『サンセルモ presents 結婚式は あいのなかで』番組100回記念! 野中 藍さん、明坂聡美さんインタビュー|明坂さん「100回目にとうとう結婚していない女を呼んだのかと思いながら受けました(笑)」
声優の野中藍さんがウェディングプランナーとなって浜松町の結婚式場・エルブライトハウスからお届けする、文化放送A&Gブライダルステーション『サンセルモ presents 結婚式は あいのなかで』が、このたび番組100回目を迎えます!
声優・歌手をはじめとした様々なジャンルで活躍するゲストを迎え、理想の結婚式など「結婚」に関するトークを繰り広げる本番組。記念すべき100回目のゲストには99回目に続き、声優の明坂聡美さんを迎え、ドレス姿の披露や炸裂する妄想全開トークで大盛り上がりを見せました。
99回目では、明坂さんによる理想の初デート話が展開され、初デートからプロポーズまでの流れや結婚式までに必要な準備期間を熱弁した明坂さん。そして、今回の100回目では野中さんによる第一回放送の振り返りや、ウェディングケーキの登場など、まさに記念回と呼べる内容に。
さらに、明坂さんの「理想の旦那様ランキング」や「結婚したいと思う瞬間ランキング」が発表され、意外な理想や切実な理想を語る明坂さんに思わず野中さんが笑ってしまう場面も。
そして今回は、100回目の収録を終えたばかりのお二人にインタビューを実施。100回目の収録を終えた感想から明坂さんのドレスのお話、「結婚」についてのお話までお聞きしました! この記事を見てから番組を見ていただくと、また違った発見があるかも? ぜひ、チェックしてみてください!
もし、野中さんが第一回目のご自身にアドバイスを送れるとしたら?
――放送100回目を迎えられての感想はいかがでしょうか。
野中藍さん(以下、野中):プライベートでも仲の良いあけちゃん(明坂聡美さん)がゲストだったので、すごく楽しくハッピーにお祝いしていただけて嬉しかったです。
――100回目らしい素晴らしい内容だったと思います。
野中:夢と理想と妄想のバラエティー番組なので、あけちゃんにも妄想を語ってもらって、トークが楽しくて私もたくさん笑っちゃいました(笑)。
――様々なゲストの方から結婚について気になっている話を聞いてこられた野中さんですが、番組を続けるなかで、ウェディングプランナーとして何か変わってきたなと感じた所はありますか?
野中:どうなんですかね。逆に初回から見てきた方に聞いてみたいですね。色んな人の話を聞いて「この人はこういったところが気になるんだ」とか、世界が広がったというか……。
――100回で、2本撮りと考えると50人ぐらいの方が語っていますからね。
野中:みなさん、理想もバラバラだったので、自分では普通だと思っていることでも、そこ気になるんだ、とか。プランナーとしてというより、トークとしてもMCとしても、人として成長させていただきましたね(笑)。
ラジオで1人、というのは10年やらせていただいたんですけれど、MCとして番組をこんなに長くやったことはなかったので。最初は結婚というのはプライベートで、なんとなく声優と結婚はタブーなイメージがあったので、どの辺を聞いていいのかなといった加減が難しかったです。
ただ、いまはMCとして、この人はここまで聞いていいのかなとか、なんとなく分かってきたというか。もし私が当時聞かれていたら嫌なことだったり、そういったことは聞かないようにしようかなと。逆にこう言ったほうが面白いかなとか、人によって毎回バラバラで、勉強させていただいています。
――難しいですよね。人によって踏み込んでいいものが違いますし。
野中:そうですよね! 違いますよね。だから弄っていいのか、ドキドキしながら毎回やっています。
――MCとしても成長を感じられたと話をされていましたが、もし第一回目のご自身に何かアドバイスを送れるとしたらなんて言葉をかけてあげたいですか?
