『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season後半クール:フォルトナ役 戸松 遥さんインタビュー前編|エミリアへの愛情あふれるフォルトナはあのセリフの言い方を大切に
『Re:ゼロから始める異世界生活』(原作:長月達平/KADOKAWA刊)の2nd season後半クールが現在放送中ですが、アニメイトタイムズでの連続インタビュー企画もリスタート!
第5弾は本連載初登場となるフォルトナ役の戸松 遥さんです。前後編に渡ってお送りしますが、前編となる今回は演じるフォルトナについての印象と演じる時に意識されたこと、前回42話「記憶の旅路」を振り返った感想などお聞きしました。
周りには『リゼロ』ファンがいっぱい! スタッフからは「『すごーく』の言い方を大切に」のアドバイスが
――『リゼロ』という作品の印象をお聞かせください。
フォルトナ役 戸松 遥さん(以下、戸松):関わらせていただく前からたくさんの方に愛されている人気の作品の印象がありました。周りの友達でも『リゼロ』ファンの人がいっぱいいます!
――この作品では、主人公のスバルは「死に戻り」という能力が特徴の1つですが、どう思われましたか?
戸松:もし現実に自分が使えるとしたら、どう使い、どう運命を変えるだろう……と考えてしまう自分がいます(笑)。人によって考え方がすごく分かれそうな能力ですね。
――2nd season後半クールの初回となる39話「STRAIGHT BET」からの登場とかなりお話が進んだ中での参加になりましたが、監督やスタッフ、キャストから説明やアドバイスはありましたか?
戸松:エミリアの口癖である「すごーく」のきっかけになった人物でもあるので、「すごーく」の言い方を、特に大切に言ってくださいというご指摘をいただきました。
エミリアへの愛があふれているフォルトナ。役者としてまた1つ成長させてくれたキャラクターに
――フォルトナというキャラの印象についての印象をお聞かせください。
戸松:時に厳しさを見せる一面もありますが、すべてエミリアに対しての愛があふれている人なのだなぁと思います。厳しさだけでなく、その後のフォローだったり、抱きしめて「愛してる」という言葉をかけることを常にしていて、本当にエミリアのことを大切にしているのが伝わりました。
――フォルトナはエミリアのお母さんとして優しく、温かいキャラクターという印象を感じましたが、演じる時に心がけていることは?
戸松:私自身の声優人生の中で実は母親の役を演じた経験がそんなにたくさんあるわけではなかった上に、とても重要な役どころだったので、最初はとても緊張しましたが、役者としてまた1つ成長させていただける機会となった役になりました。「すごーく」という言葉と「愛してる」という言葉をたくさん言いましたが、そこはより丁寧に大切に言うように心がけました。
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会