【連載】『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season後半クール:エミリア役 高橋李依さんインタビュー後編|40話は初めてのWサブタイトル、Aパートではオットーはメインキャラだと改めて実感
『Re:ゼロから始める異世界生活』(原作:長月達平/KADOKAWA刊)の2nd season後半クールが現在放送中! 2nd season後半クールが始まり、アニメイトタイムズでの連続インタビュー企画もリスタート!
第2弾にご登場いただくのはエミリア役の高橋李依さんです。前後編に渡ってお送りしますが、後編となる今回は、先日放送されたばかりの大きな衝撃と感動を与えてくれた40話を振り返っていただきます。18話のスバルとレムの名シーンに並ぶような、感情を揺さぶるスバルとエミリアの掛け合いや、特殊EDで流れたエミリアの曲などについて語っていただきました。
スバルとエミリアが想いをぶつけ合った40話。高橋さんがあのシーンで感じたことは?
――先日、オンエアされた40話を振り返ってみた感想と印象的なシーンを挙げてください。
高橋李依さん(以下、高橋):実はこの回を録り終えた後の感触としては、やりきった、成し遂げた感じがしなかったというのが正直なところです。原作を読まれていた方にとってはすごく楽しみにされていたシーンだと思うし、私自身も「ぶつけてやるぞ!」と楽しみにしていたシーンでしたが、やってみたら達成感の感じづらいシーンで。見ている皆さんとは違った後味だと思います。
――我々、見ている側にとっては、18話のスバルとレムの2人の会話シーンと並ぶくらいの名シーンじゃないかと思っていたのに……。
高橋:思っていただけるのはすごく嬉しいです!私の中では「これからなんだな」と。
――スバルとエミリアが包み隠さず、お互いの想いをぶつけ合って、今までも信頼関係はあったけど、一歩先に進めた気がするんですけど……。
高橋:ひとまず進む方向は見えたけど、まだエミリアは咀嚼している途中な気がするんです。スバルからいっぱい言葉を言われて、一歩踏み出さなきゃと気付けた段階。この後の実際に行動できた時、「一歩進めた」「変われた」瞬間になるんだと思います。信じる、じゃなくて、「信じてみる」。見つける、じゃなくて、「探してみる」。私が知っている面倒くさいエミリアは、ここから努力して落とし込んでいくと思う。でもスバルはスッキリしているかも。スバルにも聞いてみてください。
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会