっていくストーリー、魔法バトルなどいろいろな魅力が詰まっていることはもちろんですが、原作のストーリーに加えてオリジナルストーリーもあるので、原作では描かれていなかった部分を補完できたり、新鮮に楽しめるところも理由の1つかもしれませんね。
そして僕らキャストやスタッフさんだけではなく、ファンの方の熱量もすごくて。ここまで続けてこられたので、原作のストーリーのラストまでアニメで演じ切りたいと願っています。