「VALSHEを象徴・体現するものをステージからご覧頂ける場所に」|ライブツアー「VALSHE LIVE THE UNIFY 2022 ～Follow the Tracks～」を控えたVALSHEさんにツアー直前インタビュー！

『名探偵コナン』主題歌を始め、多数の作品タイアップ曲を歌い、2021年末には6thミニアルバム「ISM」を発売したシンガー・VALSHEさん。そんなVALSHEさんのライブツアーが、2022年9月15日～23日にかけて開催されます。

アニメイトタイムズでは、ライブツアーを控えたVALSHEさんにインタビュー！　ライブへの意気込みや、先日行われたFCイベントの感想などをお聞きしました！

開催することができなかった10周年と12周年のアニバーサリーを祝うステージに

──7月に行われたVALSHE FCイベント「if VALSHE～並行世界のVALSHEたち～」はいかがでしたか？

VALSHEさん：約一年ぶりのFCイベントということもありファンの皆さんとの時間が先ず嬉しくて。
FCイベントは、クリエイティブな人間で構成されているチームVALSHEの腕の見せ所でもあり、毎度イラストをはじめ声、映像、音楽を惜しみなく注いだハイカロリーな演出を作り上げているのですが、今年は群を抜いていましたね。
演者としても制作者としても、大変やりがいのある幸せな時間になりました。

──そして、久しぶりのLIVE THEシリーズが開幕します。2020年の思いも込めてのツアーになると思いますが、今回のツアーが決まったときのお気持ちをお聞かせください。

VALSHEさん：10周年LIVEでは、当初より「LIVE THE」シリーズを、と考えていました。
今ツアーは2020年に開催することができなかった10周年と、12周年のアニバーサリーを祝うステージになります。本来アニバーサリーLIVEは“これまでの成長や感謝を届ける場”という考えなのですが、今年は純粋に12年分の…というところで、身が引き締まる思いですね。

──“LIVE THEシリーズ”について、どのようなコンセプトのライブかなどを教えていただけますと嬉しいです。

VALSHEさん：LIVE THEシリーズと言っても続編モノという扱いではなく、明確に決まっていることはないのですが、感覚的に「THE VALSHE」的な、王道な、ど真ん中のVALSHEを見ていただけるステージを作っているのが所謂LIVE THEシリーズだと思っています。
新しい要素が中心のコンセプトや、奇を衒うことよりも、VALSHEを象徴・体現するものをステージからご覧頂ける場所かなと。

──「VALSHE LIVE THE UNIFY 2022 ～Follow the Tracks～」という、タイトルに込めた思いについて教えて下さい。

VALSHEさん：先ほどお話にあった“LIVE THE”シリーズに、10周年の際に掲げた“UNIFY”という言葉を託しました。アニバーサリーツアーでは、ファンの皆さんが応援し支えてきてくれた日々を経て成長した姿を見せたい気持ちもあれば、予定調和ではない、LIVEだからこその一瞬一瞬を大切にしたいし発見していきたい思いもあって。
そのすべてが、軌跡を辿る時間になっていて欲しいという思いでタイトルをつけています。

──初日の<ファンクラブ限定プレイベント>は、他のライブとは違う仕掛けがあるのでしょうか？　先の通り、この日は誕生日当日。VALSHEさんがファンの方たちに“してもらいたいこと”はありますか？

VALSHEさん：プレイベントはツアー初日の開幕前、FCメンバーであるOTHerと顔を合わせられる貴重な時間になるかと思います。まだ具体的な内容は今の時点では煮詰めていないのですが、ツアーに向けて自分自身の熱量も最高潮だと予想されるので…シンプルな内容にしたいですね。なんというか、嵐の前の静けさを一緒に体感してもらいたいというか。
楽しみでわくわくした気持ちと同時に、皆で一緒に緊張してるような（笑）。
ステージとフロアというLTUツアーの前に、同士としての時間を作りたいと今は思っています。

アニバーサリーLIVEなので感謝を伝えたい

──今回のツアーならではの “VALSHE ism”も発信されるのではないかと思いますが、今回のライブのポイントや、VALSHEさんが特に見せたいところを教えていただけますか？

