アニメ映画『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突』第一章の完成披露上映会に、声優の宮野真守さん・鈴村健一さん・梶裕貴さん、歌手のSennaRinさんらが登壇! 作品の見どころや想いを語る
3月4日(金)に第一章、4月1日(金)に第二章、5月13日(金)に第三章が上映になる、新作アニメーション『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突』。
2月23日(水・祝)都内にて、第一章完成披露上映会が行われました。会場には、ラインハルト役の宮野真守さん、ヤン役の鈴村健一さん、ユリアン役の梶裕貴さん、主題歌・テーマソングを歌うSennaRinさん、多田俊介監督が登壇。
本作の見どころや『銀河英雄伝説 Die Neue These』への想いを語りました。今回、公式レポートが到着したので、ここに公開しましょう。
第一章完成披露上映会より公式レポート到着!
MCにて宮野真守さん、鈴村健一さん、梶裕貴さん、SennaRinさん、多田俊介監督が呼び込まれ、それぞれが本イベントへの意気込みと『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突』第一章が完成した喜びを語ります。
そのままトークパートに移り、完成披露を迎えた今のお気持ち、キャラクターや音楽について、本作の見どころなど来場された心待ちにしているファンの皆さまへ作品の想いを語りました。
宮野さんは「ラインハルトは前シリーズで大きなものを失いました。そこでの誓いに囚われているといいますか、彼の目指すものは変わっていませんが、目指す様相が変わってきている姿が苦しく見える瞬間もあって。でも強くまっすぐ進む彼の姿を僕自身も信念を持って演じていますので、ぜひ見ていただきたいです。」と語り、
鈴村さんは「僕が演じるヤンは変わらないところが大事だと思っていて、人としての成長というよりも、ラインハルトやユリアンが成長する中で、ヤンはどのように立ち回っていくのかが銀河英雄伝説(以下、銀英伝)の魅力だと思っています。個人的には成長したり、目標がしっかりしているキャラクターの方が演じやすいのですが、ヤンはいろんな想いを内包しつつ生きていく人なので、手強い役だなと感じていました。」と話し、
梶さんは「演じさせていただいているからというのもあると思いますが、個人的に、この作品の中で一番強く成長や変化を感じるのは、やはりユリアンですね。今作の冒頭、彼は初陣に出向きます。ついに、一人のパイロットとして戦場へと赴くわけです。
すべては"ヤン提督の為に"が、彼の行動理念。それだけ敬い、憧れてきた存在なんです。ところが戦争というのは、そう生易しいものじゃない。実際に戦場に出て、死を身近に感じた彼の緊張感や焦燥感などが緻密に描かれております。そのあたりから目を逸らさず、是非ご覧いただけたら。」とそれぞれこれまで演じてきたキャラクターを通して見どころを話しました。
主題歌とテーマソングを担当したSennaRinさんは「多くの方から愛されるこの作品に主題歌&テーマソングで関わらせていただいて、とても感謝の気持ちでいっぱいです。主題歌の『dust』、テーマ曲の『melt』は壮大なバラードとなっています。
初めてデモ音源を聴いた際、まさに銀河英雄伝説のような壮大な宇宙を描きつつも、海に沈んでいくような感覚でした。自身で作詞した『melt』もその優しく包まれるような気持ちになれるように書かせていただきました。」と音楽に込めた想いを伝え、
SennaRinさんのお話を受け、多田監督は、「今回の主題歌を使用したエンディング映像を作る際に、スタッフはまさに同じようなイメージで映像を上げてきてくれています。僕やスタッフも同じようなことをこの曲から感じたのだと思います。本当に素敵な曲をありがとうございます。」と本作と音楽とのリンク性を自信をもって語りました。
そして、これから観るお客さまへ宮野さんは「製作が始まった頃から、最後まで演じ切りたいという想いを、みんなで共有していましたので、新シリーズを発表するたびにとても嬉しく思っています。
今回は帝国側は双璧(ミッターマイヤー&ロイエンタール)の過去が描かれています。この二人が描かれることで、ラインハルトにちゃんとベクトルが向いている部下がいることがわかったり、ラインハルトと色々なキャラクターとの関係性が見えてきます。
人は人生をどう生きるか、その人生をどう全うするかを見せてくれる作品だと思いますので、このような時期だからこそ、一緒に感じていただければと思います。」と想いを伝え、
鈴村さんは「収録からしばらく経っており、この日を迎えられることができてとても感慨深いです。いろんなことを乗り越えて上映されるのは本当に奇跡のようなタイミングだと思っておりますので、ぜひ楽しんでいただければと思います。
第一章では銀英伝の魅力である緻密な人間関係が帝国側でしっかり描かれていて、第二章、第三章では同盟軍も描かれていきます。その展開が対比となっていて、その様が僕たちが暮らしている世界に何かリンクしているように感じます。
それが1980年代に原作小説の中で書かれたというのは本当にすごいことで、そんな作品に関われるのは稀有なものじゃないかなと思います。これからどんどんノイエ銀英伝は盛り上がって行きます。ご覧いただいた皆さまに何かしらの彩りがあればいいと期待しています。と話し、
監督は「制作自体は随分前から進んでいました。こうして本当にようやく皆さまに見ていただけることとなりました。スタッフも新作を作るにあたって皆さまに満足いただけるように構成だったり色々工夫をしておりますので、その想いが伝わればいいなと思っております。
なにより、皆さまに楽しんでいただければ幸いです。このご時世なので制作は一部リモートでの作業もありましたが、クオリティを下げることなく皆さまへご覧いただきたいという気持ちで作りました。ぜひ劇場に足を運んでいただけるとありがたいです。」と語りトークパートは終了しました。
また本イベントにて、「銀河英雄伝説 Die Neue These」を基にしたスマートフォン向けストラテジーゲーム『銀河英雄伝説 Die Neue Saga』の開発が発表。そして最新作上映を記念し、『銀河英雄伝説 Die Neue These』1~24話YouTube期間限定一挙無料配信、サードシーズン第一章の劇場プログラムと劇場グッズが3月4日(金)より販売、主題歌「dust」とテーマソング「melt」を収録したSennaRinデビューEP「Dignified」の4月13日発売、「dust」の3/4先行配信も解禁され会場は大いに湧きました。
最後に、SennaRinさんによる主題歌「dust」の生歌唱が行われ、会場が『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突』の世界観に引き込まれ舞台挨拶は終了しました。
本日「銀河英雄伝説 Die Neue These」1期2期のダイジェスト映像解禁!