野中:もっと気楽に……。この収録場所が披露宴会場ということで、スポンサーの方も見に来ていて、最初は固くなっていたので。それこそ理想と妄想バラエティーを楽しんで、と。今は女子同士のガールズトーク的な雰囲気で喋れているので「もっと気楽に頑張れ」って言ってあげたいです。
――ここまでがっちり決まった番組っていうのは、あんまり見ないですよね。凄い番組が始まったと思いました。会場と衣装だけで圧倒されるというか……。
野中:(結婚式は)普段では見ない、非日常じゃないですか。結婚式の時ってやっぱり緊張するし、緊張している子は逆に緊張を解いてあげなきゃなみたいな。誰も傷つけない、楽しくハッピーな番組にしたくてやっています。
――ソーシャルゲームのウェディングガチャのような楽しみ方を、と番組内でもお話されていましたが、どういった経緯でこの番組は始まったのでしょうか。
野中:サンセルモの社長さんがご自身の結婚式でドラクエの入場曲を使ったりと、アニメに精通されていて。そういったご縁もありつつ、こういう番組がいままでなかったので、結婚式の費用は高くないんですよと、結婚式を広めていこう、ということで始まったと伺っています。
――たしかにイメージよりも高くないんだなということは感じましたね。
野中:ドラクエの曲で入場したり、プレイヤーさん同士で結婚される方がいらっしゃったり、好きなコスプレでされる方とかもいらっしゃって、本当に自由で良いんだなというのは、サンセルモさんで感じましたね。
料理もコースの中に、お互いの出身地のものを入れたり、好きなキャラクターや作品のものを入れたりと融通が利きますし、社長がアニメに明るいと怖くないというか、言っても分かってもらえそうじゃないですか。是非、番組を見てくださっている方の中から、ここで挙式される方が出てきてくれたら嬉しいですね。
記念すべき100回目はついにドレス姿で。
――明坂さんにつきましては前回の配信時には“おくりびと”としての登場でしたが、今回はドレスということで、実際にドレスを着た感想はいかがですか?
明坂聡美(以下、明坂):“魔女のミサ”というコンセプトのもと、すごく明るくて今までの花嫁さんのイメージと、また大分違った紺の星屑を散りばめたような衣装があって。すごく綺麗だなと思いながら着ていたのと、注文すればサンセルモさんは探してきてくれるんだなって。
これまでの100回、みなさん衣装を着られたと思うんですけど、それぞれデザインが違って、どんな衣装も言えば出てくることに感動しました。“魔女”と“ミサ”で検索してもショッピングサイトぐらいしか出てこないのに(笑)。
――なぜ、コンセプトが“魔女のミサ”だったんですか?
明坂:今までウェディングドレスって、白が多かったり和装が多かったんですけど、せっかく結婚式場というコンセプトがあって、どんな挙式でも良いんだったら、私は魔女のような結婚式がしてみたいという願望があったんです。
本当だったら本棚とか薄暗いハリーポッターのような世界観で、ろうそくを垂らしたチャペルで写真を撮りたかったくらい、ミサっぽいものをやりたかったんですよね。ただそれって日本の風習、慣習的に難しいかなと思ったので、妄想バラエティーとして受け止めていただけるんだったら、と。
――ネイビーを基調としたクラシックブルーのような流行色も取り入れているんですね。
明坂:そうなんですね! 私、おくりびとのドレス(※1)と一緒の色だと思っていました(笑)。
※明坂さんが結婚式に参加される際に着るドレス
――(笑)。野中さんは明坂さんのドレスで気になるポイントはありましたか?
野中:前回、ドレスじゃなかったから今回着てくれてとても嬉しかったです。
明坂:コメントがお母さんみたい(笑)。
野中:うちの子が着てくれてみたいな。色も、あけちゃんらしい雰囲気のドレスで。あけちゃんはトークの面白さが前に出てるけれど、美人さんじゃないですか。だから、ドレスにも負けてなくて。こういったご時世で、結婚式を延期されている方も多いと思うんですけれど、こういうドレスも写真映えするんだなとか、とても参考になるのかなと。
明坂:確かにね。特に写真だけで残るものだからインパクトとか、自分が一番映える色を探すのにカラードレスっていう選択肢もありなのかもね。
野中:とても綺麗でした。
――こういった色のドレスも着て良いんだって思っていただけるような、素敵なドレスだと思います。そして、今回100回記念という記念すべき回ですが、オファーを受けた際どういった感想を抱きましたか?
