この記事をかいた人
- 逆井マリ
- 神奈川県横浜市出身。音楽フリーペーパー編集部を経て、フリーのライターとしてインタビュー等の執筆を手掛ける。
──ラストの「声をきかせて」はライブで感じた思いを閉じ込めた曲で。
斉藤:6月3日、みんなの声が聞けなかったことに対して「悔しいなぁ」という思いがあって。そもそもライブができること自体がありがたいことなので「しょうがない」とは思いつつも、いちばん聞きたかったのってみんなの声だなって。でも声を出せない代わりに、何かをしようとしてくれているのがすごく伝わったんですよね。自然とクラップが起こったり、ペンライトを振ってくれたり。私にとって大きなサプライズでした。
だからこそ、声を聞きたいなとも思いました。そのタイミングでサイン会があって、みんなの声を聞けたんですよね。それで「やっぱり声を聴けるってうれしいな」って。意外と私、みんなのことも覚えているので「そうだ、こういう声だったな」って思い出すこともあって。だから「声をきかせて」は今の私の夢ですね。
──しょっぱなからみんなでシンガロングできるような構成ですし、Aメロからハンズクラップも入ってますし。
斉藤:今、いちばん歌いたい曲です。声が聴こえない状態で歌うことで成長出来たら良いなとも思っています。いざ声が出せるよってなった時に爆発的な音楽になるんじゃないかなって。もうそのときは感動しすぎて歌えないかも(笑)。成長の意味も込めて、ライブで歌っていきたいなと思っています。
──でも不思議とみんなの声が聴こえる曲ですよね。それがすごく感動するというか。
斉藤:そうなんです! ライブのあとに録ってるからこそ、レコーディングしているときもみんなの声が聴こえたんです。「めっちゃみんなのこと感じる」って。しかも、6月3日のバンドのメンバー(西野恵未さん(key)、今村 舞さん(ds)、伊藤千明さん(b)、ひぐちけいさん(g)でレコーディングしているので、よりエモいんですよね。ソロパートの音を聴いてると「あ、まいまいさん! チャッキーさん、けいちゃん、恵未ちゃん、わー!」って。
今回の3サビにあたるところは2間奏から聴いて録りたいってお願いしました。バンドのことをどうしても感じたくて。だからより、ライブの映像が浮かぶんじゃないかなって思います。
──8月16日(月)、誕生日当日にはライブを控えています。この記事が出るころには『朱演 2021 LIVE HOUSE TOUR 「真夏のハイウェイ」』は終わってるとは思うのですが、どのようなライブになりそうですか?
斉藤:8月といえば斉藤朱夏の月なのでとにかくお祝いしてほしいという気持ちがあります(笑)。でも自分の誕生日にライブをすると、誕生日を忘れがちなんですよ。(2019年、誕生日当日の)フリーライブのときも忘れた状態でした(笑)。ツアーだからこそ成長できるものもあると思うので、一つひとつの公演を楽しんでもらえたらと思っています。
──11曲目の「ヒーローになりたかった - Acoustic ver.」も聴けるんですかね?
斉藤:それはどうかな~(笑)。今回のツアーはとにかく“楽しい”を詰め込んでいます! みんなと音楽と、楽しいを共有したいなと思っています。
[インタビュー・逆井マリ]
神奈川県横浜市出身。既婚、一児の母。音楽フリーペーパー編集部を経て、フリーのライターとしてインタビュー等の執筆を手掛ける。パンクからアニソン、2.5次元舞台、ゲーム、グルメ、教育まで、ジャンル問わず、自分の“好き”を必死に追いかけ中。はじめてのめり込んだアニメは『楽しいムーミン一家』。インタビューでリアルな心情や生き方を聞くことが好き。
発売日:2021/08/18
価格:7,700円(税込)
アニメイト特典:オリジナルポストカード
※特典は無くなり次第、終了とさせて頂きます。ご了承下さい。
価格:4,730円(税込)
アニメイト特典:オリジナルポストカード
※特典は無くなり次第、終了とさせて頂きます。ご了承下さい。
価格:3,850円(税込)
アニメイト特典:オリジナルポストカード
※特典は無くなり次第、終了とさせて頂きます。ご了承下さい。
斉藤朱夏 Twitter(@Saito_Shuka)
斉藤朱夏 STAFF Twitter(@Shuka_staff)
斉藤朱夏 OFFICIAL HP