2021年1月前半の総括（方言）｜青山吉能『みずいろPlace』#15

皆さんこんにちは、元気ですか？

わたしは元気です。

青山吉能（2020ねんさいごのすがた）です。

人は、365種類もあるこの一年の中のたった数日に、たくさんのおねがいを込めて過ごしがちです。七夕や、ウン十年に一度の流星群や、もうなにかと祈る。

今日は元旦、その想いが最も殺到しているであろう日です。

みなさま、明けましておめでとうございます。

本年も『みずプレ』共々何卒よろしくお願い申し上げます。

わたしがこれを書き、チェックをする人がおり、決まった時間にあがるようになんだか諸々やってくださる人がいて、それを見る人がいる。

これを見ているあなたの、今までの大切な元旦の中にはなかったこのコラムが、今年はありますね。それだけでウルトラハッピーだと信じています。

本来ならこの正月も、母と父と、ひょっとしたら遠方の祖母と祖父と、４兄弟と、生まれたばかりの姪を囲みながら、正月にだけ我が家で出てくる内容物が謎でべらぼうにうまい味噌汁（のちに呉汁と判明）をすすりながら、ご飯をきっかり２杯おかわりして、わんぱくな甥っ子に付き合って共に暴れたりしながら、過ごすはずだったんですよね。

そういう世界線では今生きていないけれど、今までの私の元旦に『みずプレ』がなかったように、昨年末は例年以上になんだか楽しいことがたくさんあったから、今年はそのパワーで進んで行こうと思っています。

今回のテーマは方言です

今回のテーマは2021年の抱負にしようかとも思ったのですが、文字に残していつでも振り返られるところに抱負がいてしまうと、なんやかんやそれにいつでも縛られそうで怖いので、抱負などはそれぞれ音声の海に放り投げていこうと企んでいます。

今回は原点回帰の気持ちも込めて「方言」です。

皆さんの地元には方言ってありますか？私の地元・熊本は、それなりに訛ったりもするけれど九州の中だとわりと標準語寄りなのカナ？な〜んて都会ぶっていたりします。

しかし私ももう東京に来て7年。圧倒的に標準語で喋ることばかりになり、なにせ一般の方よりイントネーションの厳しい世界を生きているので、いざ訛ろうと思っても訛れなくなってしまったし、訛った瞬間に脳内で「いまのはエセでは…？」と自問自答してしまうほどになってしまいました。

そんな東京モンになってしまった青山。

わたしは大学入学を条件に上京できた類の人間で、そこで出会った同じ学年の人々にあまり九州の民がおりませんでした。なのでまあ言葉の伝達面で困ることはたくさんありました。

人生はグループワーク、人とという字はなんとやらという名言もございます。話さねばならない場面もありますし、誰かの仲良しという位についたりもします。

最初こそは標準語で喋ることもなんなくやっていましたが、親しみが増えれば増えるほど本来の自分の言葉が出てしまうし、訛ったら訛るほど理解されず言い直したりで会話が止まってしまう。とても煩わしかった。

自分にとって自然体でいられるこの言語が、物珍しい目で見られてウキウキするのは本当に初回だけです。

そもそも標準語ってなんなんだ。なにをもってそれが標準だと言い決められるのか、そんな疑問を抱えながら過ごしてきました。

いや話題暗！！！！新年一発目のコラムも安定に暗くもやもやした話をしてしまっています。もはや『みずプレ』に明るくてハッピーキラキラ⭐︎なお話は求めないでください。