明坂:まず「はやっ!」と思いましたね。この前ゲスト来たはずなんだけど……と、疑問に思っていたんですけれど、メールの後ろを見たら「記念すべき100回に」と書いてあったので、100回目にとうとう結婚していない女を呼んだのかと思いながら受けました(笑)。
――野中さんは明坂さんがゲストに決まった際はどう思われましたか?
野中:あけちゃん来てくれるんだ!って、100回よりもドレスを着るあけちゃんが楽しみすぎて、そっちに驚きと嬉しさがありましたね。
ゲストには野中さんの思うかわいい子を?
――前回から半年も経たずに、今回はドレスに身を包まれて。理想の結婚式について第99回、第100回とこれでもかと言わんばかりに語られましたね。
明坂:そうですね。居酒屋で話すような内容しか話さずに、ウェディングドレスを着て。この話でいいんだろうかって思いながら話してましたけど。
――「神木きゅん」とのシナリオは常々考えてアップデートされていくものなんですか?
明坂:そうですね。ソーシャルディスタンスとかでディズニーランドの仕様が変わっていたりするので、並ぶ場所とかも頭の中で変わってきますよね。
車のナビと一緒ですよね。新しくどんどんアップデートされていったら、神木君の年齢もどんどんアップデートされていくので、反応もちょっと違っていきますよね。
――Ver.2.3みたいな。
明坂:そうそうそう(笑)。やっぱり役者なんでね。誰がどう受け答えするかみたいなのはシミュレーションしていかないと! そうじゃないと私たち返事ができないので。
野中:そうだね! 相手あってのことだもんね。
――こういった明坂さんのお話は野中さんもよく聞かれるんですか?
野中:前、家が近かったのでお食事とかでよく。何喋ったのか覚えてないぐらい、笑ったのを覚えています。あけちゃんとのお食事はいつも笑っている気がします。
明坂:多分、文化放送さんで前に番組を一緒にやっていたこともあって、その時の話とか色々……でも女子会トークでしたね。
野中:たくさん笑っちゃいました。
――この番組を始められて、声優の方から反響や感想は何かいただきましたか?
野中:違うスタジオ行った時に、後輩の子から「Twitterで回ってきて見ました! 野中さんMCなんですよね。素敵ですね」って言ってくれるので「出て出て出て出て! ドレスOK? 事務所大丈夫?」みたいな(笑)。
――ゲストの方は野中さんからお声がけされることもあるんですね。
野中:ありますね。照井ちゃん(照井春佳さん)とかは、「まだ青二に可愛い子いっぱいいますよ」みたいな(笑)。おすすめを……。私が思うかわいい子を。
明坂:確かに、ウェディングドレス着せたい子いっぱいいるもんね。
――明坂さんは前回出演された際、何か反響はありましたか?
明坂:そうですね。ドレス着用と書いてあったので、「とうとう着るのか」という嘲笑はありましたけど(笑)。でも結果パーティドレス着たので、「やっぱりか」「そうきたか」っていう言われ方していて。「だよね」っていうのもスタッフさんから言われたけれど、まさか今回着られると思わなかったので……。
野中:みんなの感想楽しみだね。
明坂:あのとき嘲笑していた人たちはどんな感想を持つのか。
――前回の記事で“送り人”と書いてしまい申し訳ありませんでした!
明坂:いえいえ(笑)。あのタイトルでみんなくすって、なってましたよ。
――明坂さんが言っていたから良いだろうと……。
明坂:スタッフさんとずっと争っているんですよ、どっちが先に結婚するかって。そのスタートを切ってから5、6年ずっと2人とも結婚しないでいるから。
野中:やだ~、しないで欲しいけど、して欲しいけど、しないで欲しい(笑)。
明坂:早くいきたいよ。
――番組内でサプライズ挙式のお話がありましたけれど、明坂さんは結婚式に関してご自身で考えたいタイプですか?
