あの伝説の舞台が装いを新たに開幕! 舞台『新サクラ大戦 the Stage』さくら役 関根優那さん×あざみ役 寒竹優衣さん×クラリス役 沖なつ芽さんインタビュー
舞台『新サクラ大戦 the Stage』がヒューリックホール東京にて、2020年11月19日から23日まで公演!
『新サクラ大戦』のプロジェクトは昨年12月にPlayStation®4用ソフトウェアがリリースされ、2020年4月にアニメ化。
『新サクラ大戦 the Stage』は『サクラ大戦』として約10年ぶりの舞台で、今年3月に上演予定でしたが公演延期し、満を持しての上演となります。
キャスト陣はオーディションにより決定し、前歴がアイドルからタカラジェンヌまで幅広く集結! 『サクラ大戦』シリーズの音楽でおなじみの田中公平さんが楽曲にのせて、帝国華撃団花組がステージで躍動します!
ストーリーパートとライブパートの2部構成であのゲームシステムも取り入れるなど、未知のエンターテインメントになること間違いなし!
公演直前の天宮さくら役の関根優那さん、望月あざみ役の寒竹優衣さん、クラリス役の沖なつ芽さんに本公演の見どころや意気込みなど語っていただきました。
予期せぬ公演延期にも寄せられた励ましの声。積み上げてきた舞台をやっとお届けできる喜び
――この舞台は3月公開予定でしたが延期を経て、11月19日の公演初日を迎えます。今の心境をお聞かせください。
天宮さくら役 関根優那さん(以下、関根):『新サクラ大戦』の舞台をやることが決まってから1年が経過していて、さあやっとと思っていたところでの公演延期だったので、いつできるかわからないという不安がありましたが、改めて公演日が決まった時は希望の光が見えたような感じで、今まで私たちが積み上げてきたものをようやく見ていただける喜びでいっぱいになりました。
クラリス役 沖なつ芽さん(以下、沖):公演日が決まった時はみんなで喜び合えました。また一緒に集まって稽古ができることも嬉しかったです。
そして延期の発表をした時に「待っているよ」と言ってくださったファンの皆さんにいいステージをお見せできるように気を引き締めて、稽古そして本番に臨みたいと思っています。
望月あざみ役 寒竹優衣さん(以下、寒竹):延期と聞いた時はすごく落ち込みましたが、ファンの方々にとっても悲しいはずなのに、「大丈夫だよ。絶対できるはずだからずっと待っているよ」という温かい声をかけてくださって。
逆に励まされたことで、「そうだ! 頑張らないと!」って気合が入ったし、舞台に向けてのエネルギーをチャージする時間になりました。
花組のみんなとはプライベートでも親交を深めたことで、チームワーク抜群の花組をお届けできると思っています。
ゲームをプレイしたらドキドキ。『サクラ大戦』愛の深さに応えなければという責任感も
――『新サクラ大戦』のゲームやアニメ、小説などご覧になって感じた印象や魅力をお聞かせください。
関根:舞台が決まった直後にゲームが発売されたのでプレイしました。私はTVゲームをあまりやったことがなかったので、TVでゲームをすること自体がまず新鮮で(笑)。プレイしてみると映像がきれいだったので、すぐに帝国華撃団の世界に浸れました。
また『サクラ大戦』シリーズの特徴の1つ、LIPS(Live&Interactive Picture System)は選択した回答によってキャラからの信頼度や反応が変化するので、ドキドキしながら楽しめました。
その後もアニメも見たし、過去の『サクラ大戦』の舞台映像も拝見して、そのタイトルの偉大さや、キャストとファンの皆さんが深い熱い愛情を持って会場で一体になっているのを実感しました。
私たちも皆さんの熱量に負けないくらいの『サクラ大戦』愛を持って、ステージに立たなければいけないという責任感が生まれました。
沖:まず『新サクラ大戦』のゲームをプレイして、演じるクラリスルートでやってみたら、本当にクラリスがかわいくて、かわいくて(笑)。
クラリスとデートするエピソードでも、自分はクラリスを演じるのに、なぜか神山隊長の気持ちになってドキドキしたりして(笑)。
また自粛期間中にアニメも小説もすべてチェックできて、クラリスへの理解度をより高められた気がします。
寒竹:ゲームをプレイした時、あざみは声も表情もクールで淡々とした感じだったので、どう演じようかなと悩みました。
でもチャージ期間にアニメや小説、コミックを見たら、「あざみはお茶をこんなふうに飲むのか」とか、「走る時はこういう表情をするのか」など、あざみの日常的な部分を補完できたことで、どんどんあざみに近づけた気がします。
それをどう自分のものにできるかに今、一生懸命取り組んでいます。