「Animelo Summer Liveに出たい!」芹澤 優 with DJ KOO & MOTSU インタビュー|令和をぶち上げる最KOOに陽(Yo!)なワンチームに直撃
2021年2月22日、声優とアイドルの活動を両立するハイブリッドユニット『i☆Ris』の芹澤 優さんがTVアニメ『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω』のOP・EDアーティストを務めることが発表された。
同時に“異世界魔王×芹澤優から挑戦状”と題し、キャンペーンを開始。その内容は芹澤さんとコラボレーションするアーティストを予想しましょう!というもの。多くのファンが「誰だ...!」と様々な想像を膨らませる“贅沢な時間”を提供していた。
3月8日。いよいよセリコとパーティーを組む2人が発表。なんとDJ KOOさんとMOTSUさんという豪華絢爛なメンバー。同時にエイベックスを象徴するブルーの衣装に身を包んだアーティストビジュアルも発表されると、何かとんでもないことがはじまる予感が爆発した。
アーティスト名は「芹澤 優 with DJ KOO & MOTSU」。名前からして強い。
YouTubeで先行公開された「EVERYBODY! EVERYBODY!」のミュージックビデオは軽々と50万再生を突破。4月1日に期間限定でスタートした芹澤さんの「TikTok」アカウント(https://www.tiktok.com/@iris_s_yu)も絶好調。
暗いニュースが続く時代に「アゲてこうぜ!」とばかりにパリピなエネルギーを届ける3人。そう、今の時代に最も必要な3人が「芹澤 優 with DJ KOO & MOTSU」なのだ。
ここからはアゲアゲなインタビューをお届けしたい。2021年5月19日にリリースされたダブルA面シングル「EVERYBODY! EVERYBODY!」や「YOU YOU YOU」、懐かしさもありつつ、最先端な香りのするアレンジの秘訣やお二人から見た芹澤さんの魅力などを訊いた。
“チームセリコモ”結成秘話
――今回のユニットが誕生した経緯についてお聞かせ下さい。
芹澤 優さん(以下、芹澤):「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω」の主題歌を私がソロとして担当できることになった時に、「何かやりたいなあ」と思ったのがキッカケです。
アニソンって世界共通だなって思っていて。アニソンで世界を元気にできる人たちはいないかな?と思って、スタッフさんに相談したんです。すると...我が社(エイベックス)には2人の天才がいるじゃないですか(笑)
KOOさんとMOTSUさんはアニソンにも詳しいですし、みんなを元気にするという言葉がピッタリのお二人ですよね。なので、この世界に“召喚”して一緒にやろう!みんなを元気にしよう!ということでオファーさせていただいたんです。
――正直、3月に発表された時はぶっ飛びました。“ヤバい”ことを仕掛けてきたな、と。実際にチームセリコモが結成されると聞いていかがでしたか?
芹澤:もう、ビックリしました!KOOさんは私が小っちゃい頃からTVで大活躍してますし。MOTSUさんは田村ゆかりさんと一緒に歌われていた「You&Me」があるじゃないですか。私、「You&Me」が大好きなんです。
なので、KOOさんとMOTSUさん手が届かないレベルで尊い方たちだと思っていました。そんなお二人が私の横に立っていただいて、一緒にパフォーマンスができるなんて...。本当に心から「エイベックスに入ってよかった!」って思いました(笑)。
――この組み合わせはそれくらい嬉しいですよね(笑)。では、KOOさんとMOTSUさんは今回のオファーを聞いた時はいかがでしたか?
MOTSUさん(以下、MOTSU):もともとセリコが所属する『i☆Ris』は知っていて。「面白いユニット」だと思ってましたね。(芹澤さんを見ながら)何か変わった衣装着てたりとかするよね?
芹澤:あはは(笑)。してますね。個性な衣装も着たりしてます。
MOTSU:そうそう。ずっちゃん(2021年3月に『i☆Ris』を卒業した澁谷梓希さん)はDJのイベントでも一緒になるからね。元々面白そうなユニットだとは思っていて。それが頭にあったから「セリコ with パリピ」みたいなイメージで面白いものが描けると思ったかな。オファーを聞いた時からワクワクしましたね。
KOOさん(以下KOO):僕は今年でDJ活動40周年だったから...。
芹澤&MOTSU:おめでとうございます!
KOO:新しい人たちとコラボしてアップデートしていきたいと思っていたところにタイミングよくセリコからオファーが届いて。2つ返事で「絶対これはやろう」と思いましたね。
芹澤:嬉しいです!
――もともとご面識はありましたか?
芹澤:MOTSUさんとは「アニサマ(Animelo Summer Live)」でご挨拶させていただいていました。KOOさんともエイベックスのアイドルイベントで一度ご挨拶したのですが、その時は本当に沢山のアイドルがいらっしゃる中だったので...ほぼはじめましてに近い感じですね。
MOTSU:(KOOさんを見ながら)僕とKOOさんはもう長い付き合いになりますね(笑)。
昔、僕が高校生の頃に東亜会館って流行ったディスコがあって。もうすっごい流行ったんですよ。
――ディスコ!当時、高校生のMOTSUさんは音楽を楽しみに?
MOTSU:ナンパですね(ニヤリ)。
芹澤:パリピ!!カッコいい!!!
MOTSU:ふふ。その時、神様のように回してたのがKOOさんですから。
芹澤:そうなんですね。凄い!神様ですね。
KOO:いやいや(笑)
――実際に芹澤さんと一緒にユニットを組んでみていかがですか?
KOO:セリコはバリエーションが豊かだよね。実際、MOTSUと僕がいて一緒に仕事をするとなると、強縮しちゃう人が多いんですよ。なので、普段はいかに恐縮しない空気を考えるんだけど、セリコの場合はどんどん前に出てくる。それこそ我々が強縮しちゃうくらいに(笑)
芹澤:あはは(笑)
KOO:セリコと僕たちは世代が違うけど、それが凄く嬉しかったんだよ。
芹澤:私も嬉しいです。
MOTSU:確かに。変に萎縮しちゃうか逆にぶっこみ過ぎちゃうケースが多いんだけど、セリコは本当にいいバランスでしたよね?
KOO:そうだよね。セリコはいい空気を持ってる。それが一緒にやってみて一番感じたことだったかな。
MOTSU:セリコはオヤジを転がすのが相当上手い!
芹澤:え!?ちょっとやめて下さいよ...。マズいなぁ。転がしちゃってます(笑)?
KOO&MOTSU:(笑)。
芹澤:でも、実際はメチャクチャ緊張してたんですよ。2日間のMV撮影が終わった時とか泣いちゃいましたし。
MOTSU:そうだったんだ。
芹澤:お二人ともすごくお忙しい方なので、絶対ご迷惑をお掛けしちゃいけないって。無意識に肩に力が入っていたみたいで。
MOTSU:なるほどね。セリコはメンタル強いのかもしれないね。
芹澤:(自分を指差して)“Yu Serizawa”?確かにそういうところはあるかもしれませんね(ドヤ)。
MOTSU:え!?どうしたの?なんで(名前が)逆に!?大丈夫?(笑)。
芹澤:こういうところ含めて、メンタルは強いのかもしれませんね(笑)。
――ちなみにこのユニットが発表された時、MOTSUさんは「セリコを今以上に光らせるにはコレだ!というイメージは持ってました!」とコメントしていました。
MOTSU:ええ。ステレオタイプな声優というよりも、もうちょっと歌姫みたいな感じだったり色々なエッセンスをプラスすることで、セリコを上のステージに持っていくことができるんじゃないか?って頭に浮かんだんです。