サードシーズン「激突」第一章の3月4日(金)上映開始に先んじて、ファーストシーズン「邂逅」とセカンドシーズン「星乱」のダイジェスト映像(8分44秒)を公開!
最新作上映に向けてぜひご覧ください! こちらのダイジェスト映像は、3月4日から上映開始する「激突」第一章の本編前にも上映されます。
アニメ映画「銀河英雄伝説 Die Neue These 激突」作品情報
■上映日
第一章2022年3月4日(金)
第二章2022年4月1日(金)
第三章2022年5月13日(金)
各章3週間限定上映
■金額:1,900円(均一)
■上映館:全国36館
■『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突』第一章 本予告
■キャスト
ラインハルト・フォン・ローエングラム:宮野真守
ヤン・ウェンリー:鈴村健一
ジークフリード・キルヒアイス:梅原裕一郎
ユリアン・ミンツ:梶裕貴
パウル・フォン・オーベルシュタイン:諏訪部順一
ウォルフガング・ミッターマイヤー:小野大輔
オスカー・フォン・ロイエンタール:中村悠一
アレックス・キャゼルヌ:川島得愛
フレデリカ・グリーンヒル:遠藤綾
ワルター・フォン・シェーンコップ:三木眞一郎
アンネローゼ・フォン・グリューネワルト:坂本真綾
ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ:花澤香菜
オリビエ・ポプラン:鈴木達央
ダスティ・アッテンボロー:石川界人
ナレーション:下山吉光
■スタッフ
原作:田中芳樹(東京創元社刊)
監督:多田俊介
シリーズ構成:高木登
助監督:森山悠二郎
キャラクターデザイン:菊地洋子 寺岡巌 津島桂
総作画監督:後藤隆幸 菊地洋子
特技監督:竹内敦志
メカデザイン:竹内敦志 臼井伸二 常木志伸
オリジナルメカデザイン:加藤直之
プロップデザイン:太田恵子
プロップデザイン・紋章デザイン:秋篠Denforword日和
3D:ランドック・スタジオ I.G3D
3D監督:磯部兼士
美術:Bamboo
美術監督:竹田悠介
美術設定:塩澤良憲 曽野由大 金平和茂
美術デザイン:渡部隆
色彩設計:竹田由香
音響監督:三間雅文
音楽:橋本しん(Sin)井上泰久
音楽制作協力:Sony Music Publishing (Japan)Inc.
主題歌:「dust」SennaRin(SACRA MUSIC)
テーマソング「melt」SennaRin(SACRA MUSIC)
撮影監督:荒井栄児
編集:黒澤雅之
制作:Production I.G
監修:らいとすたっふ
企画協力:ROOFTOP
制作協力:徳間書店
宣伝協力:アールアールジェイ
製作:銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会
■シリーズあらすじ
数千年後の未来、宇宙空間に進出した人類は、銀河帝国と、自由惑星同盟という“専制政治”と“民主主義”という2つの異なる政治体制を持つ二国に分かれた。
この二国家の抗争は実に150年に及び、際限なく広がる銀河を舞台に、絶えることなく戦闘が繰り返されてきた。
長らく戦争を続ける両国家。銀河帝国は門閥貴族社会による腐敗が、自由惑星同盟では民主主義の弊害とも言える衆愚政治が両国家を蝕んでいた。
そして、宇宙暦8世紀末、ふたりの天才の登場によって歴史は動く。
「常勝の天才」ラインハルト・フォン・ローエングラムと、「不敗の魔術師」と呼ばれるヤン・ウェンリーである。
ふたりは帝国軍と同盟軍を率い、何度となく激突する。
■「激突」あらすじ
帝国暦488年(宇宙暦797年)、ラインハルトは門閥貴族連合との内戦に勝利し、名実ともに銀河帝国の最高権力者となる。しかし、自らの半身ともいうべきキルヒアイスを喪った哀しみは、彼の心に暗い影を落としたままであった。時を同じくして、自由惑星同盟では、救国軍事会議によるクーデターを鎮圧したヤン・ウェンリーが、名将としての声望をますます高めていた。しかし、権力に固執する同盟政府の政治家たちは、ヤンへの警戒心を強めていく。
翌年、銀河帝国軍はイゼルローン要塞の奪還作戦を開始した。過去も現在も難攻不落を誇る軍事拠点に対し、ケンプ提督率いる帝国軍は驚くべき攻略法をもって攻めかかる。それは、これまでの歴史にない戦闘の始まりとなるのであった。
「銀河英雄伝説 Die Neue These」公式サイト
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