岡田麿里監督の最新アニメ映画『アリスとテレスのまぼろし工場』制作決定! MAPPAが初のオリジナル劇場作品を担当、特報映像も公開
このたび岡田麿里監督の最新アニメ映画『アリスとテレスのまぼろし工場』の制作が決定! しかもMAPPAがアニメーション制作を担当し、初のオリジナル劇場作品を手掛けることが判明しました。
そしてスタジオ設立10周年記念イベント“MAPPA STAGE 2021 10thAnniversary”のステージ上で、映画『アリスとテレスのまぼろし工場』の2分に及ぶ特報映像が披露され、会場の観客を沸かしました。
他にもティザービジュアル公開、岡田監督からのコメントも到着したので、あわせてご紹介しましょう。
特報映像公開!
★これぞ映画と言えるような緻密な背景美術とピアノの旋律から始まる映像は、少年少女の心と身体の躍動、合唱音楽と共に高まっていきます。空を駆ける未知の存在、裂ける夜空などファンタジー要素も期待させるその映像からは圧倒的なスケール感が伝わり、作品への期待が高まる仕上がりになっています!
岡田麿里監督コメント
この『アリスとテレスのまぼろし工場』は、曖昧な世界でもがく少年少女達が、“恋心”を武器に運命と戦う物語です。信頼するスタッフとともに、地に足がついていながら挑戦的な、このチームでしかできないアニメーション映画を追及したいと思っています。完成はまだ先になりますが、はやく皆様にお届けしたいです。
描き下ろしのティザービジュアルを使用した公式サイトがオープン!
原案を岡田麿里監督が、キャラクターデザイン・石井百合子が原画を、美術監督・東地和生が背景&フィニッシュワークを手掛けたティザービジュアルは、美しいが何処か棘のある、ファンタジーとリアルを内包した、絵画のような仕上がりになっています!
映画スタッフ情報
★副監督には平松禎史氏、キャラクターデザイン・総作画監督には石井百合子氏、美術監督には東地和生氏が名を連ねる等、映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』(※岡田麿里氏の初監督作品)のメインスタッフが再集結。音楽は岡田麿里脚本の映画『空の青さを知る人よ』の音楽作家・横山克氏が務めます。
監督:岡田麿里
副監督:平松禎史
キャラクターデザイン・総作画監督:石井百合子
美術監督:東地和生
音楽:横山克
アニメーション制作:MAPPA
岡田麿里(おかだまり)監督プロフィール
1976年生まれ。脚本家。
1998年『DTエイトロン』で初めてアニメ脚本を手掛けて以降、主にアニメ脚本家として活動し、2011年には原作・脚本の『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」が大ヒット。小説や実写作品の脚本、漫画原作、作詞など、活動の範囲を広げ続け、2018年『さよならの朝に約束の花をかざろう』でアニメ監督としてデビューした。
【代表作品】
監督「さよならの朝に約束の花をかざろう」(2018年)
脚本「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(2011年)、「凪のあすから」(2013年)、「心が叫びたがってるんだ。」(2015年)、「空の青さを知る人よ」(2019年)、「泣きたい私は猫をかぶる」(2020年) ほか多数
【受賞歴】
「第16回アニメーション神戸賞」個人賞、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭第5回ニューウェーブアワード(クリエイター部門)、第61回埼玉文化賞
株式会社MAPPA(マッパ)プロフィール
アニメーション制作会社。
2011年6月、元・マッドハウスプロデューサーの丸山正雄によって設立された。2016年4月、設立メンバーの一員である大塚学が社長に就任。創業以来、テレビアニメを中心に映画、WEBアニメ等、ジャンルにとらわれない様々な映像作品の企画・制作を行っており、設立10周年の節目を迎える2021年も多様な作品制作に取り組んでいる。代表作は「この世界の片隅に」、「ユーリ!!! on ICE」、「ゾンビランドサガ」、「呪術廻戦」ほか。