映画『バズ・ライトイヤー』プロデューサーのギャリン・サスマンさんが語る、作品に込められた誰もが共感できるメッセージとは!?

世界中を感動の渦で包み込んできた『トイ・ストーリー』シリーズ。その登場キャラクターであるバズ・ライトイヤーの原点を描く最新作『バズ・ライトイヤー』が、2022年7月1日（金）より公開中です。

まるでアトラクションに乗っているかのような臨場感を味わえる本作ですが、たとえどんな場所が舞台でも物語やキャラクターに共感できるのがピクサー映画。

プロデューサーを務めたギャリン・サスマンさんは「間違えた決断を悔やみ続けるのではなく、目の前のできることに全力を尽くすことが大事」という、誰もが共感できるメッセージを作品に込めたことを明かしました。

　
本作の主人公“スペース・レンジャー”バズ・ライトイヤーは、『トイ・ストーリー』シリーズのアンディ少年が人生を変えるほど夢中になった大好きな映画の主人公で、本作はその＜映画＞の物語。
　
責任感は強いが他人に頼ることが苦手なバズは、自分の力を過信したために1200人もの乗組員と共に危険な惑星に不時着してしまいます。みんなではるか遠い地球に帰還するためバズは困難なハイパー航行を何度も繰り返すも、辿り着いたのは“62年以上の時間が経った世界”でした。
　
そんなバズの失敗についてギャリンさんは、「大きなミスをしてしまったという罪の意識に苛まれたバズは、その過ちを正したいという思いに心を奪われてしまいます。この物語の舞台は確かに宇宙です…。しかし、それでもなお、私たちの誰もが人生のあらゆる場面で直面することが描かれています。人は間違った決断をしてしまうことだってありますが、その決断を悔やみ続けることに人生を費やすのではなく、目の前にある自分にできることに全力を尽くすことが大事だと思うんです」と、本作を通して伝えたかったメッセージを明かしました。
　

　
ピクサーといえばこれまでも奇想天外なキャラクターやストーリーを描きつつ、見る人に〈共感〉を与えてきました。メキシコの“死者の日”をカラフルな世界観で描いた大ヒット作『リメンバー・ミー』では、親から子へと繋がれる家族の絆が描かれ、メキシコ文化に詳しくない人でも誰もが共感できる作品となりました。
　
また今年の3月に配信された、ときどきレッサーパンダに変身してしまう女の子が主人公の『私ときどきレッサーパンダ』も、レッサーパンダが主人公でありながら誰もが共感する思春期の思い出が描かれました。
　
本作もこれまでのピクサー作品と同様に共感必須のポイントがいくつもあり、バズの新たな仲間となる“ジュニア・パトロール”のメンバーの〈モー〉の声を務めたタイカ・ワイティティさんも「この映画のテーマにはすごく共感できる。責任を取ることとか、誰かにとってのヒーローでありたいと願う気持ちとか。あとは、今ここにはない、実際に触ることのできない、未来にある何かを求めるという姿が描かれることとかね」と語っています。
　
誰よりも仲間思いな“おもちゃ”バズの誕生に隠された、シリーズ最大の感動物語。壮大な宇宙を舞台としたバズの成長に、共感すること間違いないでしょう。
　

　
“誰よりも仲間思い”のバズ・ライトイヤーの誕生には、涙なしには語れない深い物語があった──。バズとウッディたちの絆が世界中を感動の渦に巻き込んだように、本作でもスペース・レンジャー“バズ”と新たな仲間との絆がどんなドラマを生み出すのか………!？
　
この夏、ディズニー＆ピクサーが、まるでアトラクションを体験しているかのような壮大な映像美や、誰もが予想もできない驚きの物語で世界中に新しい感動を届けます。無限の彼方へ、さぁ―。