秋アニメ『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION』『ベルセルク』の大ファン&声優出演するケンドーコバヤシさんが見どころを語る!
「黄金時代篇」で好きなシーンはガッツとグリフィスの対マン勝負!
――また劇場版『ベルセルク 黄金時代篇 I覇王の卵』の舞台挨拶で、バズーソの装備で出演されていましたね。
ケンコバ:オーストラリアに鎧を身にまとって戦う「アーマードバトル」というスポーツがありますが、そこで使われている鎧を用意していただきました。すべて着ると100キログラムあるそうで、正直めちゃめちゃしんどかったです。重いし、痛いし。肉体へのケアがほとんどない作りになっていて、更にサイズも若干小さくて、箇所によっては皮膚に食い込んで。今、当時の写真を見ても、意識がもうろうとしているのが目でわかります。
――でも実感できたことで、作中のキャラクターたちがどれほどの重さや負担を抱えていた戦っていたのかもわかるいい機会だったのでは?
ケンコバ:歴史の本を読むと、合戦ではみんな戦っていなかったみたいですね。前に出たら動きが鈍くなってやられるので、合戦は持久戦で、いかに後方のいいポジションをとるのかの争いだったと。
――その「黄金時代篇」の印象や好きなシーンをお聞かせください。
ケンコバ:ガッツとグリフィスの対マンですね。1回目はグリフィスがガッツの肩をはずして勝つというUWF(1980~90年代に独自のスタイルで一世を風靡した格闘技プロレス団体)的な試合でした。2回目のせつなさはよかったですね。僕も「何でやねん! ガッツ!」という想いが強かったです。グリフィスたちとせっかく仲間になったのに、ガッツはなんてシャイであまのじゃくなんだろうと。
もし「ベルセルク芸人」が実現したら黒犬騎士団を引き連れて「ヒャッハー!」したい
――他の芸人の方で『ベルセルク』が好きな方はいらっしゃいますか? またこの役を演じさせたいという芸人さんやタレントさんはいますか?
ケンコバ:くっきーが大好きなので、実写化したらベヘリットで使ってあげたいですね。そもそも彼はベヘリット顔なので(笑)。
――芸人さんの間では『ベルセルク』ファンは多いんですか?
ケンコバ:多いですよ。世代的にみんな好きなんじゃないですか?
――ケンコバさんから「この作品おもしろいよ」と薦めたことはありますか?
ケンコバ:ザコシショウには僕が薦めたかも。
――もし番組企画で「ベルセルク芸人」をすることになったら、どんなことをアピールしたいですか? また他のメンツは誰を選抜しますか?
ケンコバ:メンツは局に任せますが、僕はコスプレできれば。みんながスタジオでしゃべっている時に黒犬騎士団をひき連れて、「ヒャッハー!」したいですね。
――「ベルセルク芸人」が実現する可能性はあると思いますか?
ケンコバ:あると思いますが、僕が決めることではないので。
――ケンコバさんの力で何とかなりませんか?
ケンコバ:そんな力ないですよ! でもいつかありそうな気はします。
このTVシリーズで連載再開を全世界に伝えたい。まだ未体験の方には今回の「黄金時代篇」は入門編としても最適!
――改めて、これから放送が始まる『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION』の見どころをお聞かせください。
ケンコバ:「黄金時代篇」は劇場版3部作として公開されましたが、今回はその劇場版に新規カットが入っていたり、「夢のかがり火」のエピソードも追加されているそうなので楽しみです。「夢のかがり火」はメローでせつない話ですし、旅立ちに直結するエピソードでもあるので、特に10代、20代の若い人に見てほしいです。
――皆さんへメッセージをお願いします。
ケンコバ:原作やアニメをご覧になってくださった方はきっと見るでしょうね。ただ連載が復活したことを世に広めなくてはいけないので、その役割を今回のTVシリーズと我々で担っていければと思っています。まだ『ベルセルク』に触れたことがない若い人は、これまで見る機会がなかったかもしれないので、一からあの冒険を楽しめるのかと思うとすごくうらやましいです。僕らは次の単行本をずっと待ち続けてきたので、今なら一気に読めるのもいいですね。
また『ベルセルク』初心者の人には今回の「黄金時代篇」から見るのはいいかもしれませんね。少年期から始まるので、これを見てからコミックやアニメの1巻を見れば順序通りに楽しめますから。
――そしてケンコバさんが演じるバズーソの活躍も見どころですね。
ケンコバ:「言ってたほど活躍してないぞ」と言われるのが怖いので、期待してくださいとは言いませんが(笑)、ぜひ見てください。
メイク:島田聖香
スタイリスト:作山直紀
鎧・武器:キャッスル・ティンタジェル
TVアニメ『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION』作品情報
放送情報
2022年10月よりTOKYO MXほかにて放送開始!
