秋アニメ『ヴィジュアルプリズン』ディミトリ・ロマネ役:増田俊樹さんインタビュー|かっこいいのにあらゆるものに純粋な感性を持っている男【連載第9回】
原作・上松範康氏、音楽・Elements Garden、キャラクター原案・片桐いくみ氏、制作・A-1 Picturesで贈るオリジナルTVアニメーション『ヴィジュアルプリズン』が現在放送中です。
本作は、ヴァンパイアという宿命を生きる者たちが、「歌」を通して、「仲間」そして「自身」と向き合っていくストーリーとなっています。
今回アニメイトタイムズでは、総勢10名の出演声優陣にメールインタビューを実施! 作品やキャラクターのこと、収録現場の様子などを語っていただきました。
第9回目に登場するのは、ディミトリ・ロマネ役の増田俊樹さん。かっこいいのに純粋な感性を持っているディミトリが大好きだそうです。
そのほかのインタビューはこちら
◆『ヴィジュプリ』千葉翔也(結希アンジュ役) インタビュー【連載第1回】◆『ヴィジュプリ』古川 慎(ギルティア・ブリオン役) インタビュー【連載第2回】
◆『ヴィジュプリ』堀江瞬(ロビン・ラフィット役)インタビュー【連載第3回】
◆『ヴィジュプリ』七海ひろき(イヴ・ルイーズ役) インタビュー【連載第4回】
◆『ヴィジュプリ』江口拓也(サガ・ラトゥール役) インタビュー【連載第5回】
◆『ヴィジュプリ』矢野奨吾(ジャック・ムートン役) インタビュー【連載第6回】
◆『ヴィジュプリ』島﨑信長(ミスト・フレーヴ役) インタビュー【連載第7回】
◆『ヴィジュプリ』永塚拓馬(ヴーヴ・エリザベス役) インタビュー【連載第8回】
◆『ヴィジュプリ』増田俊樹(ディミトリ・ロマネ役) インタビュー【連載第9回】
ディミトリは一言で言うと“純粋”
——本作はヴィジュアル系、音楽、ヴァンパイアとオタク心をくすぐられるテーマが盛りだくさんですが、最初に脚本・全体的なストーリーを読まれての感想をお聞かせください。
ディミトリ・ロマネ役:増田俊樹さん(以下、増田):魅力的な世界観、個性溢れるキャラクター達、そして参加されるビッグネームのスタッフ陣と放送前から期待感でいっぱいの作品になるだろうなと感じました。
ストーリー自体もかっこいいだけの男達だけでなく、それぞれが自分の人生に向き合い足掻き戦う姿勢を描いています。
歌も魅力的で楽しむ要素の尽きない作品だと感じます。
——ディミトリ・ロマネというキャラクターは、増田さん自身どのような人物だと解釈されていますか? また、ディミトリの素敵だと思える要素はどこでしょう?
増田:一言で言うと、純粋。自分の求める希望に対し、まっすぐ向き合い歩み続けることができるキャラクターだと思っています。
ストーリーの中、その真っ直ぐさは変化することなく貫く様がとても魅力的だと思っています。子供らしくも男らしいかっこいいキャラクターです。
——ハイドと一緒にアンジュの里帰りについて行く第9話では、古き良き日本の家屋に感動しているシーンに思わず笑ってしまったり、裏山でハイドと2人きりで話をするシーンなど盛りだくさんでした。この回を振り返ってみて思い出に残っているシーンや、お気に入りのシーンを教えてください。
増田:アンジュの秘密が紐解かれる重要なエピソードですが、何故かついて来てしまったECLIPSEそのものがとても面白かったです。
もちろんハイドと二人で夜空を見ながら、ファンである子羊たちやECLIPSEについて語り合ったシーンも、作中たくさん描かれていなかった二人の絆を感じるシーンなのでぜひ見ていただきたいです。
——収録現場でのエピソードや、印象深いディレクションなどがあれば教えてください。
増田:基本的に自由にやらせていただけたので楽しくディミトリという人間を演じさせていただきました。
たくさんの方々と時間を共にする機会がなかなかなかったのですが、アンジュ役の千葉さんと物語の根幹を予想し話しながら結局その時点では分からずじまいだったのを覚えています。
役者達も物語の顛末を考えるストーリーなんです。
——本作は、“音楽”の力、“ヴィジュアル系ユニット”というテーマも含まれています。ディミトリが属している「ECLIPSE」ならではの楽曲の魅力や聴きどころを教えてください。
増田:唯一、二人で構成されたデュオユニットです。それゆえに他のグループと違い明確な二人のハーモニーを楽しんでいただけると思います。
格式高い印象のある二人から想像できる、厳格でありながら優雅で耽美な曲の楽しみ方ができるかと思います。