明坂:自分の晴れ姿を見て欲しいのもありますけれど、どこにもないものを探したいとは思っちゃいますね。花嫁さんが周りにいっぱいいるので、大変だとは聞くんですけれど。ナプキン1枚とかカトラリーも1つにしても色々決めたりしないといけないというので。
でも、やるなら週一くらいで打ち合わせをして、全部完璧な状態で進行したいですよね。仕事でもそうですけれど、絶対完璧にいくことってないじゃないですか。10回に1回あったら良いほう。
ただ結婚式みたいにやり直しがきかないんだったら、もうマイクリハ、カメラリハ、全部テクリハ(テクニカル・リハーサル)を一週間前とかに会場を借りてやって、完璧な状態にして。コロナなので無観客配信みたいな感じで、配信に関しても全部やってみたいですね。
――司会は鷲崎さんでみたいな。
明坂:そうそうそう! 鷲崎さんをオンタイムでおさえて、全部やりたいですね。
――忙しいですね。でも明坂さんとしてはそこに至るまで3か月ですからね。
明坂:そうですね。初デートから、親に会うまで。
――1クールの収録終わったら、ゴールですよね。
明坂:でも、そこから一年あるので。式場決めてからの。なので、その1クールの間に初デートと言いながら、式場巡りをして、そこからスタートしていこうっていう。
野中:すごいね!
――準備期間のほうが長いんですね。
明坂:そうですね。だってゴールしてからが長いですから。数十年あるから。火蓋を切るスタートラインに立つわけですから、そこの事前準備はね。じっくりとやりたいですね。
――頭の中で細かに練られてるんですね。
明坂:本当に、よくないとは思うんですけれど、色々な結婚式に出ていると「ここが良かったなとか」「これ取り入れたいな」が頭の中に浮かぶんですよね。データーベースが構築されていくんですよね(笑)。
今後も素敵なゲストをお楽しみに!
――最後に、視聴者の方にメッセージをお願い致します。
明坂:2度目の出演となりました。本当に、結婚って私は特に強く夢に思っていることなんですけれど、それを形にし続け100回を迎えるという、すごいことですよね。応援して下さるファンもそうですし、今日も前回の特別放送の時もめちゃくちゃ楽しくて。
何回もやりたいとは言いづらいですけど、これからもたくさんの人を送っていっていきたいなと。それを、お客さんは温かい目でちょっと大笑いしつつも、ほろりとしつつ見ていただければなと思います。
野中:私はある意味、送り人だったんだね(笑)。本当に100回目を迎えられたのは、見ていただいているファンの皆さん、リスナーの皆さんのおかげです。そして来ていただいたゲスト、スタッフのみなさんのおかげで100回という。
こうやって長く続けることが難しかったり、するじゃないですか。ラジオとかね。なので、こうして続けられていることが、とても幸せだし、本当に感謝しております。是非、(番組の)200回目、300回目もあけちゃんのお色直しが見たいのでこれからも……。
明坂:2年だよね? 100回で2年なんだよね?
野中:そうだね。あと2年かかるね。
明坂:(笑)。
野中:2回目は何色かな?といったことを楽しみにしつつ、これから来るゲストの方もきっと素敵な方ばかりだと思うので、是非お楽しみに。
また、男性も増えると見ごたえも変わってくるかなと思うので、お声がけさせていただきつつ、番組を盛り上げていけたらなと思いますので、是非この記事を読んで初めて知った方も、一度番組を見ていただけたらなと思います。よろしくお願い致します!
――ありがとうございました。
番組情報
『サンセルモ presents 結婚式は あいのなかで』
文化放送インターネットラジオ「超!A&G+」
毎週土曜日14時30分~15時00分 ※動画
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文化放送広報YouTubeチャンネル
毎週土曜日15時00分~アーカイブ配信 ※動画
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