・TOKYO MX 10月1日(土) 24:30-
・とちぎテレビ 10月1日(土) 24:30-
・群馬テレビ 10月1日(土) 24:30-
・BS11 10月1日(土) 24:30-
・アニマックス 10月16日(日)23:00~
配信情報:
ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、NETFLIX、WOWOWオンデマンド、GYAO!、ひかりTV、FOD、バンダイチャンネル、Hulu、auスマートパスプレミアム、TELASA ほかにて配信予定
イントロダクション
全世界累計発行部数5000万部突破(2022年現在)日本を代表するダーク・ファンタジー超大作がTVシリーズとして放送決定!
1989年の連載開始から今もなお孤高の存在として本格ダーク・ファンタジーの軌跡を現代漫画界に刻み続けている『ベルセルク』(著・三浦建太郎/白泉社『ヤングアニマル』連載)。
ファンの間でも最も人気が高い“黄金時代”を三部作で映画化し、2012年~13年に日本をはじめ世界16カ国で公開しました。そして2022年、劇場公開から10年の時を経て、『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION』として2022年10月よりTVシリーズにて地上波初登場を予定。
【黄金時代篇三部作】
2012年2月4日公開 『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』
2012年6月23日公開 『ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略』
2013年2月1日公開 『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』
今回の放送では2012年の劇場公開時にはなかった原作人気シーンの一つでもある「夢のかがり火」など原作珠玉の名シーンが、劇場版同様に恩田尚之総作画監督のもと新規カットとして追加することが決定!さらに、既存カットも、数百カットに手を加え、リマスターとしてバージョンアップ!
新規カットには、平沢進、鷺巣詩郎による、新たな楽曲提供が決定。
ストーリー
己の剣だけを信じてきた。友も家族も帰る故郷もない──孤独な剣士ガッツは、百年戦争に揺れる地を傭兵として渡り歩いていた。身の丈を超える長大な剣を自在に操り、強大な敵をいとも簡単に倒すガッツ。そんな彼に目をつけたのが、傭兵集団“鷹の団”を率いるグリフィス。
美しい姿からは想像もつかない統率力を持ち、大いなる野望を秘めたグリフィスは、自らの夢を叶えるためにガッツを決闘で制し、鷹の団に引き入れる。数々の激戦を共にくぐり抜けるうちに、信頼で結ばれていく仲間たち。なかでもグリフィスとガッツの絆は、今や特別なものとなっていた。
やがて鷹の団はミッドランド王国の正規軍にのし上がるが、それはグリフィスの目指す頂点へのはじめの一歩にすぎなかった。一方ガッツは、グリフィスの「夢」に取り込まれ剣を振り回すだけの人生に疑問を抱き始める。だが、ガッツはまだ知らない。果てなき夢が二人に与えた、恐るべき宿命を──
STAFF
原作:三浦建太郎
メモリアル・エディション監督:佐野雄太
劇場版監督:窪岡俊之
脚本/メモリアル・エディション脚本総監修:大河内一楼
キャラクターデザイン/総作画監督:恩田尚之
アニメーションディレクター:岩瀧智
美術監督:中村豪希 竹田悠介 新林希文
動画検査:梶谷睦子 加来由加里
色彩設計:成毛久美子
CGI監督:草木孝幸 廣田裕介 斉藤亜規子 今中千亜季
編集:重村建吾
音響デザイン:笠松広司
音楽:鷺巣詩郎
オープニングテーマ:平沢進「Aria」(テスラカイト)
エンディングテーマ:中島美嘉「Wish」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
アニメーション制作:STUDIO4℃
CAST
ガッツ:岩永洋昭
グリフィス:櫻井孝宏
キャスカ:行成とあ
ジュドー:梶裕貴
リッケルト:寿美菜子
ピピン:藤原貴弘
コルカス:松本ヨシロウ
ガストン:矢尾一樹
バズーソ:ケンドーコバヤシ
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