2020年の総括|青山吉能『みずいろPlace』#14
大切な作品たちとの出会い
他にも、今年は忘れられない大切な作品に沢山出逢うことになりました。
『群れなせ!シートン学園』のクロエ、『社長、バトルの時間です!』のマコトきゅん、『デカダンス』リンメイ。
我が故郷がモデルになった『なつなぐ』のいずみちゃん。
最近だと『くまクマ熊ベアー』のルリーナさん。
今年はなんとアニメ作品に毎クール、名前付きの子で出演させていただきました。
自分の演じた子がしっかりと名前を背負ってわたしの声帯を持つって、本当にとてもかなり嬉しいことなんです。
クロエはわたしにコメディの面白さと難しさを教えてくれて、リンメイはキャラクターとしてその世界を生きる楽しさを教えてくれて、そしてマコトきゅんははじめてオーディションで決まった男の子役というのもあり、決まった時は本ッ当に嬉しかった…!!うれししちゃんというやつです。
他作品も、『まえせつ!』や『放課後ていぼう日誌』なんかもとても思い出深いです。久々に東京の母・待田さんにお会いできてた〜くさんお話したこと、ゆきんこさんとも共演できたこと…、いまや『プラオレ!』で一緒のまゆちに熊本弁をしちゃかちゃレクチャーしたこと…。
たくさんのもしかしてが、ご縁につながる瞬間を感じた一年でした。
そして、朗読劇も思い返せば、1月に上演した『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』にはじまり、様々な作品に出演させていただきました。
お芝居を掛け合うというのがこんなにも難しい世の中になってしまうとは、まだ分からなかった頃。
受けるお芝居が違えば、出るお芝居も変わってくると言う世界で、別録りを余儀なくされるのはとてももどかしいことです。
それでもなんとか試行錯誤して、たくさんの方の尽力のもとで、今の形が出来上がっています。
やっぱり生でお芝居するって楽しい!
先輩や後輩、年齢も問わず、その瞬間だけは演じている人として喋ることができるあの空間はとてつもなく愛おしいです。
そして、出られなかった朗読劇『嵐が丘』、そして『さよならのかわりに』も、もちろん忘れたことは一度もありません。
いつかまた機会をいただけるなら、その時にまた全力で向き合いたいです。