「らんちゃんの可愛らしさ、魅力がより伝わるお話になっています!」キュアヤムヤム&メンメンついに登場!? 菱川花菜さん、清水理沙さん、井口裕香さん『デリシャスパーティ♡ プリキュア』インタビュー
プリキュアシリーズ19作目となる『デリシャスパーティ♡プリキュア』(略称デパプリ)が、ABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネットで放送中!
今作のモチーフは、食事やお料理たち=「ごはん」。テーマは「ありがとうの気持ち」「シェアする喜び」キーワードは「ごはんは笑顔」! 世界中のおいしいお料理が集うステキな街・おいしーなタウンを舞台に、新たなプリキュアが大活躍します。
キュアプレシャス、キュアスパイシーの変身を経て、いよいよらんの出番!
先日、第6話「学校!怪物!大パニック!?ねらわれたエビフライ!」が放送された本作。キュアプレシャス/和実(なごみ)ゆい役の菱川花菜さん、キュアスパイシー/芙羽(ふわ)ここね役の清水理沙さん、キュアヤムヤム/華満(はなみち)らん役の井口裕香さんにお話をうかがいました。
取材現場となったアフレコ現場の控室には、キャストの皆さんによるたくさんの差し入れが!(この日はいつもより少ないくらいなんだとか) インタビュアーにも「ぜひ!」とシェアしていただきました。作品を通して“シェアする喜び”を体感しているという皆さん。取材でも笑顔が溢れました。
※6話以降の物語の内容が一部含まれているのでご注意ください。
収録を重ねるたびに強くなる絆
──収録が進んでいく中で、皆さんの中で変化のようなものはありましたか?
井口裕香さん(以下、井口):よりよくなっていることを感じています。収録もすごくスムーズに進むようになってきました!
菱川花菜さん(以下、菱川):最初の1話、2話、3話は「失敗したらどうしよう!」って思っていたんです。でも最近は「早くアフレコの日がこないかな」って、ルンルンしながら行っています(笑)。そこは大きな変化かなって。
清水理沙さん(以下、清水):私も、毎週のアフレコの日が楽しみでしかたないんです。
井口:ね! アフレコの合間に、他愛もない話をすることもあって。この3人とジェントルー(CV:茅野愛衣)でするときもあるのですが、大人3人はコーヒー好きなんですよ。で、(菱川さんは)「ブラックコーヒーがまだ飲めない」って言っていて、「可愛い!」って。
菱川:まだ飲めないんです(笑)。
──1月に行われた記者会見の中でも、オーディション現場で、菱川さんが「お疲れ様です!」でも「おはようございます!」じゃなく、「こんにちは!」と制服姿で颯爽と入ってきたことが衝撃だったといったお話を井口さんがされていましたね。
井口:そうそう!(笑) 女子高生が颯爽と入ってきた!っていう。すごく爽やかで可愛かった〜!
菱川:「こんにちは」と「さよなら」は言った覚えがあります! その後マネージャーから「さよならじゃなくて、お疲れ様だよ」って言われました(笑)。よく言ってしまうんです。気をつけなきゃなと思っていて。
清水:いやいや! 新鮮な感じがしてすごく良かった! ふとした時に「あっ、花菜ちゃんはつい最近(今年度3月)、高校卒業したばっかりだったんだ!」って思うことがあります。まだお酒も飲めない年代だし、これからいろいろな食を体験していくんだって。
井口:うんうん。もう少し落ち着いたら、みんなでご飯とかも食べにいきたいよね。最近は収録がスムーズに終わってしまうので寂しいんですよ。
最初はそれぞれ立ち位置を作ったり、キャラ固めをしながりだったので時間をかけていたんですが、収録が進むとそれぞれのことも分かってきて、合わせゼリフとかも息が合ってきて。すごく良いことだけど、早めにバイバイになっちゃうから寂しい(笑)。
清水:わかる!
