みんなが気になるローラの“これから”。トロピカる部のみんなは彼女の決断をどう受け取るのか? アニメ『トロピカル~ジュ!プリキュア』日高里菜さん インタビュー【連載第5回】
「プリキュア」シリーズ18作目『トロピカル~ジュ!プリキュア』が、ABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネットで放送中です。
放送からもうすぐで1年が経ち、物語はついにクライマックスへ。そこで今回は、キャスト陣にインタビューを実施し、物語を振り返った感想を伺いました。
第5回はローラ役・日高里菜さん。クライマックスに向けた見どころはもちろん、「トロピカル~ジュ!プリキュア 感謝祭」についてもお話いただきました。
みんなが気になるローラの“これから”
──37話「人魚の記憶! 海のリングを取り戻せ!」でまなつとローラの過去、グランオーシャンの秘密が明らかとなり、クライマックスに向けて物語が動き始めました。視聴者が気になっているのが、ローラの“これから”だと思います。アフレコもクライマックスに差し掛かっているところだと思いますが、今、どのようなお気持ちでローラを演じられていますか? 率直なお気持ちを教えてください。
ローラ役・日高里菜さん(以下、日高):どのような最終話を迎えるのか…台本をいただくまで私たちキャストも知りませんでした。なので特に後半のアフレコ現場ではみんなで予想しあったり考察したり……そんな時間もとても楽しかったです。
そんな中37話では、まなつとローラの過去、そしてグランオーシャンの秘密が明らかとなり、私自身も衝撃を受けました。最終話に向けてより盛り上がっているトロプリ。一話一話を大事に、ローラとしてマイク前に立てていることの幸せをしっかり噛み締めながら最後まで駆け抜けたいと思います。
──改めて、日高さんがキュアラメール/ローラ役を演じる上でいちばん大切にされてきたことはなんでしょうか。話を重ねていくうちに、気付いたこと、変化した気持ち、改めて気づいたローラの魅力などがありましたら教えてください。
日高:ローラは常に自分の言葉に責任を持っています。時には強がったりするシーンもありますが、基本的にローラは自分の考えや思ったことを相手に伝えることができる子なので、自分の想いをまっすぐぶつけることを意識しました。
あと、『トロプリ』はギャグシーンも多く、特にまなつとローラははっちゃけるパートが多かったので、とにかく思いきりやること!を意識しました。
──(現在の収録の段階で)これまでのエピソードを振り返って、キュアラメール/ローラの好きなシーン・お話や、自身の役以外で「トロピカってる!」と感じたシーン・お話を教えてください。
日高:やっぱりキュアラメールの変身回です! この日をずっとずっと楽しみにしていましたし、アフレコの時、放送を見た時、トロピカった気持ちでいっぱいになりました。あとは、あすか先輩と百合子さんのお話も大好きです!
初期の頃から2人には何かがあると思っていましたが、お互い不器用ながらも相手を認め合っている関係性が素敵ですし、最後まであすか先輩はあすか先輩らしく、かっこいい選択をしている姿に胸が熱くなりました。
──これまでのお話のなかで特に印象的だったディレクションやアフレコでの出来事などありましたら教えてください。
日高:伝説の33話の10本立ての回ですね。台本をいただいた時から「どうなっちゃうの!?」と思っていたのですが、アフレコが始まるまで正解がわからず、ずっとソワソワしていたのを覚えています。(笑)
実はコロナ禍ということもあり一人ずつの収録だったのですが、収録が終わるたびにグループLINEで報告をし合い、「お疲れ様!そして次の人頑張れ!」とみんなでバトンをつなぎながらエールを送り合っていたんです。そのやりとりを含めとても印象に残っています。