『ブラッククローバー』ED曲「A Walk」発売記念 梶原岳人さんインタビュー|デビューシングルタイトルの「A」にかけた想い、そして自身作詞のカップリングのイメージとは?
初回生産限定特別盤に収録のボイスドラマは「橙」の世界観を補足する1人芝居。
――ジャケットはリリースされる3形態それぞれ雰囲気が違いますね。
梶原:MVを撮影した時に光をうまく使えたらいいですねとお伝えしたら裸電球を吊るしたり、淡い色の光を使っていただけました。光を使ったジャケットは幻想的だし、白いシャツの衣装ではナチュラルな感じで。それぞれ違う印象のジャケットになったと思います。
――初回生産限定特別盤に収録されるボイスドラマはどんな内容になりそうですか?
梶原:「橙」の歌詞で描き切れなかったことを補足するような内容を、劇団ヨーロッパ企画の作家さんにドラマ化していただきました。出演しているのは僕1人で、このドラマを聴いて「橙」の世界観への理解を深めていただいたり、イメージを膨らませてもらえればいいですね。
――「A Walk」の「魔法の言葉で光が射すなら」にちなんで、好きな言葉や座右の銘は?
梶原:自分はあまりそういうのを持っていないので、先日、ファンの方に考えてもらったんですけど(笑)、「猪突猛進」は真っすぐでバカ正直な感じはいいかなと。きっと僕が演じるキャラのイメージが大きいとは思うんですけど。
あとなぜか「他力本願」という意見もあって(笑)。結局、うまくハマるものが見つからなくて、今も探している最中です。
――「A Walk」の「掴みかけた僅かな幸福か?」にちなんで、一番幸福を感じる時は?
梶原:仕事をやっている時か、最近は家に帰って、好きなTV番組やYouTubeを見ながらご飯を食べている時かな。あと次の日の仕事がちょっと遅めな時、夜更かししながらNetflixなどで寝転がりながら映画を見て、そのまま寝落ちするのも幸せですね。
――「A Walk」の「描いた夢 また歩き出せる」にちなんで、今の夢や、挑戦してみたいことは?
梶原:まじめに言えば、演じられる役の幅を広げたいし、大好きな恋愛作品に出演したいです。プライベートな面だとバンジージャンプやスカイダイビングを一度もやったことがないのでやってみたいです。
――「橙」の「好きな歌でも聴いて歩くよ」にちなんで、今ハマっていたり、ヘビーローテーションで聴いている歌は?
梶原:最近、免許が取れたのでレンタカーを借りてよくドライブするんですけど、その時によく聴くのは乃木坂46の曲です。ドライブする時、怖いので気を紛らわせるためにも明るい曲を聴きたくて。今よく聴いているのは「I see…」で、かわいらしくて好きです。
――「橙」の「好きなお酒も」にちなんで、好きなお酒の種類は?
梶原:最近、よく日本酒を飲んでいます。元々、お酒はあまり飲めないし、炭酸も苦手なので、チューハイやサワーも飲めなかったんですけど、今はビールやワインも飲めるようになりました。辛口の日本酒は飲みやすくて好きです。
この曲で『ブラクロ』のシーンを思い起こすきっかけになれば。今後の音楽活動も声優らしい表現の仕方を大切に
――今後のソロ活動の中での目標や目指すアーティスト像、チャレンジしてみたいことなどをお聞かせください。
梶原:今後、音楽活動をしていく上で、歌詞の内容や表現の仕方を大事にしていきたいです。語るような歌い方は伝わりやすいかなと思っているし、声優の仕事と同じように、セリフのような伝え方ができる歌い方をしていけたらと思っています。
あと今回は2曲共、バンドサウンドでしたが、ブラスが入ったゴージャスな感じや、壮大なオーケストラサウンドの曲も歌ってみたいです。また今回、『ブラクロ』のED曲を歌わせていただきましたがチャンスがあれば、タイアップ曲を歌わせていただれば嬉しいですね。
――最後に皆さんへメッセージをお願いします。
梶原:僕の曲は『ブラクロ』の12クールめのED曲ですが、そこまで積み重ねた歴史とそうそうたるアーティストの方の中に自分も連ねさせていただけたことはすごく光栄です。アニメのテーマ曲は、それぞれの方が聴いた時に思い浮かぶシーンや映像があるはずで、僕の曲を聴いた方にもアニメのシーンや想い出が浮かんでもらえればいいなと思っています。
自分自身にとってもED曲を歌わせていただいたことで、大きく成長できるきっかけにして、『ブラクロ』でもよりパワーアップした演技をお見せしたいですし、最後まで演じ切りたいと願っています。これからも『ブラクロ』とアスタを見守ってください。
リリース情報
梶原岳人「A Walk」
2020年11月25日発売
初回生産限定特別盤(CD+DVD) 2,750円(税込)
初回生産限定盤(CD+DVD) 1,980円(税込)
通常盤(CD) 1,430円(税込)
発売:avex pictures