菱川:清水さんと一緒に帰っている最中に「帰りたくない!」って思わず言ってしまったことがあります(笑)。
井口:かわいい〜帰したくなくなっちゃう!(笑)
菱川:もっとお話をうかがいたくて! あともっといろいろな人に会ってみたいなとも思います。(感染対策のため)入れ替えで収録しているので、中には会えていない人もいるんです。セクレトルー役の木下(紗華)さんとはまだ一度も一緒に収録したことがなくて。
井口:それこそ拓海くん(CV:内田雄馬)とは最近一緒に録れてないもんね。すれ違うことはあるけど。
菱川:そうなんですよね。
──取材前に少しお話されていましたが、菱川さんは収録後に残ることもあるとか。
菱川:収録後、深澤(敏則)シリーズディレクターと勉強会をしているんです。私たちのあとにもキャストさんが収録されているので、合間を見て、深澤さんが来てくださるんです。申し訳ないなと思いつつ、勉強させてもらっています。そのときに清水さん、井口さんもいつも残ってくれて。
清水:我々も聞かせてもらってます。勉強になるんです。
井口:何気ないセリフの言い回しとかは理沙ちんも教えてあげているんです。私はただ聞いているだけなんですけど(笑)。パワーを出すときにどこに力を入れるかとか。
──すごくいい先輩たちに囲まれながらのアフレコなんですね。
菱川:本当に! 勉強会のあとに清水さんからお話をうかがっていて。井口さんは私が収録でミスをしてしまったときにすごく励ましてくれるんです。こんなに幸せで良いのかなってくらい、良い先輩に囲まれています。本当に幸せです!
清水:私も。
井口:私も幸せ。
──幸せのおすそわけをいただき、私もハッピーな気持ちになりました! 茅野さんも含めていろいろなお話をされるのでしょうか。
菱川:はい。茅野さんがいろいろなお話をしてくれるんです。場の空気を作ってくれて。大好きです!(笑)
──茅野さん演じるジェントルーもすごくカッコよくて、可愛いですよね。
清水:本当にカッコいい。
──レシピッピは奪われたくないんですけど、ジェントルー側からの目線で見ると一回くらい成功させてあげたい!って思ってしまいます(笑)。
菱川:それはダメです!(笑)
清水:時々身銭を切ってるときもあるよね(笑)。
菱川:ジェントルーは敵ではあるんですけど、嫌なキャラじゃなくて、面白いんですよね。「ブンブンドルドルブンドル―」も真面目にやってて、つい真似したくなります!
──そういう意味では、プレシャスの「500キロカロリーパンチ!」も真似したくなります!
菱川:頭から離れなくなりますよね。プリキュアが好きな友だちの妹さんにお会いしたとき、私がプレシャスの声優とは知らずに「500キロカロリーパンチ!」と真似をしていて。
清水&井口:かわい〜!
菱川:やっぱりやりたくなっちゃうよね!って。思わず涙が出そうになってしまいました。
──その妹さんは菱川さんがプレシャスだと最後まで気づかれることなく?
菱川:あまり喋らないようにしました(笑)。でもすごく嬉しくて。「頑張ろう!」と思いました。皆さん「500キロカロリーパンチ!」「ブンブンドルドルブンドル―」「ピリッtoサンドプレス」とかってやってくれるんじゃないかなぁって。いっぱい真似して欲しいです。
──「ピリッtoサンドプレス」もスパイスが効いた言葉ですもんね。ヤムヤムの個人技や浄化技のセリフも気になるところです。
井口:楽しみにしていて欲しいです。だいぶ可愛い気がします。
菱川&清水:本当にかわいい!
菱川:決めポーズも可愛いんですよね。
──個人技も含めて、技のシーンは毎回の録音ですよね。
菱川:そうです!
清水:毎回一生懸命言っています。だんだん成長していくんだろうなって。技を重ねて、最初のほうの声を聞いたときに「変わったな!」って思うかもしれないですね。
菱川:1話の時の「500キロカロリーパンチ!」は「きちんと届けなきゃ!」って、技術的なところを頭で考えてしまっていて。でも最近もう(力強い声色で)「パンチ!」って感じで言えるようになって(笑)。「もっと叫ばなきゃ!」といったことは考えなくなりましたね。