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『ふたりはプリキュアMaxHeart総集編』本名陽子、ゆかな、田中理恵インタビュー

伝説は続くよどこまでも! なぎさ、ほのか、ひかりにまた会える『ふたりはプリキュアMaxHeart総集編 ~ありがとう&あいしてる 2021edition~』発売に寄せて、本名陽子さん、ゆかなさん、田中理恵さんインタビュー

『ふたりはプリキュアMaxHeart』1年間の物語をぎゅぎゅっと凝縮した入門編にして決定版! 総集編として2020年に発売されたBlu-ray&DVD『ふたりはプリキュア総集編 ~ぶっちゃけ、ありえな~い!? 2020edition~』に続き、『ふたりはプリキュアMaxHeart総集編 ~ありがとう&あいしてる 2021edition~』が2021年6月16日(水)に発売されます。

「なぎさ」と「ほのか」、そして「ひかり」の3人の物語を2Disc・約310分に再構成。これまで作品を観る機会のなかった現在のプリキュアファンや、大人になった当時の子どもたちにも改めて感動を届けます。

本作発売に寄せて、美墨なぎさ/キュアブラック役の本名陽子さん、雪城ほのか/キュアホワイト役のゆかなさん、九条ひかり/シャイニールミナス役の田中理恵さんにお話をうかがうことができました。

今回のインタビューは、本作の映像特典のキャスト座談会「ありがとう&あいしてる!MaxHeartな日々!」の収録後に行われました。

声優、監督、プロデューサー、スタッフが一丸となって命がけで挑んだ“初代”プリキュア。『ふたりはプリキュアMaxHeart』が決まったときの心境や収録時の貴重なエピソードを教えていただきました。

 

また会える喜び!

──まず『ふたりはプリキュアMaxHeart総集編 ~ありがとう&あいしてる2021edition~』のお話を聞いたときは、どのように思われましたか?

本名陽子さん(以下、本名):実は前回の『ふたりはプリキュア』の総集編のときに西尾(大介)さんや鷲尾(天)さんと「またこういう機会があればいいね」っていうお話をしていて。だから少し期待はしていたんです。

ゆかなさん(以下、ゆかな):はい! でも「あったらあったでしんどいね」って冗談を言いつつ。

本名:そう(笑)。昨年の夏に『ふたりはプリキュア総集編 ~ぶっちゃけ、ありえな~い⁉2020edition~』の特典の収録をしたばかりだったので、またすぐに会えるのがとても嬉しくて!

 


(C)東映アニメーション

 
ゆかな:『ふたりはプリキュア総集編』の特典としてイベントが開催される予定になっていたのですが、新型コロナウイルス感染症の関係でイベントができなくなってしまったんです。

その代わりとして、本名さん、私(ゆかなさん)、鷲尾さん、西尾さん、さらに主題歌歌手の五條(真由美)さんのトークを購入者の方に向けて配信する、という機会をいただけて。

本名:そうなんです。そこから間が空かずに、プリキュアファンの皆さまとも画面越しに再会できて。

ゆかな:「またこういう機会があったらいいね」って話をしていて。そのとき「また会いたいな」って思っていたんですよね。少し分かりにくいかもしれませんが、「また会いたいな」という言葉の成分って......人として会いたいというのはもちろんなんですが、お茶を飲みに行きたいねって話ではなくて、なぎさとしての本名さん、監督としての西尾さんにまた会いたいねっていう意味なんです。

分かりやすくいうと「また一緒に仕事をしたいね」なんですけど、それだとちょっとニュアンスが違う気がして。同じモノを作るために“会う”ということが、私にとっては貴重なもので。そしてそれが叶ったことで喜びもひとしおでした。「また会えて嬉しい」って。

──さらに今回はひかり役の田中さんも加わって。

 


(C)東映アニメーション

 
田中理恵さん(以下、田中):そうなんです。大変ありがたく思っています。

ゆかな:プライベートで会って話すのも当然楽しいのですけれど、そこで話す内容は今日特典映像で話した内容と同じものにはならないんです。

理恵ちゃんとは別の現場でお会いすることもありますが、やはりそこでは“ほのかとひかり”にはならないんですよね。そういう意味でも今回の機会はとてもうれしくて。なぎさとひかりと、私の中のほのかが会ってゆっくり会話できたのは本当に久しぶりだったので、とても幸せでした。

──プリキュアを介して3人でお話するのはいつぶりになるんでしょう?

ゆかな:『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』(2018年)ぶりだと思います。でもオールスターズの時はあくまでオールスターズの中での3人だから……じっくり、ってなると、2作品目の映画(『映画ふたりはプリキュアMaxHeart2 雪空のともだち』)以来ですか?

本名:そうですね。こういうインタビューを3人で受けるのはそれ以来だから……16年振りになるのかな。信じられない!

田中:そうですね。

──16年! 今日の座談会も拝見させていただきましたが、そうした期間を一切感じさせなくて。あの当時のままの、なぎさ、ほのか、ひかりが、目の前にいるという感覚でした。

ゆかな:ひとりでは開けられない箱の鍵のようなものがあるんですよね…。みんながいると勝手にパカッと開くの。

本名:それが不思議だよね。ここ3人に限った話ではなくて。今日は西尾さん、鷲尾さんも来てくださっていて。映像には出演されないにも拘わらず、時間を割いてわざわざ来てくれたんですよね。西尾さん、鷲尾さんがその場にいてくださるだけで話が変わるんです。

ゆかな:本当に。

──それこそ映像には入っていないものの、西尾さん、鷲尾さんを含めてお話されている時の皆さんの空気感も、とても温かいものだなと思いました。

本名:どんなに時が経過しても、一瞬にして当時と何一つ変わらない空気感がそこに生まれるんですよ。

ゆかな:そういうメンバーで試行錯誤しながら作ったものがこうなった、っていう。だから最初の質問に答えるとしたら……「こういうことをまた味わえるんだろうな」って思えるんですよね。それが嬉しくて。

──田中さんがおふたりのお話をうかがいながらうなずかれていましたが、田中さんとしては、この総集編のお話がきたときはいかがでしたか?

田中:座談会にまで出演できると思ってなかったのですっごく嬉しかったです。私、本名さんにお会いするのはすごく久しぶりで。SNS上でつぶやきは拝見させていただいていましたが(笑)。

本名:SNS上ではやりとりしてるんだけどなかなか現場が一緒にならなくて、今日は本当に久しぶりだよね。でもやっぱり直接会えるのっていいな。

田中:そうなんです。それもあってお話できることを楽しみにしてきました。この総集編が決まって、私自身ももう一回プリキュアを見直したんです。当時とは涙腺が緩む場所も受け取る想いも全然違っていて。

プリキュアは日常のシーンも多いんですが、ふとした瞬間のシーンも人情味あふれるところがあるんですよね。みんなでたこ焼きを食べるシーンがあったり、ひかりがふと「おなかすいた」って言ったりと、中学生らしい瞬間を感じさせるシーンもあって。

当時は普通に見ていたけど、歳を重ねた今だからこそ、「あ、ここ良いな、グッとくるな」って感じる部分がたくさんありました。もう一度、このタイミングで見ることができて良かったなと思っています。

 

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