映画『ワンダーウーマン 1984』ダイアナ/ワンダーウーマンを演じる吹き替え声優・甲斐田裕子さんインタビュー
日米におけるヒロインの違いは?
――日米における女性のヒーロー像の違いは感じますか?
甲斐田:ハリウッド映画の女性ヒーローは、成人女性が多く、日本の作品は少女が多い気がします。そして、作品に関しては“変身シーンの有無”が一番大きい違いだと思います。日本のヒロインはちゃんと変身シーンが描かれますし、それがウリでもあります。でも海外の作品は、いつの間にか次のシーンで変身してたりします。
――言われてみると、そうですね!
甲斐田:変身することで、成長したり強いパワーを得たりする日本、変装していた仮の姿を脱ぎ捨て、本来の姿に戻るのが海外、というイメージがあります。
――最後に劇場公開を楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。
甲斐田:当初は2020年前半に公開するはずだった『ワンダーウーマン 1984』が、やっと劇場公開されます。コロナ渦の中で、久々に見られるアクション映画だと思いますので、しっかりマスクをして感染予防をし、思いっきり楽しんでいただきたいです。
作品情報
『ワンダーウーマン 1984』
2020年12月18日(金)全国ロードショー
[監督]
パティ・ジェンキンス『ワンダーウーマン』『モンスター』
[キャスト]
ガル・ガドット『ワンダーウーマン』
クリス・パイン『ワンダーウーマン』『スタート・レック』シリーズ
クリステン・ウィグ『オデッセイ』
ペドロ・パスカル 「ゲーム・オブ・スローンズ」「マンダロリアン」
ロビン・ライト『フォレスト・ガンプ/一期一会』
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C) 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics
ストーリー
スピード・力・戦術すべてを備えたヒーロー界最強の戦士<ワンダーウーマン>を襲う、全人類滅亡の脅威とは。世界中の誰もが 自分の欲望を叶えられてしまったら——禁断の力を手にした、かつてない敵マックスの巨大な陰謀、そして正体不明の敵チーター の登場。崩壊目前の世界を救うため、最強の戦士が払う失うものとは何か!?