この記事をかいた人
- タイラ
- 99年生まれ、沖縄県出身。コロナ禍で大学に通えない間「100日間毎日映画レビュー」を個人ブログで行いライターに。
週刊少年ジャンプにて連載されていた鬼才・藤本タツキ先生による人気コミック『チェンソーマン』。
2022年7月12日(水)より「ジャンプ+」にて読者待望の『チェンソーマン』第2部の連載がスタートしました。
ファン全員で、『チェンソーマン』の世界を共に楽しむべく、本稿では8月3日(水)より公開された第101話「放課後デビルハンター」の最速レビュー・振り返りを行います!
やっと「戦争の悪魔」のあだ名が決定! その名もヨル! 筆者もこの記事を書きながら「戦争の悪魔って名前長いよ~」と奇しくもアサと同じことを考えていたのですごく助かりました。
意気投合したアサとユウコですが、ヨルは彼女を早速武器にしようとするし、久しぶりのコウモリの悪魔も登場して物語が大きく動く予感!
アサとユウコは、親を悪魔に殺された同じ境遇を持っていた。
意気投合した2人は、デビルハンターになってバディを組むことを約束する。
しかし、ヨルこと戦争の悪魔は「ユウコを殺して武器にする」とアサに持ちかける。ユウコとの関係を壊したくないアサはヨルの提案を断り、放課後デビルハントへと向かう。
そこに巨大なコウモリの悪魔が現れて……
今週は先週に引き続いてアサとユウコの関係が描かれましたね。加えて街の様子や、悪魔による被害がまだまだ収まっていない事など、第二部の世界観が徐々に見えてくるエピソードになっています。
また前述の通り、戦争の悪魔が自らを「ヨル」と名乗りました。これによって筆者のタイピングが楽になるだけでなく、アサ、ユウコ、ヨルの関係性について色々と思索できるようになりましたね。
ヨルは2人の名前を面白がって自分も時間帯(朝、夕、夜)に関連する名前を付けたんでしょうか? アサに乗り移る前はよだか(といえば宮沢賢治ですね!)の姿をしていたのでメタ的に考察するのも面白そうです。
そんな3人の前に第1部で殺したはずのコウモリの悪魔が登場。しかもヨル曰くまだ勝てないとのこと。彼が強くなってしまったのか、「戦争」に対する恐怖が薄くなってしまったのかわかりませんが、無事に逃げ切ることができるのでしょうか。
筆者的には吉田くんが助けに来るのでは?と予想しています。もしかしたら「主役なのに未だ登場していないマン」かも!
「#チェンソーマン 第二部」
— チェンソーマン【公式】 (@CHAINSAWMAN_PR) August 2, 2022
ジャンプ+にて
本日は最新第101話が配信されました!
※第102話は1週空いて8/17(水)配信予定です
▼「チェンソーマン」第101話はこちらからhttps://t.co/A6wRUrJYld
今回はヨルについて新事実が語られました。
1つは、“武器にするものの罪悪感が高いほど強い武器になる”
アサにとっては意地悪な仕様ですが、「戦争」というのはそういった側面もありますよね。しかもこれによってよりドラマ性があがります。アサが誰かを大事にすればするほど、ヨルの目的に近づいていく。
考えてみれば、自分のもの(自分に惚れている)という定義も残酷ですよね。吉田のようなイケメンならありえますが、誰かに好きになってもらうということは、その相手の事も思いやる事が必須。つくづく憎らしい能力です。
2つ目は、“アサが猛烈に恐怖を感じると体を乗っ取れない”ということです。
恐怖という感情は『チェンソーマン』の世界において特別(悪魔の原動力なため)なので、ヨルにもコントロールすることができないようです。しかしかなり激しく心が動いた時にも乗っ取れない可能性も捨てられないですよね。そうなると大部アサが有利にも見えます。
最後はドタバタとコウモリから逃げちゃって、ヨルにツッコミをいれられるアサとユウコ。懸念していた3人の関係の終わりはもう少し後になりそうで安心しました。
99年生まれ、沖縄県出身。コロナ禍で大学に通えなかったので、「100日間毎日映画レビュー」を個人ブログで行い、ライターに舵をきりました。面白いコンテンツを発掘して、壁に向かってプレゼンするか記事にしています。アニメ、お笑い、音楽、格闘ゲーム、読書など余暇を楽しませてくれるエンタメや可愛い女の子の絵が好きです。なんでもやります!