『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season後半クール:スバル役 小林裕介さんインタビュー後編|46話でヒーロー感が増してきたスバル。ラムのレアな懇願シーンも!
『Re:ゼロから始める異世界生活』(原作:長月達平/KADOKAWA刊)の2nd season後半クールが現在放送中ですが、アニメイトタイムズでの連続インタビュー企画もリスタート! 第7弾は、ナツキ・スバル役の小林裕介さんで、前後編に分けてお送りしています。
後編となる今回は先日放送された46話の振り返りと、今後の見どころについて語っていただきました!
46話はスバルのカッコよくなっていく始まり? ガーフィールの意外な事実にもビックリ!?
――先日、オンエアされた46話「咆哮の再会」を振り返ってみた感想をお聞かせください。
ナツキ・スバル役 小林裕介さん(以下、小林):スバルのシーンに限って言えば、この回からスバルのヒーロー感が出てきた気がします。泣きそうだったペトラが「スバルぅ、助けてよ」とうつむきながらつぶやいたら、「おし、わかったぜ、ペトラ」と現れたところは、「お前はラインハルトか!」と思いました。
でもフレデリカを助けてと懇願するペトラに「俺の代わりに強い援軍を送り込んでおいた」という他力本願感はブレていませんでしたね(笑)。40話でラムが「間がいいだけの男。それがスバル」と言っていましたが、まさに今回もそうだし、今後もそんなシーンが出てきます。スバルがどんどんカッコよくなっていく、ここが始まりの気がして、すごくよかったです。
あと冒頭で、ガーフィールが聖域の外に出ることができると知った時、今までの苦労は何だったんだと。確かに誰も言及してなかったけど、20話分の「頑張りを返せ!」と思いました(笑)。これで最強のカードが手に入ったので、一気に期待感が増しました。
印象的だったラムのロズワールとの想いがわかったシーン
――ロズワール邸ではフレデリカとエルザとの戦いにガーフィールが加わり、ベアトリス救出も。
小林:ここから話がまた分岐しているんですよね。聖域に残された人の話とロズワール邸でのエルザとの戦い、そしてベアトリス救出と。熱いし、仲間がどんどん増えている感じがして頼もしくて。しかも仲間たちへの強い信頼感が伝わってきて、いいですね。後半クールのクライマックスに向けた勢いになっていると思います。
――46話での印象的なシーンを挙げてください。
小林:ラムとロズワールのシーンは、ロズワールへの絶対服従は揺らがないと思っていましたが、実はそんな強い想いが隠されていたのかとわかった時にはビックリしました。ラムがエミリアに瞳を潤ませながら「あの人を助けてあげて」とお願いするシーンはレアですよね。魔水晶前でのセリフの応酬も気迫のぶつかり合いで、手に汗握る展開でした。主従の決着の仕方が気になります。
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会