『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season後半クール:リューズ役 田中あいみさんインタビュー後編|意外なリューズの表情と、ベアトリスのセリフにぐっときた47話
『Re:ゼロから始める異世界生活』(原作:長月達平/KADOKAWA刊)の2nd season後半クールが現在放送中ですが、アニメイトタイムズでの連続インタビュー企画もリスタート!
第8弾は、リューズ役を演じる田中あいみさんが登場! 前後編に分けてお送りしています。後編となる今回はオンエアされた47話「水面に映る幸せ」を振り返っていただきつつ、印象的なシーンや収録時のエピソードなど語っていただきました!
エミリアが2つめの試練を超えた47話。ぐっときたスバルとベアトリスとの掛け合いのセリフ!?
――オンエアされた47話「水面に映る幸せ」を振り返ってみた感想をお聞かせください。
リューズ役 田中あいみさん(以下、田中):47話はロズワール邸でのガーフィールとフレデリカによるエルザとの戦い、スバルとベアトリスとの対話、エミリアの2つめの試練が描かれて、リューズはその試練を克服した後のシーンでの登場でした。
エミリアが2つ目の試練を乗り越えた後ということで、少しばかり平穏な時が訪れたような。怒とうの展開の中で、たまにある平和な描写はホッとします。振り返れば1st seasonでは最初は協力的ではなかったアーラム村の人たちが今では温かく出迎えてくれて、とてもホッコリしたシーンでした。
またスバルがベアトリスと言い合いするシーンでは、段々とベアトリスが感情的になっていって、スバルにぶつける言葉も強くなっていくんですけど、「みんながベティを置いていく。お母さまも、ロズワールも! リューズだって!」というセリフを読んだだけで、45話を経た後だっただけにぐっときました。
――47話での印象的なシーンを挙げてください。
田中:リューズさん的にも今まではシリアスなシーンが多く、声を上げて笑ったことがなかったんですけど、今回は台本に「クハハハ」って書いてあって新鮮でした(笑)。聖域を開放するか、しないかで葛藤していたんですけど、スバルやエミリアのおかげで迷いが消えました。「こんなに大きな声で笑うんだ」と、新たな一面が見れて嬉しかったです。
あと冒頭からやり合っていたガーフィールとエルザが共に名乗り合うシーンからのタイトルロゴへという演出がカッコよくて、『リゼロ』らしいなと思いました。正々堂々と勝負するところは私も熱くなりました。
――それは田中さんが少年マンガ的な展開が好きだからでは?
田中:そうかもしれません(笑)。この回はいろいろなところで、いろいろなドラマが繰り広げられていますが、王道バトルや平和なシーン、胸を揺さぶる言葉や感情のぶつかり合いなど、見どころ盛りだくさんの回だったと思います。
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会