【連載】『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season後半クール:スバル役 小林裕介さんインタビュー後編|サブタイトルと同名の曲が流れて鳥肌! ロズワールに宣戦布告後にはスバルの久々のどや感も見られた39話
お気に入りはロズワールにタンカを切ったシーン! エミリアとパックの別れは悲観的な印象はなし!?
――39話の印象的なシーンを挙げるとすれば?
小林:やっぱりロズワールに向かってタンカを切るところですね。ズバルの気持ちがハッキリ切り替わった瞬間だったので。
――パックが久しぶりにエミリアの前に現れて、自分から契約を取り消すと宣言して、依り代である結晶石が割れたシーンも衝撃的で、せつなさを感じました。
小林:僕はあまり寂しさを感じなくて。寂しさを感じるのはエミリアで、スバルはパックと話して、何かを折り合いを付けたからパックも契約を取り消したんじゃないかと思っているので、悲観的には考えていないんですよね。
――確かにエミリアにとっては悲しい出来事でも次に繋がる予感はしますね。でもパックがいなくなっても寂しく感じないと小林さんが言っていたと知ったら、パック役の内山夕実さんも悲しむでしょうね。
小林:もちろん何も感じていないわけではないですよ! ただスバルとパックの間で何か折り合いを付けたんだろうなと、むしろ前向きにとらえているからで。
――後半クールも分散しての収録とのことですが、どなたとご一緒することが多いのでしょうか?
小林:その回ごとに絡む方たちと収録させていただいているのは前半クールと同じで、この回はオットーとエミリア、ロズワールの4人で収録しました。
小林さんにとっての「エミリアの結晶石」とは?
――この辺でライトな質問も。エミリアは結晶石をいつも身につけていますが、ご自身がいつも身につけているアクセサリーやお守り代わりにしているものはありますか?
小林:何もないですね。シルバーアクセサリーどころか時計もつけないどころか興味ないし、お守りみたいなものも身に付けてなくて。強いて挙げれば、毎年1月1日におみくじを引くようにしていて、それを1年間、財布に入れているくらいで。
――むしろそんな小林さんでいてほしいです。チャラつかず、いつまでもスバルのジャージ姿が似合う小林さんのままで。
小林:それはどういうことですか?(笑) まあ、スバルのジャージにアクセサリーは似合いませんからね。
声優にならなかったらやりたかったことは?
――オットーは20歳で行商人になりましたが、こんな商売やお店をやってみたい、やってみたかったというものはありますか?
小林:声優になる前はパイロットになりたくて。飛行機やジェット機、F1など、何かを専門的に運転する人になれたらいいなと漠然と思っていました。
――声優のお仕事をしてから車やバイクにハマっているということは?
小林:そうですね。ただ時間があったらいろいろな免許をとってみたいなと思っています。普通自動車免許と自動二輪免許は持っているので、大型二輪免許と、あとマイクロバスが運転できる大型自動車免許も欲しいです。大型免許を持っていれば、打ち上げ旅行とかコストがかからずに行けるし、誘いやすいから。
そして最近は船舶免許も欲しくなって。運転できるものは全部運転してみたいという欲求が湧いてきて。ただジェット機は特別な訓練を受けなきゃいけないから難しそうですけど。状況が落ち着いたら、何かを運転する免許にチャレンジしてみたいです。
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会