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『攻殻機動隊』アニメを観る順番と動画配信サイト一覧

最新作『攻殻機動隊 SAC_2045』ほか、アニメ『攻殻機動隊』シリーズの観る順番と配信サイトをまとめました

士郎正宗先生によって1989年に「ヤングマガジン増刊 海賊版」(講談社)で発表された漫画『攻殻機動隊』。

本作は生身の体を義体(いわゆるサイボーグみたいなもの)にしたり、脳すらネットに接続できるよう電脳化を進めた技術の進歩した世界観で、公安9課に所属する“少佐”こと草薙素子が活躍する物語です。

押井守氏によるアニメ映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』は世界的にも有名ですが、現在でもNetflix (ネットフリックス) による配信アニメとして『攻殻機動隊 SAC_2045』が展開中となっているなど、根強い人気を誇っています。

本稿では、原作漫画の発表から数えて30年以上の歴史を誇る『攻殻機動隊』シリーズのアニメ作品たちを視聴する順番と、配信サイトをご紹介していきます。
 

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アニメ『攻殻機動隊』シリーズのTVシリーズ・映画・OVA一覧

視聴する順番とはいっても、原作漫画第1巻を基に制作されたという『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』とその続編的扱いの『イノセンス』。少佐が公安9課に残ったパラレルワールドとされる『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』。これまでのキャストを刷新し公安9課設立前を描いた『攻殻機動隊 ARISE』シリーズと、それぞれ独立した物語となっています。

このため、各監督ごとに一番最初に制作された作品から鑑賞するのがおすすめです。以下がその一覧となります。
 

押井守監督作品

・『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』
(映画:1995年11月18日公開)

・『イノセンス』
(映画:2004年3月6日公開)
 

神山健治監督作品(※『SAC_2045』は荒牧伸志氏と共同)

・『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』
(全26話:2002年10月1日~2003年11月30日放送)

・『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』
(全26話:2004年1月~2005年1月放送)

・『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』
(全1話長編:2006年9月1日)

・『攻殻機動隊 SAC_2045』
(WEBアニメ:2020年4月23日~)

・『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』
(映画:2021年11月12日~)
 

黄瀬和哉総監督作品

・『攻殻機動隊 ARISE』
(映画:全4部作が2013年6月22日~2014年9月6日にかけて公開)

・『攻殻機動隊 新劇場版』
(映画:2015年6月20日公開)
 
■掲載中の『攻殻機動隊』関連記事は以下より
攻殻機動隊|アニメ声優・キャラクター・登場人物・映画・最新情報一覧
 

まずは押井監督作品から

『攻殻機動隊』のアニメとして特に有名なのが『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』。シリーズの中でも一番古い作品になりますが、1995年の公開から25年を経た今なお色褪せない魅力があります。

映画『マトリックス』や有名クリエイターたちに大きな影響をもたらしたとも言われており、最近になって“4Kリマスター版(IMAX)”が制作されるなど根強い人気があることは間違いありません。

アニメ史に残る不朽の名作のひとつですので、『攻殻機動隊』シリーズに興味がある方だけでなく、純粋にアニメが好きな人にもおすすめです。

『イノセンス』は、『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の西暦2029年から3年後となる2032年が舞台。本作では少佐ではなくバトーが主役となっており、彼の視点からある事件を追いかけることになります。また、第25回日本SF大賞などの受賞歴も。

物語は前作同様に原作漫画の「ROBOT RONDO」ベースになっているのだとか。また、バトーが飼っている犬(※犬種はバセットハウンドというらしい)の描写は非常に印象に残ります。
 

『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』


■あらすじ
西暦2029年―。

情報化の進展と同調するように、より高度に凶悪化していく犯罪に対抗するため、精鋭サイボーグたちによる特殊部隊・公安9課、通称“攻殻機動隊”が設立された。

隊長である全身義体のサイボーグ・草薙素子は、国際的に指名手配された正体不明のハッカー“人形使い”を巡る捜査に乗り出すことになるが―。
 
■配信サイト
・U-NEXT
・Hulu
・バンダイチャンネル
・dアニメストア
・Netflix
 
■キャスト
草薙素子:田中敦子
バトー:大塚明夫
トグサ:山寺宏一
イシカワ:仲野裕
荒巻:大木民夫
中村部長:玄田哲章
人形使い:家弓家正
 
■スタッフ
原作:士郎正宗(講談社刊「ヤングマガジン KCDX」所載)
監督:押井守
脚本:伊藤和典
演出:西久保利彦
キャラクターデザイン・作画監督:沖浦啓之
作画:黄瀬和哉
メカニックデザイン:河森正治、竹内敦志
銃器デザイン:磯 光雄
美術設定:渡部 隆
美術:小倉宏昌
撮影:白井久男(スタジオ・コスモス)
編集:掛須秀一(ジェイ・フィルム)
音楽:川井憲次
音響:若林和弘(オムニバスプロモーション)
色彩設定:遊佐久美子
CG 制作:オムニバスジャパン
アニメーション制作:プロダクション I.G
製作:講談社、バンダイビジュアル、MANGA ENTERTAINMENT 他
 
紹介ページ
 


 
 

『イノセンス』

 
■あらすじ
西暦2032年、人とサイボーグ(機械化人間)、そしてロボット(人形)が共存する近未来。そこで人間のために作られた愛玩用アンドロイドが、原因不明の暴走を起こし所有者を殺害、その後、アンドロイドは自壊し、電脳は初期化されるという未曾有の事件がわずか1週間に8件も続発した。

テロの可能性を察知した公安九課の荒巻は、メンバーに事件捜査の命令を下した。相棒のトグサとともに、問題のアンドロイドの捜査のため所轄署に向かったバトーは、鑑識課の検死官ハラウェイから、人間と人形の関係性についての持論を聞かされる。

「人間は、何故こうまでして自分の似姿を作りたがるのか…」。

その帰り際、沿岸のボートハウスで、ロクス・ソルス社のアンドロイド出荷検査官が殺害されたとの知らせが舞い込んだ。暴力団“紅塵会”が組長をアンドロイドに惨殺された報復…ロクス・ソルス社と紅塵会の繋がりとは…

この殺人事件をきっかけに、アンドロイド暴走事故は、バトーとトグサの専従捜査に切り替えられる。事件の黒幕を誘い出すため、紅塵会に殴り込んでド派手な銃撃戦を繰り広げるバトー。

だが、その後バトーは何者かのハッキングによって暴走、日も変わらないうちに食料品店で銃を乱射する不祥事を起こす。公安九課の存在意義を問われる事態…だが、荒巻が下した決断は、組織的支援なしで捜査続行だった。

ロクス・ソルス社に直接当たるしかない…バトーとトグサは、事件の真相を解明すべく、極東の北端、択捉へと向かうのだが…。
 
■キャスト
バトー:大塚明夫
草薙素子:田中敦子
トグサ:山寺宏一
荒巻:大木民夫
イシカワ:仲野裕
キム:竹中直人
ハラウェイ:榊原良子
 
■配信サイト
・Amazon プライム・ビデオ
 
紹介ページ
 


 
 
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