初登場のギルドに大興奮! アニメに期待しているものがすべて詰まっていた──冬アニメ『プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2』ユウキ役・阿部敦さん インタビュー【連載第5回】
Cygamesが贈るアニメRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』(以下、『プリコネR』)。そのアニメ第2期となる『プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2』(以下、第2期)が好評放送中です。
先日放送された第4話には、【動物苑 自警団(カォン)】(以下、【カォン】)がアニメ初登場。シリアスな展開もあり、物語として次回どうなるのかも気になるところです。
アニメ第2期の放送を記念して、アニメイトタイムズでは毎週スタッフやキャストへのインタビューを実施。第5回に登場するのは、主人公であるユウキ役の阿部敦さん。これまで放送された第1話〜第4話の感想や、アニメに初登場したギルドのこと、第2期でのユウキの演じ方など、たっぷりお話を伺いました。
シャドウの少女に対する接し方もユウキくんらしいと感じました
――まずは、直近の放送回である第4話の感想からお聞かせください。
ユウキ役・阿部敦さん(以下、阿部):アニメ第1期でも根本的な解決は迎えずにいたシリアスな部分が第4話で見え隠れして、世界の謎にもう一歩踏み込んだお話になったなという印象です。しかも、謎を残したまま続くので、次回が気になっている方も多いと思います。
――第4話では、【カォン】がアニメ初登場となりました。
阿部:(【カォン】に)推しキャラがいる人も多いんじゃないですかね。僕も【カォン】のメンバーはゲームでも結構お世話になっていて、やっぱりバランスがいいギルドだなと感じています。今回はカスミがフィーチャーされていますけど、ゲームのキャラストーリーを見た方ならニヤリとするシーンもあったんじゃないですかね。
――ゲームをやっている人たちはそういうところも楽しみつつ、アニメから入った人は新たなギルドとして楽しめたと思います。ユウキ的に第4話で印象的なところを挙げるならどこでしょうか?
阿部:ユウキくんはいつも無防備な子というか、初めはキーリの正体がシャドウだとわかっていたから牢屋に入れていたんですけど、(キーリにも)普通に話しかけていて。ユウキくんが「おはよう」と言って、キーリが「おはよう」と返す。そういうやり取りも彼らしいなと感じました。
――ユウキが壁を作らずに接したことで、シャドウであるキーリが心を開いた感じでしたからね。キーリもそうですが、やはり謎めいたところは気になります。
阿部:そうですね。オープニングでも少し今後の展開を匂わせているところがあって。オープニングは作品の顔でもありますから、そこでこうなっているということは……? という感じです。
――そういったところも楽しみにしています。では、ここまでの話数についてもお聞きしたいと思います。第1話は前作(第1期)の後半がシリアス展開だったのでどうなるかと思いましたが、すごく【美食殿】らしい内容でした。
阿部:『プリコネR』のアニメに期待しているものがすべて詰まっていたんじゃないかなと思いました。映像もめちゃくちゃ気合いが入っていて、アルプスのような大自然の中をみんなで冒険していく……ワクワクするところも笑えるところもたくさんある、【美食殿】の冒険はこうだよね! という印象でしたね。
――そして、第2話からはアニメに初登場のギルドが次々と出てきました。第2話に登場した【カルミナ】の印象はいかがでしたか?
阿部:【カルミナ】は歌って踊って戦うアイドルのギルドで、ゲームでもそういう描写やアニメシーンがあったと思います。でも、アニメ『プリコネR』で実際に彼女たちが衣装を着て歌って踊っている姿や、すごく大きなステージにたくさんの人が来ているのを見たら、うぉ〜!って興奮しました(笑)。
――ライブシーンのクオリティはかなり高かったですよね。
阿部:本当にすごかったです。わかっていたことではあるんですけど、改めてびっくりしました。ユウキくんたちもこういう光景を見ているんでしょうね。
――ほかのキャストからは「カルミナ親衛隊とユウキのやり取りが面白かった」という話も出ていましたが、阿部さん的にはどう感じましたか?
阿部:やっぱり、取り繕わない言葉だから響くのかな、と思います。強面だけど純粋だったりしますからね(笑)。あそこで取り繕ったらきっとダメだったろうし、ユウキくんの飾らない言葉が響いて仲良くなるんだろうなと。基本、“人たらし”なんですよ、ユウキくんは(笑)。
――『プリコネR』は女性キャラクターが多いですけど、ユウキは男女関わらず“人たらし”という感じですよね(笑)。
阿部:そうなんですよ。それに、アニメ現場だけでいえば、それほど女性キャストさんが多い感じではなく意外と男女半々だったりするんです。そこも面白いところですよね。
――確かに、町の人たちはイカッチとかチャーリーとか男性キャラも多いですからね。
阿部:『プリコネR』っていわゆるハーレムアニメだとは思うんです。ユウキくんはその主人公という立ち位置なので、あまり出しゃばらない方がいいのかなと最初は思っていたんですよ。でも、金崎監督(総監督・シリーズ構成の金崎貴臣さん)がいろいろと求めてくださり、こういう作品の主人公としてはすごく面白いポジションでお芝居ができています。