『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season後半クール:リューズ役 田中あいみさんインタビュー前編|重要なキャラかつ複数いるリューズを演じる時に意識したこととは?
『Re:ゼロから始める異世界生活』(原作:長月達平/KADOKAWA刊)の2nd season後半クールが現在放送中ですが、アニメイトタイムズでの連続インタビュー企画もリスタート!
第8弾は、リューズ役を演じる田中あいみさんが登場! 前後編に分けてお送りします。前編では1話にカドモンの娘・プラム役での出演から、2nd seasonで重要なキャラクターを演じることになった感想や、複数いるリューズを演じる時に意識したこと、リゼロ全体を通して印象深いエピソードなど語っていただきました!
1時間SPに「どんな大作になるんだろう?」 異世界ものにワクワク感もスバルが心配に
――1st seasonではルグニカ王国の果物屋、カドモンの娘、プラムを演じられていましたが、『リゼロ』という作品をどう思われましたか?
リューズ役 田中あいみさん(以下、田中):プラムが登場した1話は60分のスペシャルで、前半と後半に分けての長い時間の収録だったので、「どんな大作が始まるんだろう?」とワクワク感でいっぱいでした。
もともと主人公がタイムリープしたり、異世界へ行って奮闘したりするお話が好きなこともあり、視聴者としても最後まで楽しんで見ていました。
主人公が死に戻るというところが新鮮ですが、死ぬ時の苦痛を何度も味わうスバルを見ていると心配や不安な気持ちにもなりました。
――1st seasonでの印象深いorお気に入りのシーンを教えてください。
田中:白鯨とのバトルシーンがお気に入りです。王選を争う陣営が協力し合うほど規模の大きい戦は、爽快感もあり、見ていてとても白熱しました。
またどん底に落ちていたスバルがレムのおかげで立ち直り、強くなってからの一戦だったので、「スバルならきっとやってくれるはず!」と彼の力を信じながら見られました。
リューズ役で再び『リゼロ』に戻れる喜び。エミリア役の高橋さんからのサポートも
――2nd seasonでリューズ役での出演が決まった時の感想は?
田中:すごくビックリしました! 1st seasonでプラムというを演じさせていただいていたので、「別役でも呼んでいただけるんですか!?」と。しかもオーディションではなくご指名をいただいたことにも驚きましたが、「この世界にもう1度新たな役で参加できるんだ!」という喜びでいっぱいになりました。
――リューズは、見た目は若いのに実年齢はすごく高いというギャップに加え、ストーリーの中でも重要な役割を担っていて。
田中:リューズとして臨んだ最初の収録は、30話「踏み出した一歩」。この時、(エミリア役の高橋)李依ちゃんに「リューズがどんな子で、どんな役回りなのか」など相談して、リューズさんのことをざっくりと教えていただいたんです。「リューズさんはたくさんいるんですよ」とか「リューズさんの本体もいるんですよ」と説明してたんですが、ちょっと混乱しました(笑) このときはまだ、魔水晶の中に眠る子が本体だということや、聖域の核となっていることとは結びついていなかったので、聖域を守っているリューズさんのうちの一人を演じてる、くらいの認識でした。
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会