この記事をかいた人
- 福室美綺
- 福岡出身。触れた作品にすぐハマる、ちょろさNo.1ライター。親友であり敵のような複雑な関係性が大好物です。
先行上映会の終了後、桃実高校のキャプテン・佐久間さんに直撃しインタビューを実施。先行上映会の感想やイベントに向けての意気込みなどをお伺いしました!
ーーお疲れ様でした! 先行上映会、いかがでしたか?
佐久間貴生さん(以下、佐久間):今回の先行上映会は『フットサルボーイズ!!!!!』のアニメがスタートする第一歩ということもあり、とても温かい空気が流れていました。自分としてはやっと始まるんだという感慨深い気持ちでいっぱいです。
ーーTAKAさんと同じく感慨深い気持ちになったのですね。
佐久間:あー!かぶってしまったー!
一同:(笑)
佐久間:おそらく、キャスト29人全員が感慨深い気持ちになっていると思います。今日は桃実代表として登壇させていただきましたが、やっぱりすごく……(笑みを浮かべながら)感慨深いですね。
ーー先行上映会でもおっしゃっていましたが、プロジェクトが始動してもう2年も経ちますから、それだけの想いが募り募っていますよね。
佐久間:そうですね。細かく言えば、活動を始めてから2年半以上になります。それぐらい長く活動していますが、実際そんなに長く活動しているとは思わないほどあっという間でした。
あと、最近思ったんですけど、キャスト29人は確かに多く感じるかもしれませんが、いつもみんなと会ってコミュニケーションを取っているので、不思議なことにそんなに多い感じもしないんです。
もう家族みたいな感じですし、みんなフットサルに対して真剣に考えているので、そういう意味では気持ちが一緒の方向に向いているように感じます。
なので、この2年半はすごく感慨深いです(笑)。
一同:(笑)
ーーこれまでの2年半、“頑張ったなぁ”と思うことはありますか?
佐久間:もう全部です。フットサルだけでなく今回初めて声優として関わらせていただいているので、キャストやスタッフの皆さんから本当に学ぶことがたくさんあります。
実際、キャストがフットサルをプレイして、その結果がストーリーに反映されることは、今までにないスタイルだと思うので、そこで自分はどういったことができるのか真剣に考えて、桃実の一員として楽しくやるぞ!と気合いを入れた部分があります。
ーー逆に、“悔しかったなぁ”と思うことはありましたか?
佐久間:日々たくさんありますが、自分自身に悔しさを感じることがあります。フットサルもですし、声優としてアフレコをしたりボイスドラマを収録したりするときも、「もっとできたんじゃないか」と。自分よりできるキャストが揃っているので、声優として活躍されている方たちと一緒にやれる中で、もっと自分もできるようにならなきゃと悔しくなった瞬間もありました。
それこそ、フットサルでは最近の練習でみんながどんどん上達していく中で、自分はフィジカルが強いわけではないので力負けをしてしまうところもあります。そういう部分で悔しさを感じることはありますが、だからと言ってがっつりぶつかっていくのは自分のスタイルではないと思うので、うまく避けたりかわしたりするのが自分の持ち味だなと。
だからこそ、自分に合った個性をもっと磨いてプレイしようと、悔しさから改めて思いました。
ーーみんなで切磋琢磨しながら成長していく姿、本当に良いですね……。
佐久間:これもキャスト29人全員が思っていることだと感じます。試合に負けたらやっぱり悔しいですし、声優として活動していく中でもみんな自分以上に(演技プランなど)考えているんです。その姿を見て負けるわけにはいかないと気合いが入るので、本当に良い関係だと思います。
ーーまた、先行上映会では福山さんやR・O・Nさんなどから応援コメント動画も公開されましたが、いかがでしたか?
佐久間:本当にびっくりしました! 一瞬「ん?」ってなって、声を聞いた瞬間「福山さんだ!」ってみんな絶句するという(笑)。
以前、自分が音楽活動をさせていただいたときに、福山さんが出ている作品にいくつか携わらせていただきました。
その頃から福山さんのことを一方的に知っていましたので、今回声優として共演できたのが嬉しいですし、今回のコメント動画で面白おかしく仰っていましたが、改めて福山さんの愛情を感じて本当に嬉しかったです。
そしてR・O・Nさんは感謝し尽くせない方で、佐久間貴生について喋ってくださったことが他になかったのですごく嬉しかったです。
ーーR・O・Nさんは佐久間さんのことを“元気なボーイ”と仰っていましたね。
佐久間:確かに、元気な姿しか見せてこなかったような気がします(笑)。
ーーそして、来たる12月29日には試合イベントが開催されます。キャプテンとして桃実高校のメンバーに試合に向けて声をかけるとしたら、どのような言葉をかけますか?