VALSHEさん：実際にステージに立ったとき、どんな思いで、どんな過去を振り返って、何を発したくなるのかはその場になるまでわからない部分も多くて。
今回のLIVEはアニバーサリーLIVEなので、とにかく感謝を伝えたいということ、自分自身の今時点での全力を届けたいということ、大きくはこの二つです。

──今回のツアーでVALSHEさんのライブに初めて行く、という方がいらっしゃるかもしれません。心構えといいますか、何か覚えておいたほうがいいことなどありますか？

VALSHEさん：LIVE THEシリーズは王道なVALSHEがたくさん観られると思うことと、アニバーサリーLIVEでは新旧問わずVALSHEを彩ってきた多くの代表作品が聴ける場所でもあり、実は初めての方にはとてもおすすめなLIVEコンセプトなんですよね。
“全員でLIVEを作って楽しむ”以外にVALSHE LIVEに決まりはないです。
気軽に遊びに来て欲しいですね。

──コロナ禍のライブで制限もある中ですが、声が出せないからこそ感じる熱気もあると思います。VALSHEさん自身、どのように感じられていますか？

VALSHEさん：今でも思うのは、今年の「ISM」ツアーではとんでもない光景を見ていた、ということ。
声が出せないことが本質的にひとつのデメリットにもなっておらず、表情のひとつ、全身で、フルライブにおいて途切れることない熱量を持って一人一人が確かな覚悟でそこに立っていて。嬉しいとかそういう感情では言い表しがたい、なんというか、とんでもない仲間を連れてここまで来たなって、震えますね。
一朝一夕で真似できない関係を築いてきた自信と誇りです。

──今回のバンドメンバーについても、お話できる範囲で教えてください。

VALSHEさん：これまで多くのVALSHEステージを共に戦ってくれたチームVバンドメンバーで臨もうと思います。バンドにもダンサーにもそれぞれ色濃い思い出や歴史がありますけど、自分のステージでの在り方のようなものの可能性を広げてくれたバンド編成は得た経験値が特に大きいので、それを最大限発揮できる形で披露できればと思っています。

──今年も残り半分を切ったタイミングです。少し気が早いですが、「VALSHE LIVE THE UNIFY 2022 ～Follow the Tracks～」以外の活動についても、現在お話できる範囲で教えて下さい。

VALSHEさん：アニバーサリーツアー以外にも、今まさに水面下で同時進行していることや、この先に動き始めるものまで。まだファンの皆さんに内緒にしていることはいくつかあって。
12年という大きな航海があるからこそ、余裕をもって、だけど丁寧に取り組めることに自信を持った活動が出来ればと思っています。つまり…まだ内緒です、お楽しみに（笑）。

──最後に、ライブを楽しみにされている方に向けてお一言お願いします。

VALSHEさん：胸を張って、拳を掲げて、一緒にやってやりましょう。

[インタビュー・文：逆井マリ]

ライブ概要

VALSHE LIVE THE UNIFY 2022 ～Follow the Tracks～

●2022年9月15日（木）
東京：duo MUSIC EXCHANGE
<ファンクラブ限定プレイベント>
OPEN 15:00 START 15:30
チケット料金：全席指定 ¥4,400（税込）
＜LIVE＞
OPEN 18:00 START 18:30
チケット料金：全席指定 ¥6,600（税込）

●2022年9月17日（土）
大阪：umedaTRAD
OPEN 17:00 START 17:30
チケット料金：全席指定 ¥6,600（税込）

●2022年9月19日（月・祝）
愛知：SPADE BOX
OPEN 17:00 START 17:30
チケット料金：全席指定 ¥6,600（税込）

●2022年9月23日（金・祝）[FINAL]
東京：品川インターシティホール
OPEN 17:00 START 17:30
チケット料金：全席指定 ¥9,900（税込）

＜チケット＞
※ドリンク代別途必要
※未就学児入場不可
※9/15 東京15:30～の<ファンクラブ限定プレイベント>公演はおひとり様2枚まで。申込者・同行者ともにFC会員の方に限ります。
※その他公演はおひとり様1公演につき4名までのお申し込みが可能です。

■チケット一般発売日：2022年8月29日（月）10:00～
チケット販売の詳細は公式サイトをご参照ください。

公式サイト