MARiA(メイリア)さん・2ndソロアルバム「Moments」インタビュー|誰もが経験したことのあるような“瞬間”の気持ちを歌った楽曲が満載! ワンマンライブの目標はみんなと“瞬間”を一緒に楽しむこと
「カフェラテのうた」は、3人がクリエイターとプロデューサー両方の目線を持っていたからこそ生まれた楽曲
――4曲目は「カフェラテのうた feat. luz」。先ほどのMVのお話でも出ましたが艶っぽい楽曲です。3人のどんなやり取りから生まれた楽曲なのでしょうか?
MARiA:話し合いの中で「やっぱりセクシーなやつがいいよね、ファンも絶対それを求めているし」「男女の駆け引き」「夜っぽいイメージ」「サウンドは絶対ジャジーな感じで」といった言葉が出てきて。堀江くんが「OK! 任せて!」と言って、みんなの大好物が詰まった素敵な楽曲を上げてきたので「やっぱ天才じゃん!」と思いました。
3人がクリエイターとして今まで生きてきた中で得たものを詰め込んでいるというか、全員ネットカルチャーで生まれているからこそ、「みんなが喜んでくれる作品はこうだよね」というイメージが共通していて。ファンが喜ぶ目線と、自分たちがフィットするものがバッチリはまっていたと思います。
レコーディングでもアイデアがたくさん出ましたし、全員が意見を言い合えるのがすごくよかったです。
――全員がプロデューサー目線を持っていたこともよかったのかもしれませんね。
MARiA:確かに、クリエイター目線だけだとぶつかる可能性もありますが、みんな自分のキャラクターも見えている印象だったので、「作り方が一緒なんだな」と感じました。MVの撮影のときも luzくんが見せ方や構成の提案をガンガン言ってくれて楽しかったです。「そうそう!」の連続でした。
――5曲目「君といたい」はとにかく王道という印象が強かったです。
MARiA:超ストレート王道ポップスですよね。ガルニデはポップスではないですし、逆に普段歌わないジャンルなので新鮮でした。サビで張るのではなく、逆に抜いて広がっていくような歌い方も珍しくて。
――前作でもありましたが、MARiAさんが歌う“キミ”はすごく刺さります。
MARiA:“キミと過ごす瞬間”“キミがいて生まれる瞬間”といった感じで、今回は全体を通して“キミ”に向かって歌っている曲が多く、一貫しているテーマだと思います。
――6曲目の「Heartbreaker」は早川(博隆)さんが作られているからか、GARNiDELiAっぽい印象も受けました。間奏が長尺となっていますが、どういった意図があるのでしょうか?
MARiA:「うたものがたり」のライブで披露した楽曲で、そのときに間奏で踊ったのですが、早川くんがそこからさらに長くしたいとのことで。「たっぷり躍らせてくれるのかな?」と思います。