スズナの汗ジトにびっくり! 演技のイメージは“二次元ギャル”!? 冬アニメ『プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2』スズナ役・上坂すみれさん インタビュー【連載第9回】
Cygamesが贈るアニメRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』(以下、『プリコネR』)。そのアニメ第2期となる『プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2』(以下、第2期)が好評放送中です。
個性豊かなアニメ初登場ギルドや、物語の謎に迫る展開、圧巻の戦闘シーンなど盛り上がりを見せるアニメ第2期。先日放送された第8話には、【ルーセント学院】の3人(イオ、スズナ、ミサキ)が初登場。廃校の危機を救うべくスズナとミサキがある行動を起こしたところから、事件に巻き込まれて大騒動に。後半には胸が熱くなるシーンもありました。
アニメ第2期の放送を記念して、アニメイトタイムズでは毎週スタッフやキャストへのインタビューを実施。第9回に登場するのは、【ルーセント学院】所属のスズナ役・上坂すみれさん。第8話の感想や印象的だったシーン、スズナを演じるポイントなどいろいろとお話を伺いました。
脳内に思い浮かべていた映像がそのまま流れている感じでした
――ついにアニメ『プリコネR』に【ルーセント学院】のメンバーが登場しました。まずは率直な感想からお聞かせください。
スズナ役・上坂すみれさん(以下、上坂):ゲームでは最近ハロウィンイベント(※)に登場したりキャラクターソングを録ったり、スズナを収録することが増えていましたし、【ルーセント学院】の子たちには思い入れがあるので、イオ、ミサキ、スズナの3人組でアニメに登場できたのがすごく嬉しかったです。どんな感じで登場するのかな?と思っていたら、ストーリーはちょっと意外でしたね。
※ストーリーイベント「ハロウィンセイバーズ・スクランブル! もふもふ捕獲大作戦」(2021年9月30日〜10月14日開催)
――意外というのは?
上坂:ゲームだと弱気になっているスズナってあまりないのですが、この話数では学院(の存続)について考えるあまり、ちょっと汗ジトみたいな表情も見られて。それがすごくレアだなと思いました。
――そんなゲームとはちょっと違った表情も見られた第8話。実際の映像をご覧になっていかがでしたか?
上坂:『プリコネR』はゲーム内のアニメもめちゃめちゃ綺麗なんですけど、今回のアニメも30分間ずっと綺麗で。シナリオを読んで脳内に思い浮かべていた映像がそのまま流れている感じでした。スズナやミサキもすごい再現率で描いていただき、仲の良さをすごく感じましたね。それに、ゲームではコッコロとあまり絡んでいなかったので、そのやり取りも新鮮でした。
――アニメで動くことで、スズナの可愛さやコミカルさ、格好良さといったさまざまな姿が見られましたね。
上坂:ゲームだと主人公との会話が多く、スズナは基本的に笑顔感のあるセリフが多いんです。でも、アニメでは精神年齢がすごく幼いことも動きから伝わってきました。ミサキはちょっと大人びてはいるけど本質的には子供っぽい、スズナは子供そのものみたいな感じ……その2人が同じくらいオーバーリアクションするのが可愛かったです。ゲームの時に思っていた通りのスズナというか、アニメ初登場なのにすごく生き生きと描いてくださって、スタッフさんの愛を感じました。
――では、第8話の中で特に印象に残っているシーンや、好きなシーンを挙げるならどこでしょうか?
上坂:後半でイオ先生が助けに来てくれて「私の生徒だもん」って感じに諭された時に、スズナが珍しく照れていたシーンは好きですね。
――普段はバカをやっているという言い方はあれですけど、スズナはミサキや主人公などとワイワイやっているイメージがありますからね。
上坂:そうですね。おバカはおバカですけど、ベースは本当にいい子なんだとこの話数で伝わっていたらいいなと思います。
――ラストで、稲刈りしているところにみんなが集まるシーンも良かったですよね。アニメで登場したギルドが全員いる感じで。
上坂:すごい迫力がありましたね。『プリコネR』はハッピーなのが似合うと思っていたので、第8話もハッピーに締めくくられて良かったです。
――アニメ『プリコネR』のテーマのひとつというか、やっぱりみんなでご飯を食べるのは特別だなと感じるシーンでした。
上坂:みんな仲良しになれるという、『プリコネR』の世界の魅力が詰まっているシーンだと思います。みんなでおにぎりを食べているのも可愛いですし、咀嚼のシーンもすごくいいですよね。
――食べ物の作画は、第1期も第2期も“料理作監”がいるぐらいこだわっていますからね。
上坂:おにぎりの粒感もすごいですよね。それが幸せ感をより演出してくれていると感じました。幸せを噛み締めながらおにぎりを食べる……私もこれをやりたいです(笑)。とても幸せを感じられそうです。