佐久間:いつも通り、楽しくいこう!と声をかけると思います。よくうちのチームはハッピー集団みたいな楽しさが1番というところがありますが、焦る瞬間は絶対あるんです。そこで気持ちが前のめりになってしまって、プレイに影響を及ぼすときがあります。
去年の試合イベントでの恒陽学園との試合で、序盤から2点シュートを入れられてしまって、全員が下を向いていたんです。いやまだ下を向くなと、まずは落ち着けお前ら!と声をかけたので、今回もそういうことがあれば同じように声をかけようかなと思います。
ーーそうですね! アニメイトタイムズも応援サポーターとして全力で応援するので、桃実らしさ全開でいきましょう!
佐久間:でも、最近ちょっと真面目なんです(笑)。実は今日も練習をしてきたんですけど、「ここはこう動こう」みたいなことをずーっと話していて、すっごく真面目になるシーンがありました。その雰囲気に耐えきれなかったので、「もう良くない?」「それじゃあ楽しくないよ!?」と(笑)。
1つのことに集中しすぎると周りが見えなくなるというか、桃実はエンターテイナーとしての在り方を第一に考えているチームなので、僕自身もそうでありたいですし、仲間もそうであってほしい。まずはチームメンバー全員が楽しくプレイしてほしい気持ちが1番にあります。
ーーつい熱くなっちゃうときってありますからね。
佐久間:やっぱり男の子なので、みんな負けず嫌いなんですよ(笑)。なので、まずは落ち着いて1回冷静になろう!と。そういうときは、みんなでお客さんに一発芸なんかを披露して肩の力を抜きたいと思います。僕自身も大好きな言葉「気楽にいこう!」とみんなにも声をかけていきたいです。
ーー12月29日の試合イベント、楽しみにしています! 最後になりますが、1月から始まるTVアニメで注目してほしいポイントをぜひ教えてください。
佐久間:アニメの中には、見てほしい瞬間がたくさんあります。恒陽学園がメインとしてストーリーが進んでいくので、恒陽学園メンバーの成長を個人的には見てほしいです。
チームとしては、桃実ならではの雰囲気にご注目いただければと。結構、桃実はいろいろな描写が出てくるので、そういうところを1つ1つ見逃さずに見てほしいと思います。
[取材・文/福室美綺]
福岡出身。触れた作品にすぐハマる、ちょろさNo.1ライター。好きな作品は『Free!』『NO.6』『十二国記』『ギヴン』『新世界より』など。好きな声優さんは保志総一朗さんと坂本真綾さん。ハッピーエンドよりも意義のあるトゥルーエンドや両片想いが大好物な関係性オタクで、主にイベントレポートやインタビューを担当しています。最近はVTuberがマイブーム。
日程:2021年12月17日(金)
会場:グランドシネマサンシャイン池袋 シアター5
登壇(敬称略):
<選手キャスト>
高良崚太(大和 晴役)、石森周斗(榊 星一郎役)、古田一紀(南雲 竜役)、峯田大夢(樫良木ルイ役)、佐久間貴生(昂守 希役)、TAKA(CUBERS)(桐生 蓮役)、川島慶嗣(天王寺刻成役)
<MC>
山下誠一郎(宇佐美 智役)
またたく光。この瞬間(青春)を、この仲間たちと――
TOKYO MX 1月9日(日)より毎週日曜23:00~
BS11 1月11日(火)より毎週火曜24:30~
MBS 1月11日(火)より毎週火曜26:30~
・ABEMA
地上波同時配信(無料)
・ABEMAアニメチャンネルにて
1月9日(日)より毎週日曜23:00~
※配信開始より1週間視聴可能
・特別先行配信
1月9日(日)より毎週日曜23:30~
ほか、各種サービスにて順次配信!!
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