ディズニー&ピクサー最新作『あの夏のルカ』ルカ役・阿部カノンさん&アルベルト役・池田優斗さんインタビュー|この夏にぴったりの友情と絆の物語!
ディズニー&ピクサーが贈る最新作『あの夏のルカ』がDisney+(ディズニープラス)にて見放題で独占配信中。
本作は、平穏な<海の世界>に暮らすシー・モンスターの少年ルカが、<人間の世界>を知るシー・モンスターのアルベルトと出会い、止まらない好奇心から人間が暮らす町へと足を踏み入れては<海の世界>と<人間の世界>に大事件が巻き起きるサマー・ファンタジー・アドベンチャー。
『トイ・ストーリー』『リメンバー・ミー』のディズニー&ピクサーが美しいイタリアの港町を舞台に描く<ひと夏の奇跡>は必見です!
そんな本作の日本版声優を務めるルカ役の阿部カノンさん、アルベルト役の池田優斗さんにインタビューを実施。演じたキャラクターの魅力や作品の注目ポイントなどを楽しそうに語っていただきました。
好奇心が旺盛なルカとお兄さんのような親友のアルベルト
——最初に、台本を読んだときの感想をお聞かせください。
ルカ役・阿部カノンさん(以下、阿部):台本を読むだけですごく感動しました。特に、ルカがアルベルトと喧嘩してしまうシーンがあるんですけど、自分で立ち直るルカがすごいなぁと思いました。
アルベルト役・池田優斗さん(以下、池田):作品を通してメッセージがすごく伝わってきました。ルカとアルベルトの関係や仲間思いの熱い部分から友達という関係性、人間だろうとシー・モンスターだろうとお互いに認め合うことの大切さを強く感じたので、アフレコ収録もすごく楽しみでしたし、ワクワクした気持ちで挑みました。
——作品を観させていただきましたが、お二人の声がとても可愛くて世界観にぴったりでした。
阿部:ありがとうございます。最初はすごく緊張しましたが、ルカの性格が自分と似ていたので役に入り込んで収録できました。
——具体的にどういうところが似ていると感じましたか?
阿部:いろいろなところに興味を持つところや、秘密なことをすぐに言っちゃうところです(笑)。
——つい秘密なことを言ってしまうルカも可愛かったです。池田さんはいかがでしょう?
池田:本番前に練習期間をいただいたので、ちゃんと役を作り込まなきゃという意識がありました。
本番に臨んだら、監督さんから「池田くんのそのままの等身大でアルベルトをやって欲しい」と言ってくださったのもあり、作り込み過ぎず、自分が思ったそのままの感情でアルベルトを演じることができました。
ほかにも、アルベルトがしているような動作を実際にしながら収録をしたり、口を大きく開けて相手に伝える意識を持って声を出したりして。アルベルトと自分が似ていた部分もあったので、そのようなお芝居ができたかもしれません。
——池田さんも自分が演じる役と似ている部分を感じ取ったのですね。
池田:はい。何事も恐れずにチャレンジしていく姿は自分に似ているなと感じました。あと僕、兄と姉がいて下の兄弟がいないので、前から弟が欲しかったんです。お兄さんのようにルカをリードしていくアルベルトを演じるのがすごく楽しかったです。
——それぞれ演じたキャラクターの好きなところや良いなぁと思うところがあれば教えてください。
阿部:ルカはちょっとだけ気が小さいんですけど、すごく好奇心が旺盛で素直で、そういうところが可愛いです。
池田:アルベルトは最初、ルカに人間の世界から持ってきたものを説明するシーンがあるんですが、そこがすごくアルベルトの良さが出ています。
自信満々だったり、可愛らしい一面だったり、お兄さんな感じだったり、アルベルトの魅力がたくさん詰まっているシーンです。
また、アルベルトがテンポ感を作っているシーンでもあったので、自分の中でも楽しく演じました。
——では、相手が演じたキャラクターについてはいかがでしょう? 好きなシーンがあれば教えてください。
阿部:アルベルトはルカにいろいろなことを教えてくれて引っ張ってくれるので、自分が実際にルカを演じていてもすごく演じやすかったです。
池田:ルカの好きなシーンは沢山あるんですが、人間の姿になった自分自身の姿に慣れていない感じや最初のおどおどしている感じが可愛くてすごく好きです。