2022年5月前半の総括(占い )|青山吉能『みずいろPlace』#47
皆さんこんにちは、元気ですか?
わたしは元気です。
青山吉能です。
先日は「小春六花1stLIVE!初登校!」ご覧いただいた皆様、本当にありがとうございました。
この日のためにたった一つの小春六花の正解を求め、奔走した日々でした。
小春六花は小春六花であり、青山吉能とはまったくの別物です。昨今はそのあたりを同一視したコンテンツもありますが、音声合成界隈にはその文化はあまり根付いていない印象でした。
だからこそ、しっかりと「小春六花」でいたい理想と、わたしというガワの限界の狭間で何度も何度も何度も考えさせられました。
でも、悩んで迷って目を伏せ続けている、そんな時間もとても愛おしいものでした。
六花にはAIとして歌う面とスタンダートとして歌う面があって、それぞれどんな特徴があるんだろう、とか。
ライブPさんの六花はサビの語尾の抜きからの呼吸感が気持ちいいな。「る」が「れ」ぽくなってるのってきっとテンションあがって口が開き過ぎたからなんだろうな、可愛いでやんの、とか。
kanariaさんの六花は曲と相まってダークキュートな調声。息を鼻と軟口蓋に当てて口角を意識したら再現できるかな、とか。
それぞれの六花が存在する、とはまさにこのことで、それらすべてを受け止めることはとても温かい気持ちにさせてくれました。
でも、でも。
そうやって考えてたこと、10%も表現できませんでした。「青山吉能」が音程を正確に取ることに必死になり、そのなかで見つけたファンの皆さんと過ごすライブの楽しさや眩しさを「青山吉能」が表現していました。
情けない。
一ボカロオタクとして、ボカロに人格を形成してもらった声優として、「声帯の人間が行う音声合成ソフトのライブ」の最高峰でありたかった。
そんな気持ちでステージを降りて、恐ろしい気持ちで「#rikka1st」をちらり。
そこにはたくさんの888888888(拍手の意)が流れていました。
あれっ喜ばれて・・・いる?
思い返せば、会場の皆さんも身体ごとサイリウムを振ってくださって、マスクで見えない表情をなんとか極限まで目を動かして表現してくださって、皆さんそれぞれとても楽しそうでした。
「最高!!」「新しい可能性を見た。」「こういうのもアリだなあ〜」等、直後からたくさんの興奮のお声を目にして、悔しくて潰れそうな気持ちが少しだけ安堵に変わりました。
それぞれの六花が存在する、それはわたしのなかにもあるものです。
ずっとこうあるべきだという固定概念でがんじがらめにされていたわたしを、「ライブ」を通して皆さんが解き放たせてくれました。
本当に本当にありがとうございました。
これからもっと傷は増えて、だけど人生は楽しそうなので、わたし自身のアップデートがすべて六花に降り注ぐように、これからも精進いたします。
ライブを共に作ってくださったtakapiraの皆さん、美佑as花梨先輩、香耶as千冬ちゃん、ハヤシケイさん。
ケイさんと共に歌うステージはあまりにも感無量でした。言葉にすると途端に陳腐になる気がして、写真のみ共有させてください。
そしてわたしと小春六花を出会わせてくださった、TOKYO6の赤迫さん。
書ききれないくらいお世話になった全ての皆さまにも、たくさんのたくさんの感謝を伝えます。
ありがとうございました!!!
これからまだまだ歩みを止めない六花一味のこと、どうぞよろしくお願いいたします。
話変わるけど
H/K。(話変わるけどのナウイ言い方)
皆さん、占いって信じますか?
わたしはというものの、ここ最近全く見なくなったし心も動かされなくなりましたが、占い自体はだ〜いすきです。わざわざ一時間電車に乗って占われに行くくらいには好きでした。占い好きそう、って言葉、ちょっと対象を小馬鹿にしている感じがしますよね〜
大昔、わたしの心が人生最大級にクサクサしていたとき、たまたま入ったお店の店員さんとお話していた流れで、熱烈におすすめされた占い屋さんがありました。
わたしは内容のない世間話のテイで「最近悩んでて〜ハハハ」と話してたんですが、徐々に店員さんが親身になりはじめ、
「ここのおばあちゃんに出会って!開業の土地選びとか人脈とかそれまでどん底だったわたしの人生がウンタラカンタラチンプンカンプン〜〜〜!」
怖すぎ。#出逢い#引き寄せ系の人間。
あまりの熱烈さ、それはそれはうさんくささ5億点くらいでした。が、好奇心と怖いもの見たさの精神と、お店もそこまで遠くなかったのもあり、その場で予約をとって行ってみました。(すごい)
初めて降り立つ駅にワクワクドキドキ、グーグルマップを片手に歩くこと10分ほどでその館に辿り着きました。ちゃきちゃきと仕切るお弟子さんに迎えられ待っていると、厳かな感じで推定80代くらいのおばあちゃんが奥から出てきました。くゆるお香、閉め切られたカーテン、そしておばあちゃん、言いました。
「いまから神と対話します。」
心の扉キィィバターーン!!!!!!!!
やっぱり5億点の採点は間違っていなかったかもしれない!!!!!
おかげさまでそこでなにを相談したかとかもうあまり覚えていないんですが、唯一、「あんた声優向いてないわよ」と言われた途端カッッチーーーン!!!!!神なんていない!!!!!!!!となったのを覚えています。
ただ、あまりにもクサクサしていたこともあり、いろんな助言を信じそうになりました。やはり心というものは状態の上下で簡単に判断を揺るがせてしまいます。
なにかに侵食されてわたしらしさが変わってしまうくらいならわたしはこのままでありたいと思います。
皆さんも、わたしがこうやって占いに行ってこんなことがあった、なんて言っていることすらどこまで本当かどうか分からないのですから、心を人に預け過ぎないようにしましょう。
それではこの辺りで終わります。
そういえば、わたしがTwitterにて毎週月曜「しいたけ占い!」と、つぶやいていたことを覚えていますか?
もうここ何ヶ月もやっていませんが、それには理由があります。
毎週やっていたあの時期、一度か二度それを忘れたりタイミングを逃したりしたときに、「しいたけ占いやってないですね(草)」と言われているのを見て、なんだかふとやる気が地の底へ行きキッパリやめました。あと最近ボーギュエ(意訳)からしいたけ占いが届かなくなったというのもあります。
それではさようなら。
青山吉能
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編集担当:川野優希
撮影 ぷ馬(@puma2525)