シリアスシーンでも感じる【美食殿】らしさーーアニメ『プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2』M・A・Oさん、伊藤美来さん、立花理香さん、阿部敦さんインタビュー【連載第12回】
序盤で印象的だったのは、ライブシーン、光がさす演出、【聖テレサ女学院(なかよし部)】……。
――ここからはアニメ第2期を振り返っていこうと思います。まずは序盤の第1話から第3話で、特に印象的だったことや好きなシーンを挙げるならどこでしょうか?
阿部:【カルミナ】のライブシーン(第2話)がすごかったなと思います。
立花:あのシーン、観客の声は私たちもちょっとずつ入れているんですけど、めっちゃ楽しかったです。
M・A・O:本当に楽しかったですね。
立花:「こっち見てー!」とか「可愛い!」とか。
伊藤:ライブに行けない分をここで発散させていました(笑)。
M・A・O:夜に自主練していたツムギちゃんとキャルちゃんの会話も大好きです。それがあって、(シャドウとの戦いで)クタクタになったキャルちゃんがステージを見て「なんだ、あんたも輝いてるじゃない」と言うところは、どういう感情で受け取ればいいのかと……。キャルちゃんの心情がわかっているだけに、切なかったですね。
立花:対比がつらい。
阿部:お互いが裏方で、ツムギも「私はこの2人(ノゾミ、チカ)を輝かせるために」と思っているけど、いざステージに立てばやっぱりすごく輝いていて。その裏でキャルは文字通り汚れ仕事をやっていて……という対比がね。最後、橋の下の暗闇にいるところに月の光が差し込んで、3人(ペコリーヌ、コッコロ、ユウキ)が合流して、という描写はうわ〜って思いましたね。
M・A・O:3人のキャルちゃんを呼ぶ声で、光に戻ってくる演出が素敵でした。
立花:でも、みんながキャルを探して「キャル〜」「キャル様」とか呼んでくれている中、ペコは「美味しいご飯が待ってますよ〜。お肉もありますよ〜」って(笑)。なんかそういうところも【美食殿】らしいなと思ってほっこりしました。
阿部:あと、第2話でいうと、ユウキくんがアイドル衣装を着せられるシーンもなかなかのインパクトでした。
伊藤:アイドル衣装可愛かったです。
立花:ほんと可愛かった〜。
M・A・O:照れるのも可愛くて、もうユウキ君が最強!一番!!と思いました。
――アフレコの時もユウキのアイドル衣装で盛り上がったと前回のインタビューで話していましたね。
伊藤:盛り上がりましたね。
阿部:ちょっと可愛い声をあてましたから(笑)。
M・A・O:あ、可愛い声!と思いました(笑)。
――そこはぜひ改めて聞いてもらいたいですね。ほかの話数に関してはいかがですか?
立花:やっぱり第3話の【聖テレサ女学院(なかよし部)】(以下、【なかよし部】)ですよね。
M・A・O:ついに来てくれました。
伊藤:みんな本当に待っていたと思うんですけど、やっぱり【なかよし部】は【なかよし部】で。アニメだろうと関係ないこの3人の世界に入り込むことができました。
阿部:【なかよし部】+アオイというのがまたヤバいんですよ。それが遺憾なく発揮されていましたね。ロゼッタも初登場しましたし……石ころですけど(笑)。でも、のちのちの話に繋がるような不気味な伏線があったりもして、そういう意味での見応えもあったんじゃないかと思います。
M・A・O:ユニちゃん先輩ならではの部分が出ていたところも、なるほどと思いました。
立花:登場の仕方もよかったよね。ちぇるってました(笑)。
M・A・O:戸惑いながらの2人(コッコロ、キャル)の「ちぇる〜ん☆」も可愛かったです。
――「ちぇる〜ん☆」って【美食殿】のメンバー全員言いましたっけ?
阿部:ユウキくんは最初にノリで言っていましたね。
立花:(ちぇる〜んって)返すんかい!みたいな。
M・A・O:言っていないのはペコちゃんだけですね。どこかに入れられればよかったのですが(笑)。
立花:似合いそう(笑)。